「二十五、二十一」チェ・ヒョヌク“どこか切なさのある作品…一人だけ浮かないよう役作りに悩んだ”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「二十五、二十一」スチールカット
俳優のチェ・ヒョヌクが、tvN「二十五、二十一」で眩しい成長を見せた。

3日、自己最高視聴率11.5%(ニールセン・コリア、全国世帯基準平均)で放送が終了したtvN「二十五、二十一」は1998年、時代に夢を奪われた若者たちの迷いと成長を描いた作品だ。話題性と視聴率の両方が高く、ナ・ヒド(キム・テリ)、ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)、コ・ユリム(宇宙少女のボナ)、ムン・ジウン(チェ・ヒョヌク)、チ・スンワン(イ・ジュミョン)の5人のキャラクターが人気を博した。

チェ・ヒョヌクはムン・ジウン役を務め、キャラクターとの高いシンクロ率を見せた。自分にぴったりの服を着たように、1998年の人気者ムン・ジウンを愛らしく個性的に表現し、反響を得た。

優れたビジュアル、ロマンスとコメディを行き来する演技力まで毎回ムン・ジウンの感情を繊細に表現し、幅広い演技を見せた。新人とは思えないほどの存在感だった。

「二十五、二十一」の放送終了を迎え、所属事務所のゴールドメダリストはチェ・ヒョヌクの一問一答を公開した。

写真=「二十五、二十一」スチールカット
――「二十五、二十一」が第1話から最終話まで高い話題性と視聴率をキープし、終了となりました。出演した感想を教えてください。

チェ・ヒョヌク:「二十五、二十一」は1998年という時代の雰囲気があって、若かった時を振り返る内容なので、どこか切ない感じがありました。そんな中でジウンは常に明るくポジティブなキャラクターなので、浮くのではないかと思い、撮影の序盤にはどうすれば溶け込むことができるだろうかと悩みました。自分の演技に物足りなさを感じ、帰宅してまた台詞を確認したりもしました。最後の撮影が終わった後は、視聴者の立場で楽しく視聴しました。ドラマが終わってしまうのがとても寂しかったです。

――今回のドラマは世代を問わず大きな人気を得ました。人気を実感したことはありますか?

チェ・ヒョヌク:最近、街で気づいてくれる方が多くなりました。びっくりしますし、恥ずかしかったりもします。食堂でご飯を食べている時も僕の名前ではなく、“7組の可愛子ちゃん”というあだ名で呼んでくれたり、友人や両親も喜んでくれました。ドラマを楽しく見ているよという連絡もたくさんもらいました。本当に感謝しています。

――やることが可愛いため、“7組の可愛子ちゃん”というニックネームを持つムン・ジウン役を務め、シンクロ率の高い演技を披露しました。コ・ユリムとは高校生ならではの可愛らしく初々しいロマンスを披露し、テヤン高校の5人が集まっているのを見ているだけで楽しかったです。どのようなところに重点を置いて演じましたか?

チェ・ヒョヌク:最も重点を置いたのは、ジウンの自信満々なところです。“可愛子ちゃん”というニックネームもそうですし、ジウンのファッション、言葉などすべてが自信から出てくるものだと思ったので、僕も自信を持って演じようと努力しました。ジウンが誰といるかによって変わる態度も上手く表現したいと思いました。ユリムといる時はユリムだけを見てとても優しいですが、ヒドといるとかなり違います。ヒドの話はあまり聞いていないし、気にもしていません。スンワン、イジン兄さんといる時もまた違います。そして笑いのポイントがある部分は、どうすればもっとふてぶてしい感じになるだろうかと研究しました。

――ジウンがした“可愛いこと”の中で、最も記憶に残っているシーンはどこですか?

チェ・ヒョヌク:今思いついたのは、ユリムが教科書がなくて教室から追い出された時、ジウンがヒドに自分の教科書を渡してユリムと一緒に教室から出たシーンです。一緒に罰を受けて、廊下に立っていたシーンです。そしてジウンがユリムを慰めるために駆けつけたシーンもすべて素敵でした。ジウンはユリムが辛い時、自分だけの方式で慰めようとしました。その慰めが、ユリムにとって大きな力になったと思います。

写真=「二十五、二十一」スチールカット
――「やることが可愛い。これから見せてあげる。期待して」「僕は君のファンではない」「可愛いと綺麗のどっちかだけにしてほしい。僕も日常生活は送らないといけないんだから」など、印象的な台詞が多かったです。台本を見た時、そして演じる時はいかがでしたか?

チェ・ヒョヌク:淡々と演じようとしました。ジウンは自信があって自己愛も強いので、相手や周りに気を遣うことなく、そのような言葉を自然に言えるのだと思いました。実は、台本を読んだ時はすごく難しそうだと思ったのですが、僕が自信を持ってやってこそ視聴者の皆さんも楽しく見られると思い、自信を持ってやりました。

――1998年を背景にした「二十五、二十一」を撮影しながら、斬新だったファッションや文化はありましたか?

チェ・ヒョヌク:ファッションアイテムとしてゴーグルが記憶に残っています。ジウンはファッションに関心が高いキャラクターで、当時流行っていた洋服を色々着ていましたが、その中でゴーグルが一番気に入りました。そしてファッションは巡り巡ってまた昔のものが流行ったりするということが面白かったです。

――ナ・ヒド、ペク・イジン、コ・ユリム、ムン・ジウン、チ・スンワンというテヤン高校の5人のケミストリー(相手との相性)が輝いていました。共演はいかがでしたか?また、一緒に撮影したシーンの中で記憶に残っているところはどこですか?

チェ・ヒョヌク:撮影をすればするほど親しくなって、お互いにアドリブも入れたりして、5人のティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)を生かせたと思います。撮影の間は少し寒かったのですが、その寒さも忘れるほど、共演できて光栄でした! 記憶に残っているシーンはあまりにも多いですが……その中でも海に遊びに行ったシーンが一番記憶に残っています。撮影であることを忘れるほど楽しかったです。

写真=「二十五、二十一」スチールカット
――そのシーンのメイキング映像が公開され、視聴者の間で大きな話題となりました。水遊びを心から楽しんでいるように見えましたが、撮影の時はいかがでしたか?

チェ・ヒョヌク:本当に楽しかったです。僕たちはみんな楽しんでいました。実はそれが10月くらいだったので寒くて、「カット!」の声がかかるとすぐ毛布や服をかけたりしましたけど、撮影をする時だけは本当の友達と水遊びをする感じで、楽しくて良かったです。

――チェ・ヒョヌクさんにとって「二十五、二十一」はどんな作品として記憶に残りそうですか?

チェ・ヒョヌク:いつも作品を終えると、すごく勉強になったと思えます。監督、作家さん、スタッフ、先輩たちと撮影しながら6~7ヶ月を一緒に過ごすと残るものが絶対にあります。現場で学ぶものもありますし、会話を通じて感じることもあります。それが積み重なってこれからの僕の活動にどんな形であろうと役立つと思います。視聴者として「二十五、二十一」は、ただ笑えて面白いのではなく、どこか悲しくて切ない感じがありました。紫雨林さんの「Twenty-five, Twenty-one」だけ聞いても心に響くような。多くの感情が複雑に交差しました。

――昨年の「模範タクシー」から「ラケット少年団」「智異山(チリサン)」、今年の「二十五、二十一」まで、出演した作品が全て好評を得ており、その中で強い印象を残しました。今後の歩みにも関心が集まっていますが、俳優としての目標はありますか?今後どんな俳優として成長したいですか?

チェ・ヒョヌク:最近僕の名前をよく検索しますが、「あの子がこの子だったの?」というコメントが多かったんです。「『ラケット少年団』のナ・ウチャンだったの?」「『模範タクシー』のあの俳優?」というコメントが多くて嬉しかったです。僕のことを知っているけれど、他の作品で見た時はまた誰なのか分からないというように、作品毎に新しい姿をお見せしたいと思います。1つのキャラクターだけを記憶されるのでなく、作品によって新しい姿を表現できるように努力する俳優になりたいです。

記者 : イ・ヘミ