大ヒット映画「友へ チング」出演チョン・ウンテク、俳優を引退し宣教師に転向…将来見えず極端な選択を試みたことも(動画あり)

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写真=MBN「特種世界」放送画面キャプチャー
映画「友へ チング」で顔を知らせたチョン・ウンテクの近況が明らかになった。

彼は17日午後、韓国で放送された総合編成チャンネルMBN「特種世界」に出演した。この日、番組の制作陣はチョン・ジュノから情報提供を受け、深い山中を訪れた。続いて真っ黒な闇の中、虚空に向かって泣き叫ぶように、謎の叫びを繰り返しているチョン・ウンテクを発見した。

チョン・ウンテクは2時間後に山から降り、制作陣が「何していたんですか?」と質問すると彼は「山に祈りを捧げていた」と答えて、「僕はもう映画俳優ではなく、宣教師だ」と明かした。

彼は「崖っぷちに立たされた方々に会って、新しい人生をプレゼントしている。その方が新たな人生をスタートすることができるように助けるのが、今の私の仕事だ。私も昔はそうだった」と、自身の現職について説明した。

そして「映画『友へ チング』が公開された後、無名の演劇俳優がみんなが知るスターになった。それで傲慢になってしまった。出演作品が連続ヒットし、映画俳優として知名度が上がると『これくらいでいいのか』と、考えが変わった」と告白した。

チョン・ウンテクは2011年、会食で暴行事件を起こし、2013年には無免許運転で摘発、2015年には運転代行のドライバーを暴行した。これにより俳優としての将来が閉ざされると、極端な選択を試みたが、その勇気を糧に新たな道へ出発しようと決心し、宣教師になったという。

これにより当然、収入は少なくなったが、彼の妻は「私が専業主婦だから、夫から生活費をもらわないといけない。でも、もらえなかった。夫には言えず、一人で心の中に不満が溜まっていた」と大変だった新婚生活について語った。

また彼女は「実はこのマンションも、必要な初期費用300万ウォン(約29万円)がなくて諦めようとした」と付け加えた。

しかし彼女は家で使っていた炊飯器、家具まで他人にあげてしまうチョン・ウンテクを恨むより、逆に理解して支えていこうと思ったと語った。

「特種世界」は様々な分野で活躍したスターたちのヒューマンストーリーやすごい能力を持っている人、また身近にいるが意外と知らなかった人々のストーリーを公開する密着ドキュメンタリー番組だ。

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記者 : コ・ヒャンミ