Heize、ニューデジタルシングル「母が必要」MVを公開…世の中の全てのお母さんに捧げる歌

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写真=P NATION
歌手Heizeが全ての母親たちに捧げる切ない楽曲を発売した。

彼女は29日の午後6時、各種音源サイトを通じて新しいデジタルシングル「母が必要(Mother)」を発売した。

今回の新曲はHeizeが昨年8月にリリースしたOST(挿入歌)シングル「On Rainy Days」(2021)以来、7ヶ月ぶりにリリースした新曲だ。

Heizeは、世界の全ての母親たちに今回の歌を準備した。「来世は私が母親の母親として生まれたい」「母親にも母親が必要だ」というメッセージが、今回の新曲のモチーフになったという。彼女自身も新曲を聴いた母親の反応が気になると話した。

新曲の企画意図も公開した。Heizeは「母親にも母親という存在が必要であることを、子供たちには忘れないでほしい。彼女たちにも頼れる存在が必要だ」とし「いつか家族の愛とその存在の偉大さに気づく瞬間が来る。この曲を通じてそれを少しでも早く気付いてほしいと思った。この歌が終わって思い浮かんだ人にすぐに電話をかけてほしいし、恥ずかしくて言えなかったことを言ってほしい。そんな楽曲になってほしい」と説明した。

Heizeは持ち前の訴えかけるような歌声で「母が必要 / 母、母 / 誰かが必要 / 母がいても母が必要 / ところで母も母が必要 / 今の私と同じくらいに母も元気だったあの時 世界で一番愛らしい声で 私の名前を呼んでくれた 私を抱きしめてくれた 天使より天使のような」など、愛する母を思い出させる感性的な歌詞を盛り込んだ。すべてのリスナーが誰かの娘や息子、または誰かの母親であるため、今回の新曲は多くの音楽ファンに慰めと共感を与えると見られる。

所属事務所のP NATIONの代表で歌手兼プロデューサーのPSY(サイ)も好評した。PSYはHeizeの新曲発売に先立って、公式SNSで「Heizeがこの曲を初めて聴かせてくれたときが記憶に新しい。少し恥ずかしいが、聴きながらかなり泣いた。ヤン・ヒウン先輩の『母が娘に』を継ぐ楽曲になると思った。『母が必要』を皆さんのお母さんに必ず聴かせてほしい」と話した。

Heizeは今回のシングルの発売を皮切りに、今年も精力的に活動する予定だ。彼女はファンに「今年はもっとたくさんの音楽をお聴かせします」とし「待ってくださった全ての方々に感謝します。いつも心身ともに温かく過ごしてほしいです」と伝えた。

記者 : ファン・ヘジン