ユ・ヨンソク、共演したハリウッド女優オルガ・キュリレンコに大量のプレゼント!?イェ・ジウォンが告白

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写真=JNCMEDIAGROU
ユ・ヨンソクとハリウッド女優のオルガ・キュリレンコが共演するグローバルプロジェクト「バニシング:未解決事件」に関心が寄せられている。

映画「バニシング:未解決事件」の制作報告会が3月8日にオンラインで配信され、ユ・ヨンソクとイェ・ジウォン、チェ・ムソン、パク・ソイ、ドゥニ・デルクール監督が出席した。

30日に公開される「バニシング:未解決事件」は、韓国で騒ぎ立てられた身元不詳の変死体が発見され、事件を担当することになった刑事のジンホ(ユ・ヨンソク)と、国際法医学者のアリス(オルガ・キュリレンコ)の共助捜査を通じて、衝撃的な事件の顛末と向き合うことから展開されるサスペンス犯罪スリラーだ。カンヌ国際映画祭の「ある視点」に2回もノミネートされ、演出の才能が認められたドゥニ・デルクール監督をはじめ、韓国国内外の制作陣が協力し、誕生したグローバルプロジェクトだ。

ユ・ヨンソクは身元不詳の変死体が発見される前代未聞の事件を暴くエリート刑事ジンホに扮し、鋭いカリスマ性と流暢な3ヶ国語の実力まで披露する。また「007」でボンドガールを務めたオルガ・キュリレンコが、事件解決の決定的な手がかりを発見する国際法医学者のアリス役に扮し、より深みのある演技で犯罪スリラーに没入感を与える。そこに女優イェ・ジウォン、チェムソン、イ・スンジュン、ソン・ジル、パクソイまで、韓国を代表する演技派俳優たちが加わり、阿吽の呼吸を披露する予定だ。

この日、テレビ電話で制作報告会に参加したドゥニ・デルクール監督は、同作について「韓国の文化を結合したサスペンス犯罪スリラーだ」と紹介した。そして「『殺人の追憶』と『チェイサー』を参考にした。韓国は(全世界で)ロールモデルになっている。このような有名な俳優たちと良い映画を作ることができる機会に『イエス』と答えるしかなかった」と伝えた。

劇中で3ヶ国語をこなす刑事役を務めるため韓国語、英語、フランス語で演技したというユ・ヨンソクは「もともと台本にはフランス語の割合が少なかった。僕が少しずつ習ってアドリブのようにフランス語を入れたりもしたが、撮影現場に来る度にフランス語の台詞が新たに付け加えられていた。英語だけすれば良いと言われて始めた映画だが、結果的に3ヶ国語で演技することになった」と裏話を明かした。

これに対し、イェ・ジウォンは「元々、ユヨンソクさんのキャラクターが英語ができないという設定だった。しかし、彼の英語があまりにも上手だったのでキャラクター設定が変わった。すごいと思う」と語った。

劇中、同時通訳者に扮し、フランス語で演技を披露したイェ・ジウォン。これまで多数の作品でフランス語のセリフをこなした彼女は「これまで私がどれほど自分の実力を過信していたのか気付き、反省する時間だった」と語り始め、「周りから『上手だ』と言われるからそうだと思っていた」と話した。さらに「通訳者役を演じることになって、飛び上がるほど嬉しかった。お祭り状態だった。でも、台本をもらってからは違ってた。発音が最も重要なのに、何か物足りない感じだった。その後、相手のセリフと文章まで覚えたが、一生忘れられないと思う」と伝えた。

ハリウッド女優のオルガ・キュリレンコとの共演はどうだったのか。ユ・ヨンソクは「撮影を始めようとした時に新型コロナウイルスが拡大し、『果たして一緒に韓国で映画を撮影できるのか』と心配に思っていたが、自己隔離までして撮影した。新型コロナウイルスに打ち勝って撮影する姿は素晴らしかった」と伝えた。

また「世界中で愛される俳優とは何かを撮影しながら感じた」と話したユ・ヨンソクは「(オルガ・キュリレンコさんは)こういう姿勢のおかげで全世界で愛される女優になったんだと感じた」と繰り返し強調した。

イェ・ジウォンは「オルガ・キュリレンコさんはキンパ(韓国の海苔巻き)も好きで、ご飯のケータリングも大好きだった。南大門(ナムデムン)で撮影したことがあるが、餃子も本当に美味しそうに食べていた」と、韓国料理への愛情をほのめかした。それと共に「ユ・ヨンソクさんが海苔をたくさんプレゼントしていた。女性として好きだったようだ」と言い、注目を集めた。

これに対し、ユ・ヨンソクは「本当にありがたかった。韓国料理は口に合わなくて大変だったかもしれないが、海苔を美味しそうに食べていたのでプレゼントした」と語ったが、イェ・ジウォンは「女性として好きだった?」と突拍子もない質問を続け、笑いを誘った。

「バニシング:未解決事件」は、韓国で3月30日に公開される。

記者 : ペ・ヒョジュ