「クレイジーラブ」f(x) クリスタル、自身の言葉を信じないキム・ジェウクを連れ病院へ【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「クレイジーラブ」でキム・ジェウクとf(x)クリスタルが交際を始めた。しかし、キム・ジェウクの記憶喪失の演技が、ユ・イニョンにバレてしまう危機に直面し、緊張感を高めた。

12日に韓国で放送されたKBS 2TVの月火ドラマ「クレイジーラブ」第12話では“ミミカップル”ことノ・ゴジン(キム・ジェウク)とイ・シナ(クリスタル)の間に甘い雰囲気が漂った。

ゴジンはシナの通勤を送迎したり、誰が見ていても堂々と握った手を離さなかった。GOTOP教育の代表講師3人組キム・チャベ(チョン・ソンホ)、コン・ヒチョル(キム・ギナム)、イ・ミシェル(イ・ミジン)を呼び、講師が夢のシナのためにアドバイスをするよう頭を下げて頼んだりもした。サランクン(恋人に夢中な人)に生まれ変わった彼の特別な外助(妻へのサポート)だった。手作り料理も振る舞った。料理が苦手で、決して食べられるような出来ではなかったものの、それさえシナを笑顔にさせた。

しかし、ゴジンはこの瞬間を思いっきり楽しむことができなかった。なぜなら、シナの脳腫瘍という診断が誤診であることを知らなかったためだ。色々なサプリメントを買って、シナの家の家具を変え、掃除と防疫を徹底し、有機栽培食品で冷蔵庫を満たした。GOTOPは専門の経営者に任せて引退を決心するほど、シナのために全ての時間を惜しみなく投資し、最後まで彼女を守ると誓った。

結局、シナは誤診であったと言っても信じない彼を病院へ連れて行き、誤診であることを直接確認させるしかなかった。彼の最初の反応は怒りだった。これによりシナは、彼の自身に対する感情は、愛ではなく同情だと誤解した。

しかし、彼はすぐにシナを抱きしめ、真心を伝えた。自身のせいで癌にかかって苦しみ、両親と祖母のように自身を置いて居なくなってしまうことが死ぬほど怖かった言った。シナはその切ない気持ちを愛のキスで慰めた。そうして、もう一度お互いの気持ちを確かめた2人の愛は今までよりも深まった。

しかし、これほど甘い“ミミカップル”の前には暗雲が立ち込めていた。まず、オ・セギ(ハジュン)の陰謀があった。彼の目標は、ゴジンを代表から退けることだった。

講師たちの間でゴジンに対するデマを流し、経営陣には脱税を証明する二重帳簿を渡し、ゴジンが記憶喪失状態であると伝えた。GOTOPの裏の株主であるイルプムEDUのパク・ヤンテ(イム・ウォニ)には「12年前のノ・ゴジンの墜落が再燃するだろう」とし、近いうち開かれる臨時株主総会で代表解任に賛成するよう促した。

ゴジンの初恋であるペク・スヨン(ユ・イニョン)も加わった。スカウトを提案したシナを粘り強く説得し、ゴジンには、シナが本当の婚約者なのか疑問を提起した。どうにかして2人を引き離すことが目的だったのだ。しかし、シナは提案を断り、ゴジンは「本物であれ、偽物であれ、それとは関係なく、シナを愛している」と強調した。するとスヨンは切り札を取り出した。「あなた、今までよく騙したじゃない。全部知ってる。あなたは記憶障害ではない」と言った。

まだ記憶喪失の演技が止められないゴジンが、果たしてこの危機から逃れることができるだろうか、緊張感を漂わせるラストシーンだった。「クレイジーラブ」は、毎週月曜日と火曜日の午後9時30分に、KBS 2TVで放送されている。

記者 : ハ・スジョン