キーイースト、筆頭株主のSM Studiosに約15億円規模の有償増資「成長の可能性を高く見た投資」

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写真=キーイースト
キーイーストが3月3日に取締役会を開き、筆頭株主のSM Studiosに150億ウォン(約15億円)規模の有償増資を決議したと伝えた。

今回の有償増資は「運営資金確保」のための財源を調達するためだと公示し、具体的には大作ドラマの事前制作費、新規IP確保など様々な用途に活用する予定だと明らかにした。

SM Studiosのイ・ソンス代表は「3日に決議された有償増資は、SMグループのキーイーストに対する支配力を強化し、コンテンツの制作会社としてキーイーストの成長の可能性を高く見た投資だ」として「今回の投資でキーイーストは魅力的で差別化されたドラマIPで、グローバルコンテンツ市場の注目を受けることになると思う。SMグループは支援を惜しまない」と伝えた。

キーイーストは伝統的なアーティストマネジメント企業でNetflixシリーズ「保健教師アン・ウニョン」、SBS「ハイエナ」、JTBC「調査官ク・ギョンイ」を制作するなどトレンディでユニークなコンテンツを披露し、スタジオ向けの総合エンターテインメント会社として競争力を高めてきた。

また、次期テントポール(巨額の制作費、有名な制作チームが参加し、ヒットを狙う作品)で脚本家のソ・スクヒャンの宇宙ステーションを背景とする500億ウォン(約50億円)規模の大作「星たちに聞いてみて」と、作家チョン・セランのK-POPドラマ「イルミネーション」など、来年の放送を目標に制作に励んでいる。

今回の有償増資の納入日は3月11日であり、同株式は3月31日に上場され、韓国預託決済院に1年間保管される予定だ。

記者 : ペ・ヒョジュ