イ・スヒョク、新ドラマ「明日」での目標語る“シンクロ率100%…原作ファンの期待に応えたい”

Newsen |

写真=MBC
イ・スヒョクがMBCドラマ「明日」への愛情を伝えた。

韓国で3月25日に放送がスタートするMBC新金土ドラマ「明日」(演出:キム・テユン、ソン・チウク、脚本:パク・ラン、パク・ジャギョン、キム・ユジン)は死んだ人を導いていた死神たちが、これから死にたいと思う人々を助けるあの世のオフィスヒューマンファンタジーだ。作家ラマの同名のNAVERウェブ漫画を原作に、様々なシットコム(シチュエーション・コメディー:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)を執筆した脚本家のパク・ランと新人のパク・ジャギョン、脚本家のキム・ユジンが執筆を手掛け、新たな魅力を加える。

映画「再審」「SP 国家情報局:Mr.ZOO」などを演出したキム・テユン監督と、MBC「チェックメイト!~正義の番人~」「カイロス~運命を変える1分~」、tvN「マウス」を演出したソン・チウク監督が共同演出を手掛け、映画とドラマの出会いという点で期待を集めている。同作でイ・スヒョクはあの世の独占企業「走馬灯」の最高エリートで冷血な引導管理チーム長パク・ジュンギル役に扮し、危機管理チームと対立し、緊張感を与える予定だ。

イ・スヒョクは「明日」を選んだ理由について「監督さんの作品を楽しく見たし、原作のウェブ漫画のストーリーやメッセージが良かった」と説明し、「監督さんと話をしているうちに、原作の中のジュンギルという人物を新しく表現できるポイントが見えてきて、さらに面白かった」と付け加え、関心を高めた。

特にこれに先立ってパク・ジュンギルになったイ・スヒョクの、ウェブ漫画から飛び出してきたようなビジュアルが公開され、反響を呼んだ。これに対し、彼は「シンクロ率100%を目標にしている。ビジュアルが公開されてからとても良い反応を送ってくださって、感謝しながらもプレッシャーも感じている。ドラマが公開された後も良い反応が出てほしい」とし「冷たくてダークな魅力を持った死神パク・ジュンギルを通じて、僕の魅力やイメージを効果的に見せることができると思う」と話した。

また「以前、スーツを着る役をたくさんしたのでビジュアル的に少し違うように見える方法について悩むようになった。そのため、ウェブ漫画の中のジュンギルのトレードマークであるクマのような要素が欠かせなかった。監督、脚本家、スタイリスト、メイクアップアーティストなどと細部に至るまで話し合いながらキャラクターを完成させている」と話し、パク・ジュンギルに完璧に変身した彼のビジュアルへの期待を高めた。

それだけでなく、イ・スヒョクはパク・ジュンギル役を演じることに対し、「ウェブ漫画そのものが非常に人気の高い作品なので、その内容を効果的に表現することに重点を置いている。特にジュンギルは劇中の危機管理チームと対立する人物で、テンションが維持されるよう節制された演技をしようとしている」と話した。さらに「ドラマ化してキャラクターの性格、設定そのものがウェブ漫画と変わった部分がある。監督、脚本家、僕が新しく作り上げる部分も最後まで見守ってほしい」と付け加え、期待を高めた。

一番印象的だったシーンを聞く質問には「走馬灯」のセット場での撮影を挙げ、「ウェブ漫画や台本を見ながらセットがどんな姿なのか気になったが、『走馬灯』という仮想空間を美術チームがとてもよく表現してくれた。『走馬灯』での場面がとてもカッコよく映ると思う」と伝え、期待を膨らませた。続けて「ジュンギルの人々を導く過程がカリスマ性があると思う。また、中盤や後半にジュンギルだけのエピソードもある。僕も期待しながら撮影しているので視聴者の方にも楽しんで頂きたい」と語った。

イ・スヒョクは「すべての俳優の方がとてもいい。そのおかげで楽しく撮影している」と現場の雰囲気を伝え「特にキム・ヒソン先輩は僕を含む俳優やスタッフ全員が気持ちよく撮影できる雰囲気を作ってくれる。そんなところからたくさん学んでいる」とキム・ヒソンに感謝の気持ちを表し、雰囲気を和ませた。

また、イ・スヒョクは熱い応援を送ってくれる原作者のラマにも感謝の挨拶を忘れなかった。彼は「作家さんがSNSに投稿する文章はすべて見ているし、感謝している」とし、「ラマさんだけでなく、原作のファンの皆様もがっかりしないよう頑張りたい。期待に応えられるよう残りの撮影も頑張りたい」と意気込みを語った。

最後にイ・スヒョクは「『明日』はとても重要なメッセージを伝えるドラマだ。そのメッセージを伝えるため多くの俳優とスタッフが一生懸命に撮影している。作品に込められたメッセージが何だろうか、ご覧になる方々に一緒に感じて共感していただきたい」とし、「僕がファンの皆さんに牛のように働くと申し上げたが、今回の作品でもよい姿をお見せするため最善を尽くしている。もう少し待ってほしい」と視聴者に挨拶を伝えた。韓国で25日午後9時50分に放送がスタートする。

記者 : イ・ミンジ