BTS(防弾少年団)、ラスベガス公演に約20万人が大熱狂!負傷中のジンにメンバーから激励も「最高だった…絶対に忘れない」(総合)

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写真=BTS 公式Twitter
BTS(防弾少年団)が約20万人の観客を動員した米ラスベガスコンサートを大盛況のうちに終えた。さらに6月のカムバックも電撃予告し、世界中のファンの期待を高めた。

BTSは4月16日(現地時間)、ラスベガスのアレジアント・スタジアムで単独コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LASVEGAS」を開催した。8日を皮切りに、9日、15日、16日まで計4回の公演を開催し、1回につき5万人、計20万人の観客と会った。

「ON」で幕を開けたBTSは「FIRE」「DOPE」「DNA」を連続して熱唱し、会場を盛り上げた。「BTSのラスベガス公演の最終日に来てくれた皆さんを歓迎する」と話し始めたBTSは、順番に「公演を楽しんでほしい」「来てくれてありがとう」「今日は一緒に楽しもう。ありがとう」と言い、ライブプレイでの生中継、Weverseでの生配信で公演を観覧しているオンラインの観客にも挨拶した。

続いてBTSは「Blue&Grey」「Black Swan」「Blood Sweat & Tears」「FAKE LOVE」「OUTRO」まで続くメドレーや「Life Goes On」「Boy With Luv」「Dynamite」「Butter」「Outro : Wings」「Stay」「So What」のメドレーステージ、「IDOL」「HOME」「Anpanman」「Go Go」などを相次いで披露した。

同日、BTSはこれまでの公演同様、ソロやユニットステージなしに、グループとしてのステージのみで公演を展開した。アーティストとしては体力的な負担が少なくない挑戦だったが、貴重なファンとの対面公演であるだけに、長い時間ファンと触れ合いたいという願いを込めて決断したという。

広い会場を埋め尽くした5万人のARMY(ファンの名称)は、熱い歓声と合唱でBTSの情熱的なステージに応えた。BTSの公演ならではのARMY BOMB(公式ペンライト)のウェーブ応援も欠かせない見所だった。

エンディングステージではそれぞれが英語で感想を述べた。スタートを切ったジョングクは「ラスベガスで4回も公演をした。本当に素晴らしい。ARMYの前で情熱的に公演できてとても幸せだった。皆さんは本当に素敵だ。今この瞬間は僕にとってすごく大切だ。こうやって皆さんに会えて嬉しい。そしてこれは終わりではない。皆さんは僕が毎日笑顔でいられる理由だ。僕も皆さんが笑顔でいられる理由になりたい。皆さんが安全に過ごし、幸せであってほしい」と感想を語った。

J-HOPEは「ラスベガスでの最後の夜だ。一ヶ所の都市にここまで長く滞在したのは初めてだ」とし「ラスベガスで過ごした3週間がとても大切だ。僕たちに特別な思い出を作ってくれて感謝している。ラスベガス公演を楽しんでくれたすべてのファンに感謝していると伝えたい」と付け加えた。

またJ-HOPEは、3月に指を負傷して手術をしたにもかかわらず、ギプスをしてコンサートに積極的に参加したジンに韓国語で感謝を述べた。

彼は「実は、BTSのステージで誰か1人が抜けるのはとても大きなリスクだ。しかし、健康第一なのでそれを考えてでも健康を優先するのがメンバーたちだ。しかし今回、ジン兄さんは本当に違っていた。練習の時も空白が感じられないように最善を尽くしてくれたジン兄さんに、皆さんも大きな拍手と歓声を送ってほしい。今回のラスベガス公演は全く空白が感じられなかった。兄さんは最高だった」と話した。ジンは「顔が赤くなっちゃう。急にどうしたの」と恥ずかしがった。

Vは「ここでたくさんの方々に会った。誰の歓声が一番大きいか、見てみよう」と観客の熱い歓声を誘った。また「コンサートに来てくれて、楽しんでくれてありがとう」と感謝を伝えた。

「皆さん、楽しんでますか?」と英語で声をかけたジミンは、続いて韓国語で「今日一日、こうやってまた一生懸命ステージを披露した。その中で最も思い出に残っているのは皆さんの歓声だ。実は、韓国でもコンサートをやってきたけれど、ファンの皆さんの声を聞くことはできなかったので悲しかった。今回のラスベガス公演ですべてが慰められ、本当に感謝している」と話した。

また「慰められたのもあるし、僕たちがこれまでの活動の中で、とても頑張れて幸せでいられたのは全部皆さんのおかげだと改めて思えた。心より感謝している。メンバーのおかげもあるけれど、皆さんのおかげでとても幸せなラスベガス公演だった。明日、僕たちは帰るけれど、また絶対に早く戻れることを祈る。愛している」と付け加えた。

ジンは「さっき、J-HOPEがとても僕を良く言ってくれたけれど、実は僕がグループに迷惑をかけた部分が多かった。僕たちは7人でワンチームとして動くので、こうなってはいけないのにミスで(指を)負傷した」と明かした。これを聞いたVは「But no 迷惑。Okay?」と慰めた。

ジンは「怪我をしたにもかかわらず、メンバーが助けてくれて、こんなにも素敵なステージを披露することができた。この場を借りてBTSに、うちのグループにありがとうと伝えたい」と付け加えた。

SUGAは韓国語で「韓国で歓声のない公演をしてから感じた。歓声がない公演は本当に簡単ではないと……」とし「間違いなく歓声を聞いてこそ生きていると感じられる。3週間の日程が終わったけれど、心より楽しんでくれた皆さんに感謝している。今回のラスベガスは絶対に忘れられない。ありがとう、愛している」と述べた。

RMは「僕たちの『Permission to Dance』はついに終わった」とし「まるでシンデレラになったような気分だ。皆さんの愛があってこそ可能だった」と話した。

また、2014年に米ロサンゼルスで撮影したMnetリアリティ番組「アメリカン・ハッスル・ライフ」の頃に触れ、メンバーたちと“公演を見に来てほしい”とロスの街でチラシを配っていた時代を振り返った。RMは「アメリカは当時まだ僕たちを知らなかった。2017年に初めて『Billboard Music Award』に招待された」と回想した。

RMは最近、午前6時にアレジアント・スタジアムでジョギングをし、考えたことがあるとし「1つは確実だった。この愛を当然だと思わないのことは確信できる。僕が知っている唯一のものはそれだ。すべてに感謝している」とファンへの愛情を表した。

最後に彼は韓国語で「来てくれて本当にありがとう。これから僕たちはもっとカッコよく頑張りたい」とし、メンバーたちを抱きしめた。RMは「僕たちのショーは終わるけれど、人生は続く。僕たちと一緒に踊って歌ってほしい。本当にありがとう」と付け加えた。

最後の曲は「Permission to Dance」。BTSは「ダンスは好きなように、許可を取ることなく思いっきり踊っていい」という今回のツアーのキーとなるメッセージを届け、公演を締めくくった。

コンサート終了後、現場のLEDスクリーンとWeverseの生配信の画面では、ニューアルバムでのカムバックが電撃予告された。同映像ではBTSのこれまでの活動の模様が順番に公開された後、「WE ARE BULLETPROOF(僕たちがBTSだ)」「2022.06.10」という文字が登場した。

BTSのアルバム発売は2020年11月に発売されたアルバム「BE」以降、約1年7ヶ月ぶりだ。その間、BTSは2021年5月に英語シングル「Butter」、2021年7月に英語シングル「Permission to Dance」を発売し、米ビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」で連続1位を記録した。6月にリリースされるニューアルバムには、どのような音楽とメッセージが込められるのか、早くも期待が高まっている。

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記者 : ファン・ヘジン