キム・ミンハ、ドラマ「パチンコ」で共演したイ・ミンホに感謝“すごく頼りにしていた”

OSEN |

写真=Apple TV
女優のキム・ミンハが、「パチンコ」を通じて驚きの演技を見せた。ユン・ヨジョンから絶賛を受けた彼女は、真摯な姿勢で最後まで作品に臨んだ。

最近行われた、Apple TV「パチンコ」のインタビューにキム・ミンハが参加した。

キム・ミンハは、激しいオーディションを勝ち抜いて「パチンコ」への出演を決めたという。彼女は「4ヶ月間にわたってオーディションを受けました。オーディションの台本を読んで『これは私が演じなくては』と思い、一生懸命に頑張りました。原作を読んで、必ずやりたいと思いました」と話した。

彼女はコゴナダ監督とジャスティン・チョン監督の指導の下、若いソンジャ役を演じた。彼女の演技は、ユン・ヨジョンも絶賛するほどだった。キム・ミンハは「ソンジャを理解しようと、彼女のように生きようとしました。状況を見て、その状況の中で彼女が持つ感情や想いに集中して、演じるようにしました。監督も『場面の中で存在して、息をするように』とおっしゃっていました。ディレクションが繊細で、演技に役立ちました」と明らかにした。

続けて、彼女は「韓国だけでなく、女性として娘として母親として恋人として、深い話を伝えなければなりませんでした。ですから、プレッシャーより責任感のほうが大きかったです。その状態で、私として存在するために努力しました。見せようとするよりは、存在しようと意識しました」と告白した。

劇中、キム・ミンハはイ・ミンホと特別なケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せた。彼女はイ・ミンホに対して「本当に一緒に演じていて楽でした。感謝の気持ちでいっぱいですし、感情的にすごく頼りにしていました。イ・ミンホさんがキャスティングされたと聞いた時、納得できて、すぐに役に入り込むことができました」と打ち明けた。

他にも、彼女は時代劇を演技するため、祖母の話を参考にしたという。彼女は「祖母がその時代を生きた人なので、たくさんの話を聞きました。多くのことを聞いて、助けてもらいました」と話した。

続けて「原作に登場する在日に関する話が衝撃的だったので、当時を経験された方と話した時、本当にそうだったのかと尋ねました。すると『本当にあったことだ』とおっしゃり、さらに衝撃を受けました。歪曲されたり誇張されたものはありません」と言及した。

キム・ミンハは、多くのシーンで泣いたという。彼女は「泣くことは、体力的に大変なことでもあります。泣いているときは、役に入り込んでいてよく分かりません。泣くシーンだけでなく、幸せなシーンもあるので、精神的にバランスが取れて大丈夫でした。ソンジャの母親と共にするシーンは、どうしようもないくらい涙が出ました」と振り返った。

記者 : パク・パンソク