イ・ウォングン、新ドラマ「優越な一日」で連続殺人鬼に変身“宿題で目標のようなキャラクター”

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写真=OCN
俳優のイ・ウォングンが初めて悪役にチャレンジする。

韓国で3月13日に放送がスタートするOCN新ドラマ「優越な一日」(脚本:イ・ジヒョン、演出:チョ・ナムヒョン)でイ・ウォングンは残酷な連続殺人鬼クォン・シウ役に扮し、これまでの優しいイメージから脱し、異なる演技を見せる。

彼は「尊敬する監督、作家をはじめ、先輩方と共演することができてとても光栄です。寒い冬に撮影を始めましたが、皆さんが心を一つにして温かい現場を作ってくださり、いつもありがたい気持ちで撮影に臨んでいます」と伝えた。

劇中で彼が演じるクォン・シウ役は、完璧に見える外見の裏に悪辣な本性を隠し、人々の間に混じって生きていく連続殺人鬼だ。徹底して仮面をかぶって生きていく人物であるだけに、このような二重生活をどのように表現するだろうか、気になる。これについて彼は「純粋で親切な姿の中でも、クールな様子を感じられるように研究しました」と答えた。

続けて「どのような状況や人物と向き合っても『僕の方が上だ』という、たった一つのメッセージを念頭に置いて演技しました」とし「自身の優越さを証明するため、罪悪感なく殺人を犯す人物なので、ひたすら怖いというより少し卑劣さが感じられた方がいいと思い、些細な行動や表情まで練習しました」と説明し、演技への情熱を示した。

特に、初めて悪役に挑戦したとして「クォン・シウは僕にとって、宿題で目標のようなキャラクターです」と表現した。また「サイコパスのキャラクターを参考にして、鏡を見ながらクォン・シウの笑顔を表現するため悩みました」とし「彼の笑顔を見て、ヒヤリとさせられるように努力しています」と話し、イ・ウォングンが作り上げるクォン・シウへの期待を高めた。

また、彼は「『優越な一日』は必ず4回以上は最初から見てほしいです」と独特な願いを伝えた。「最初はドラマのスピード感とストーリーを見てほしいです。その後はイ・ホチョル(チン・グ)、ペ・テジン(ハ・ドグォン)、クォン・シウ(イ・ウォングン)の視点でもう一度ドラマを見ていただければば、より没頭することができると思います」とドラマを楽しむためのポイントを紹介した。

そして「一つの目標のために暴走するとしても、シーンごとに彼らの考えや感情が異なるため、どの人物に感情移入するかによって話のポイントが違ってきます。その結果、最後にドラマを見ていただいたとき、感想がもっと豊かになると思います」と理由を付け加えた。

このように「優越な一日」は、連続殺人鬼クォン・シウのキャラクターに完全に没頭するイ・ウォングンの練習の過程から愛情あふれる視聴ポイントまで伝え、初放送への期待を高めている。

平凡な男性が拉致された娘を救うため、隣に住んでいる連続殺人犯を殺さなければならなくなる、最も優越した者だけが生き残ることができる24時間スリラーを描くOCNドラマ「優越な一日」は、韓国で3月13日(日)午後10時30分に放送がスタートする。

記者 : イ・ミンジ