新人バンドCNEMA「スーパーバンド2」準優勝からついにデビュー!“世界に進む通路を作りたい”(総合)

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写真=MOSS MUSIC
「スーパーバンド2」の準優勝バンドCNEMAが、初の航海を始める。

3月30日、JTBC「スーパーバンド2」で準優勝を獲得したバンドCNEMAのデビュー記者懇談会が開かれた。

JTBC「スーパーバンド2」で豊富なサウンドで好評を得たCNEMAは、24日にダブルタイトル曲「MOBYDICK」と「Get Out」が収録された初のシングル「MOBYDICK」を発売した。

デビューの感想について、ピョン・ジョンホは「実感が沸かないし、ワクワクしている。緊張していないと言ったら嘘になる。残念だった点があるとしたら、自宅隔離中にデビューの日が重なって残念だ」と話した。ギタクは「僕たちに何が起きるか気になるし、ワクワクしている」と伝え、キム・スロンは「様々な姿を披露したかった。反応がすごく気になる。ドキドキしながら待った時間だった」と振り返った。

イム・ユンソンは「デビューアルバムがよく出来ていると思う。僕たちの名刺ができた気分だ。多くのジャンルに挑戦して、より一層成長できる始まりになるんじゃないかと期待している」と伝えた。

「MOBYDICK」企画のきっかけも明らかにした。ピョン・ジョンホは「始まりと終わりが『スーパーバンド2』だ。『航海』という楽曲をよく知っていると思うけれど、『MOBYDICK』のプリクエルが『航海』だと思う。『航海』の延長線上であり、『航海』を皮切りに、小説『MOBYDICK』のクジラをメタファーとして利用して、クジラが自由でかっこよく泳ぐ様子を僕たちになぞらえて決めることになった」と説明した。

キム・スロンは「アルバムで様々なジャンルを披露するために、相反するスタイルで披露したかった」と付け加えた。続いて「競演曲と音源の聴覚的な違いがある。力を抜いて僕たちが見せられる部分を落ち着いて並べなければならなかったので、オーディションの時よりは力を抜くことに最も集中した」と伝えた。

イム・ユンソンは「『MOBYDICK』は大衆的にアレンジした楽曲だ。『Get Out』は進みたい方向性、『MOBYDICK』とは反対の、生のイメージを見せたかった」と説明した。

アルバムのビハインドも伝えた。イム・ユンソンは「メンバーたちと荷物センターに行ってアンプをもらってきたことがある。それを持ってきて悩む過程が面白かった」と話した。

また彼は「ミュージックビデオが気に入っている。爽やかな雰囲気に仕上がっているようだ。自分の欲としては、もっと生のミュージックビデオやイメージで制作してみたい」と明らかにした。

CNEMAだけの強みとは何だろうか。イム・ユンソンは「他のバンドに比べて演奏できる楽器が多くて、音楽がもっと壮大だと思う。そこに限らず、コアなロックバンドになることを目指している」と伝えた。

キム・スロンは「大きなサウンドが好きで、研究する人々だ。音楽的にも韓国のトップランナーとして世界市場に進むことができる、自信に満ちた人々ではないかと思う」とプライドを表した。

ボーカル2人体制の強みにも言及した。ギタクは「レコーディングする時に本当に楽だ。1人が歌っている時に休むことができて効率もいいし、楽曲を聴く時も1人が引っ張っていけば退屈になる場合もある。退屈さを和らげることができていい」と話した。

イム・ユンソンは「デビューアルバムに答えがあると思う。『MOBYDICK』では相乗効果があるし、『Get Out』のように対比したら色を際立たせることができて、それがツーボーカル体制の強みだと思う」と話した。これに対して、キム・スロンは「バンド界のFly To The Skyだ」と冗談を言った。

最後にキム・スロンは「CNEMAの名前で世界に進む通路を作りたいという目標がある。『スーパーバンド2』でトップランナーになるチームは、僕たちしかいないと思う」と自信を表した。イム・ユンソンも「大衆性と色を見せることができるのは、僕たちしかいないと思う。そのプライドで一生懸命に頑張るつもりだ。昨年のバケットリストは、良いバンドに会うことだったけれど、それを実現したので、今年のバケットリストはメンバーたちと海外公演を回ることだ」と明らかにした。

ギタクは「何が起きてもメンバーたちやファンと乗り越えて戦っていきたい」と抱負を語った。

記者 : パク・ジョンミン