チャ・スンウォンとイ・ジョンウンが20年ぶりに済州（チェジュ）で再会する。

韓国で4月9日に放送がスタートするtvNの新土日ドラマ「私たちのブルース」（脚本：ノ・ヒギョン、演出：キム・ギュテ）は、温かくて活気あふれる済州（チェジュ）、冷たく荒い海を背景に、様々な人物の多彩な人生を描く。イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、キム・ヘジャ、コ・ドゥシム、オム・ジョンファなど豪華キャストで注目が集まっている。

オムニバスドラマ「私たちのブルース」の幕を開けるのは、チャ・スンウォン（チェ・ハンス役）とイ・ジョンウン（チョン・ウニ役）だ。チャ・スンウォンは故郷の済州に転勤してきた銀行の支店長チェ・ハンス役を、イ・ジョンウンは済州で魚屋を経営するチョン・ウニ役を演じる。「ハンスとウニ」のエピソードには中年になった友人たちが20年ぶりに再会し、思い出の旅に出る話が盛り込まれる。

これと関連して「私たちのブルース」の制作陣は本日（8日）、チェ・ハンスとチョン・ウニが再会する現場を公開した。車で混雑した道路上で2人は偶然、再会したようだ。チョン・ウニは初恋であるチェ・ハンスをが遠くからでも一目で分かり、嬉しそうに挨拶しているが、チェ・ハンスは突然の再会にぎこちない様子で、困惑した表情を見せている。浮かれたチョン・ウニとは異なり、戸惑った表情を見せるチェ・ハンスの姿が、二人の再会でこれからどのようなことが起こるのか、好奇心を刺激する。

久しぶりに会ったチェ・ハンスとチョン・ウニが、お互いをどう記憶しているのかも気になる。幼い頃の面影はないほど年を取った2人は、それぞれ昔の思い出を振り返るという。人生に疲れた中年の2人を一気に少年、少女に戻してしまう思い出とは果たしてどのようなものか、気になる。

制作陣は「実際、同い年のチャ・スンウォン、イ・ジョンウンのリアルなケミ（ケミストリー、相手との相性）が輝くと思う。二人は初共演にも関わらず、驚くほど自然なケミで『私たちのブルース』の最初のエピソードを完成させた」とし、「家長の責任の重さに押しつぶされそうな雁パパ（子供の早期留学のため、妻と子供と別々に暮らす父のこと）のハンスと、家庭の生計を立てるため、身体から魚の生臭さが消える日はなかったウニを訪れるプレゼントのような出会いを楽しみにしてほしい」と伝えた。

韓国で9日午後9時10分に放送される。