ENAチャンネルの特別企画「曲げない男、ク・ピルス」は本日（12日）、キム・ヨンウン、ワン・ジウォン、パク・ソンヨンなどシーンスティラー（scene stealer：映画やドラマで素晴らしい演技力や独特の個性でシーンを圧倒する役者を意味する）たちの活躍を予告するスチールカットを公開した。

「曲げない男、ク・ピルス」は、家族はいるが家を持たないチキン屋の社長ク・ピルス（クァク・ドウォン）と、アイテムはあるが創業する金はない青年事業家のチョン・ソク（ユン・ドゥジュン）のブロマンス（男同士の友情）を描く“生活密着型ヒューマンドラマ”だ。

クァク・ドウォン（ク・ピルス役）が9年ぶりにドラマ出演を果たす作品で、Highlightのユン・ドゥジュン（チョン・ソク役）の除隊後初の出演作という点でも期待を集めている。さらに、キム・ヨンウン（ノ・イルナム役）、ワン・ジウォン（チャ・ユジン役）、パク・ソンヨン（シャロン・オ役）が、共感を呼ぶ人物として登場して、ドラマの没入感を高める予定だ。

先立ってtvN「ヴィンチェンツォ」など、さまざまな作品で、シーンスティラー役を果たしたキム・ヨンウンは、劇中でク・ピルスのテッキョン（韓国の武芸・民間遊戯）選手時代のコーチであり、万能働き手のノ・イルナム役に扮する。テッキョン選手時代からチキン店の運営まで、ク・ピルスに助けが必要な時には真っ先に駆けつけるが、いざという時にあまり役に立ったことはない。果たして、ノ・イルナムがク・ピルスの真の助っ人として活躍できのか、注目が集まる。

手を出す新事業がいずれも大成功を収め、“失敗率0％”を証明しているVC（ベンチャーキャピタル）界の氷の魔女チャ・ユジン役には、SBS「30だけど17です」を通じて魅力的な悪役演技を披露したワン・ジウォンが抜擢された。チャ・ユジンは、美貌と知性、能力まで兼ね備えた完璧な人物で、もっぱら収益だけが最高の価値であると思っている。情けも容赦もなさそうな彼女が、情熱溢れる青年事業家のチョン・ソクとどのような相乗効果を生み出していくのか、好奇心がくすぐられる。

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」で共感を呼ぶ演技を披露したパク・ソンヨンは、ク・ピルスの妻ナム・ソンミ（ハン・ゴウン）のライバルであるシャロン・オ役を務める。素晴らしい情報力と教育熱心な姿でPTAのリーダー役をしていたシャロン・オ（パク・ソンヨン分）は、大学同級生のナム・ソンミに初恋を奪われ、いつも2番手である悔しさを感じていた。熱心な父兄になって再び再会した2人の争いは、どのような結果に繋がるのか。

このように、助っ人からライバルまで、さまざまな関係を持つ3人の活躍ぶりは、公開された写真からも垣間見ることができる。チキン店でビールを注いでいるノ・イルナムからは、長年のアルバイト経験からくる自然さが垣間見え、“VCジニ代表”の名札を首にかけたチャ・ユジンの姿からは投資成功率100％のプロフェッショナルさが感じられる。その一方で、ママたちとブランチを楽しんでいるシャロン・オの顔からは、PTAの中心に立てた満足感が垣間見える。

「曲げない男、ク・ピルス」は5月4日、Olleh tvとオンライン動画サービス（OTT）seeznで同時公開される。