「トレーサー」イム・シワン、父親の悪行を知りパニック…激しさを増すソン・ヒョンジュとの対立

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「トレーサー」放送画面キャプチャー
「トレーサー」が吹き荒れるどんでん返しで視聴者を魅了した。
 
12日に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「トレーサー」第13話で、思いがけない真実に向き合い、衝撃に陥ったファン・ドンジュ(イム・シワン)と、イン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)の激しい対立が繰り広げられた。

まず、テジュンが17年前、闘病中だった妻を失った当時の話が明らかになった。妻の実家であるチェソン建設の支援が途絶えて病院費に耐え切れず、最後を直感したテジュンは、普段から信頼していた友人のファン・チョルミン(パク・ホサン)に息子を頼んだ。しかし、再建設を利用してテジュンを倒そうとした人物が他でもないチョルミンであるという事実が明らかになり、衝撃を与えた。

ドンジュも父親の日記で過去のことを知りパニックに陥った。当時、チョルミンは、PQグループが犯した不正を自ら計画し、実行することで高い地位に上がり、その過程でテジュンの勢いを削ぐことになった。このため、チェソン建設の社長に娘の病状を知らせ、テジュンの足を引っ張り、妻の実家との対立を煽ったのだ。結局、4年前のチョルミンを死なせたのは、テジュンの復讐だったことが明らかになり、視聴者を驚かせた。

テジュンは記者会見を開き「17年前、チェソン建設側から娘婿であり国税庁所属だった自分に、企業の脱税容疑を負ってほしいと要求され、これを娘の治療費と交換しようとした。自分は不義に屈することができず、妻と別れなければならなかった」と苦痛を訴えた。彼は、チェソン建設が故意に行った不渡り疑惑を暴露したのはもちろん、自分を偽りで告発した背後にライバルのミン・ソジョン(チュ・サンミ)次長を名指しして、PQグループ財務理事のリュ・ヨンシン(イ・チャンフン)の目の敵だった社長リュ・ドヒョンまで巻き上げるのに成功した。このように徹底した作戦を通じて復讐を実践し、政敵を一気に排除するテジュンの用意周到な姿に緊張感が高まった。

その作戦の中心には租税1局長のチョ・ジンギ(キム・ドヒョン)がいた。ジンギが味方だと信じていたオ・ヨン(パク・ヨンウ)は彼を尋ねて、どうしてミン次長と自分を裏切ったのかと追及し、ジンギは「ファン・ドンジュの父親が以前、ミョンジュ電子に対して故意の不渡り事件を企てたことを知っているか」と本音を打ち明けた。すべての悪夢の始まりがテジュンではなく、チョルミンだったという事実が明らかになると、ソ・ヘヨン(コ・アソン)とヨンは苦悩に陥り、これまでお互いを信じて頼ってきた3人の関係が揺れる危機に直面し、残念さを誘発した。

結局、ドンジュは「すべてのことに責任を持って辞める」と宣言した。ヨンは複雑な気持ちを抑えて「やりたいようにやれ」と彼をなだめ、ヘヨンもドンジュを訪ね慰めの言葉をかけた。罪悪感に勝つことができなかったドンジュは「自分が去ることで謝罪したい」と父親に対する恨みと裏切りを仄めかしたが、ヘヨンは「耐えることで罪を償って」と言って彼を立ち直らせた。似たような状況を経験しながら、お互いに心強い支えとなる租税5局の職員たちの姿は、感動を与え、熱い同僚愛を感じさせた。

第13話の終盤でドンジュがテジュンのもとを訪ねながら、再び火花を散らす衝突を予告した。テジュンは勝者として余裕のある笑みを浮かべて彼を迎えたが、ドンジュは屈することなく立ち向かった。テジュンが持つ貪欲さと劣等感につけ込んで、逆に正面対決をすることに。一歩も引かずにお互いを見つめるドンジュとテジュンの殺伐とした対峙が次回への期待をさらに高めた。

記者 : パク・パンソク