チョンウ&イ・ホンネ、映画「野獣の血」への想いを明かす“人生で最も熾烈な作品”

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写真=「Singles」
ファッション雑誌「Singles」が23日に韓国で公開された映画「野獣の血」の主演を演じた俳優チョンウ、イ・ホンネのカリスマ性溢れるグラビアを公開した。「野獣の血」は作家キム・オンスの同名小説を映画化したものであり、関心を集めている。

チョンウはヒス役を提案されたことについて「最初はこれまで見せてきた姿と被るかなと思いましたが、台本を2~3回ほど読んだら、感じるものがありましたた」とし「キャラクターが立体的で、ありのままに生きていると思えました」と振り返った。続けて「ありきたりのノワール映画のゴロツキのように非現実的な人物ではなく、生存のために戦う様々な部類の人間像に会える作品です」と「野獣の血」を紹介した。

イ・ホンネは「僕の20代のすべてのエネルギーをこの役に注げると思って、最善を尽くしてオーディションを受けました」とし、劇中のキャラクター“アミ”への愛情を表した。「この作品が本当に大好きで、常にときめいていましたし、とても楽しくて早く現場に行って撮影したいと思っていました」とも明かした。

チョンウ、イ・ホンネは映画「野獣の血」で俳優としての成長があったという。

チョンウは「野獣の血」が人生で最も熾烈な作品だったとし「現場でいたずらをしたり、愉快に笑えるような余裕はありませんでした。台詞を一言でも多く練習して、その感情を引き出そうと努力しました」と伝えた。2020年にドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」で認知度を高めたイ・ホンネも、2014年にデビューし様々な経験を積み重ねてきた俳優だが、「僕にとってデビュー作と言ってもいいほど、強烈な瞬間の連続でした」とし、「野獣の血」を通じて俳優をずっとやっていきたいと確信が得られたと明かした。

チョンウが内面のどん底から掬い上げた深淵の感情、イ・ホンネが20代の最後で放った青春のエネルギーを盛り込んだノワール映画「野獣の血」は、3月23日より韓国で公開されている。

記者 : イ・ヘミ