VERIVERYが、欠如と欠乏を歌う。

彼らは23日午後6時、各音楽配信サイトを通じてデビュー初のデジタルシングル「SERIES O[ROUND 0：WHO]」を発売し、約8ヶ月ぶりにカムバックした。

「SERIES O[ROUND 0：WHO]」は、VERIVERYがこれまで発売してきた「SERIES‘O'」の続編に当たるアルバムで、闇の種となった欠如と欠乏に対する話を描いた。不完全な時期に家庭または社会から疎外され、心が傷ついた少年たちの姿を描く。

タイトル曲「O」は、不完全な自分に向き合うという内容を盛り込んだ。自分たちは完全だと信じているが、「闇 like the「O」 / 僕を飲み込んだ場所 / 終わりのない空虚 / 決して完全になれない space」などの歌詞を通じて、不安で危なっかしい少年たちの内面を垣間見ることができる。

このような“内面の不完全”というキーワードは、アルバムのジャケットと共にタイトル曲「O」のミュージックビデオの中にも溶け込んでいる。7人のメンバーたちは、それぞれの欠点を抱える幼くて未成熟な姿を演じる。不安で危なっかしいが、その中で感じられる繊細な美しさが、1本の映画のような映像を通じて表現された。

特にブラックホール、3時47分という時間など、SERIES「O」の世界観が登場し、メンバーたちを新たな世界へと導く。VERIVERYはこれを通じて、音楽的な成長だけでなく、世界観の拡張性まで見せるという抱負を込めた。

ユニークなコンセプトも今回の新曲の見どころの一つだ。タイトル曲「O」は、夢幻的ながらもセクシーな雰囲気を醸し出すR＆Bダンス曲だ。キレのあるパフォーマンスに定評があるVERIVERYは、「O」のグルービーなリズムに合わせてカジュアルでセクシーなパフォーマンスを披露する予定だ。

これまで見せたことのない新しい姿でカムバックしたVERIVERYが見せる活躍に、期待が高まっている。