チャン・ギハ、EPアルバム「空中浮揚」で本格的にソロ活動をスタート…バンドと異なる点や今後の目標を明かす

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写真= DooRooDooRoo Artist Company
1stソロEPアルバム「空中浮揚」をリリースしたチャン・ギハが、さまざまな話を明かした。

2008年に結成したバンド・チャン・ギハと顔たちのボーカルとしてデビューし、「何事もなく暮らす」「安物のコーヒー」「それは君の考えでしょ」など、独創的な音楽で愛された。10年間活動し、2018年に解散となり、彼は最近約3年ぶりにソロでリリースした。

チャン・ギハは「バンドは解散となりましたが、引退したわけではないとはっきりと言ってきました。それなのに、誤解している方たちがいます」とし「久しぶりのリリースなのでとても緊張していて実感できませんが、周囲の反応がよくて、気持ちが楽になりました」と感想を伝えた。

「空中浮揚」にはタイトル曲「羨ましくない」をはじめ、「何を間違えたんでしょうか」「どれくらい続くか」など5曲が収録された。

すべてのトラックはベースなしに、チャン・ギハの声だけを強調した。彼は「最初から意図したのではありませんでした。ベースが強かったバンド活動とは異なり、編曲によって変化を与えたかったんです」と説明した。

バンドではなくソロ活動を準備する過程で、彼にどんな変化があったのだろうか。彼は2年間、自分に「チャン・ギハというミュージシャンのアイデンティティは何だろうか」という質問を投げかけていた。京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)に2年間暮らす家を契約し、充電の時間を作った。

チャン・ギハは「結局、最も重要なアイデンティティは僕の声でした。僕の声をうまく活用して音楽を作ることがアイデンティティであって、それ以外は何も関係なかったんです。チャン・ギハと顔たちと比べると、活用する方式は似ていますが、声をもっと強調しました。声を除いては、どんなサウンドを入れても構わないと思いました」と述べた。

彼は「デビューした頃、誰も僕の音楽に期待をしていなかったとしたら、今は期待している方もいらっしゃって、僕という人についてある程度知っています。あの人はすでに、成功したことがあるという認識があります」と冗談めかして言った。続いて「それにもかかわらず、デビュー当時に似ている点は、最も自分らしい音楽をしようという所信です」と語った。

タイトル曲「羨ましくない」には、彼ならではの独創的な色が込められている。「君たちが自慢したいことがあるならいくらでもしてもいいよ / 僕は大丈夫 / なぜなら僕は羨ましくない」など、共感を呼ぶ歌詞が印象的だ。彼は「今回にも自分なりにラップをしたと思っているけれど、皆さんは違うと思うかもしれませんね。ライムが特にないんです」と述べた。

彼は「『羨ましさ』という感情が、今の時期に大事だと思いました」とし「ソーシャルメディア時代で、羨ましさをうまくコントロールできないと大変になり、羨ましさを消費し、羨ましさの対象の日常が詳細に分かる時代じゃないですか。歌詞は自慢しているような感じで書いたけれど、実は誰も羨む必要はないんです。羨ましいと思う気持ちを消すのに役立ったら本当に嬉しいですね」と作詞の意図を明かした。

ソロ歌手として新たに出発したチャン・ギハは「新しい姿を見せるというよりは、これまで見せてきたものは見せないという気持ちが大きかったです」とし「追加するよりは、削除するのです。ある時には大衆歌謡の流れに逆ってはいけないと思って、すでに言いたいことは全部書いたにもかかわらず、2番を作ったりしました。今は言いたいことを全部伝えてからは黙っていようと思っています」と説明した。

そして「アルバムの準備過程では寂しくありませんでした。演奏者はいなくなりましたが、仲間のミュージシャンに音楽を聞かせる過程で、逆に僕の周りには人が多いと感じました。だけど最近、ある撮影でカメラの前に立ったがあるのですが、その時、『あれ? 僕一人だな』と感じました。これからこの寂しさを乗り越えないといけないんだなと思いました」と、ソロ活動で感じたことを明かした。

「このアルバムはソロのチャン・ギハの出発点であり、自己紹介書です。チャン・ギハの基本値を見せることに焦点を当てました。リスナーの皆さんには見守ってほしいと、また創作者の方々には聞いてみて、一緒にやりたい方は来てほしいと言っているんです。数多くの素晴らしいアーティストの方々と音楽制作をすることが一番大きな目標です」と明かした。

記者 : オ・ユンジュ