WEi キム・ジュンソ「グループに誇りを持っている…友達にはメンバーの自慢話も」(動画あり)

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デビューしたばかりの若々しい姿のWEiと「@star1」が共にした2020年11月号の撮影以降、1年3ヶ月ぶりにもう一度会ったキム・ジュンソは、大きく成長していた。外見だけでなく、しっかりとした心とカメラの前での慣れた様子からは、キム・ジュンソがこれまでどれほど一生懸命に頑張ってきたのか垣間見ることができた。

2020年10月5日、グループWEiの最年少メンバーとしてデビューしたキム・ジュンソ。WEiは、1stミニアルバム「IDENTITY:First Sight」を皮切りに、「IDENTITY」シリーズを通じて自分たちのアイデンティティを探していき、少しずつ成長していく姿を見せている。そのためだろうか。WEiはデビューしてから、オーディション番組出身のメンバーたちが集まった“怪物新人グループ”というニックネームから、作詞・作曲・プロデュースとパフォーマンスの構成までできる“完成型万能アイドル”というニックネームまで得た。

その中でキム・ジュンソは、最年少として情熱とエネルギーを見せ、メンバーたちと完璧な調和を見せている。「一瞬のだらけた姿が永遠に残るのがイヤだった。毎瞬間ベストを尽くしたいという考えだけだった」という彼は、絶えずベストを尽くす。そのすべての努力が一瞬のうちに報われることはないが、日に日に成長するステージの上のキム・ジュンソの姿は、デビューから今まで彼が積み上げてきた努力の賜物である。なぜそこまでベストを尽くすのかという質問に彼は「だらけることには、いつまで経っても慣れたくない」と答える。ステージに対しては嘘偽りのない本気で、だからこそ愛されるキム・ジュンソと率直な会話を交わした。

―― メンバーなしで一人で撮影しましたが、いかがでしたか?

キム・ジュンソ:実は久しぶりに撮るグラビアなので、昨日はすごく緊張したんです。震える気持ちで来たんですけど、今日は天気が良くて、心が楽になりました。天気によって1日の体調が変わる方なので、晴れた空を見て元気が出ました。スタッフの方々が写真がきれいに撮れているとたくさん言ってくださったので、さらに頑張ってポーズを取ることができました。ここまで反応が良かったのは初めてです。

―― 1年前に会った時よりも目に見えて成長していますね。

キム・ジュンソ:昨年の新年の目標が“体作り”だったんですけど、運動を一生懸命にして成し遂げました。筋肉量がたくさん増えて嬉しいです。そして何より新しい変化は、演技を学び始めたんです。昨年の6月から本格的に始めたんですけど、活動しながらも継続して勉強しましたし、空白期の間は集中的に学びました。最近、キム・ヨハン兄さんが撮影した「トキメク☆君との未来図」の現場に応援を兼ねて現場の雰囲気も身につけるため、2回ほど遊びに行きました。撮影現場が和気藹々としていて楽しそうに見えました。ヨハン兄さんも僕が直接行って応援したら本当に喜んでくれましたし、ディレクティングのようなことも直接目で見て学ぶことができて、良い経験になりました。

―― 半年ほどだと、演技を学んだ時間が短くはないんですね。

キム・ジュンソ:僕も短いとは思っていませんが、6ヶ月間もっと一生懸命に頑張っていたら、もっと成長できたのにという残念が気持ちがあります。今後本格的に活動を始めたら、上手な演技を見せなければならないので不安もあります。しかし、演技を学びがら別の能力も一緒に成長しました。特に曲のレコーディングをする時に、表現力が深くなりました。僕自身も嬉しかったですし、見ている方々にもテクニックが増えたねとたくさん褒めていただきました。今日グラビアを撮影する時も、撮影に深く入り込むことができました。これからも着実に学んで、演技活動でも素敵な姿をお見せしたいです。

―― 空白期にも忙しく過ごしたみたいですね。

キム・ジュンソ:僕は休んでいる時も1人でスケジュールを立てて実行に移します。例えば1日を過ごす時、お昼を食べて、運動しに行って、皮膚科にも行って、練習もして……このように1日のスケジュールを整理して充実した日を過ごすのが好きです。僕はESFJですからね(笑)。そのせいか計画を立てるのが好きです。空白期もそうして充実した日を過ごすために努力しました。

―― 昨年「IDENTITY:Action」をリリースして、IDENTITYシリーズ3部作のフィナーレを飾ったんですね。シリーズを締めくくって、成長した部分はありましたか?

キム・ジュンソ:全ての面で成長したと思います。メンバー全員のクオリティやステージの時に見せる集中力、そういたものが全体的に成長しました。また、今回のシリーズを通じて3つのコンセプトに挑戦してみました。新人の初々しさ、挑戦、そしてファンの方々と一緒にするコンセプトまで、さまざまな経験をして、僕たちだけの色を少しずつ見出すことができました。「IDENTITY」シリーズを無事に終了することができましたし、今後の活動の時もファンの方々に喜んでもらえるよう、新しいテーマでみんな一生懸命に準備しています。期待していただいても大丈夫です。

―― 個人的にはどのような成長をしたでしょうか?

キム・ジュンソ:目に見える成長は、運動を一生懸命にして“大人っぽさ”ができた点だと思います。たくさん褒めていただきましたし、自分の限界を越えて目標を達成した点が嬉しかったです。アルバムでの活動においては、歌のテクニックと自分だけのダンススタイルを作って成長を遂げたと思います。ダンスのラインがきれいだと言っていただいて嬉しかったですし、歌う時もトーンが良いという話もすごく嬉しかったです。ダンスや歌に対しては、アルバムの準備をするたびに着実に上達しています。ただ、ステージについては、僕が思ったより恥かしがり屋で、練習がもっと必要だと思います。特に最近は新型コロナウイルス感染拡大のため、ファンが音楽番組に来られないので、僕たちのステージを見てくださる方々がファンではなく、放送局の関係者である場合がほとんどです。そのため、心強いRUi(WEiのファン)の前でステージをする時より、なんだかもっと緊張するような気がします。

―― 今後新たに披露したいこともあるのでしょうか?

キム・ジュンソ:「IDENTITY」シリーズも終わったので、今回は“プロらしさ”、もう少し成熟した姿をお見せしたいです。ステージの上で余裕も見せたいです。音楽を楽しむ姿を収めて、プロらしいイメージを見せることです。

―― “毎日積み重なって成長すること”が人生のモットーとのことですが、そのようなモットーを持つようになったきっかけは何ですか?

キム・ジュンソ:きっかけを忘れるほど、長い間そのように生きてきました。デビューしてから分かったのは、自分のイメージが1つずつ積み重なって人々に見えるということです。しかし積み重なっていくイメージの中で、隙が見えるのがイヤだったんです。もし自分が疲れているという理由で、ある日にライブ配信で適当に話したら、それが永遠に記録として残ります。ある人はそれが僕のすべてだと思う可能性もあります。そうやって一瞬のだらけた姿が、永遠に残るのが本当にイヤだったんです。生涯残るのであれば、しっかり見せようと思って、ステージやグラビア、インタビューなど、毎瞬間ベストを尽くすのが習慣になりました。そうやって“些細な最善”が集まって、自分の成長につながることに改めて気づきました。だらけた人間になるのがもっとイヤになって、ずっと自分自身を引き締めています。たまにはこんな自分に疲れるかもしれませんが、後で振り返ってみた時、「自分がこんなに頑張っていたんだ」ということを知ることができて、それも良い点だと思います。また、ファンが僕の努力をわかってくれると思うので、毎日努力しています。

――WEiのメンバーで良かった点を教えてください。

キム・ジュンソ:僕はグループに誇りがあります。だから僕を紹介する時も「WEiのジュンソです」と挨拶するのが好きです。WEiのメンバーの中でも末っ子なので、兄さんたちがたくさん可愛がってくれます。よく面倒を見てくれて、「ジュンソは末っ子なのに~がいいね」とよく言ってくれて、特に弟を大切にしてくれる感じがします。末っ子なので兄さんたちがよくしてくれて、僕も兄さんたちに気楽に接して早く親しくなったりもしました。グループの末っ子としてアドバンテージがあるというの点が良いと思います。一人の時よりも兄さんたちといる時、より多様な僕の姿をお見せすることもできます。メンバーへの誇りも大きいです。友達にも兄さんたちの話をいつもします。「僕たちの兄さんたちは本当に好き、本当に親しくて楽な兄さんだよ」といつも自慢します。

――末っ子にとってメンバーたちはどんな存在ですか?

キム・ジュンソ:僕たちが一緒に過ごすことに慣れすぎて、離れて過ごすことになったら適応するまでとても長く時間がかかると思います。僕にはすでに家族の存在なので、誰が何をしているのかを常に見ています。宿所での生活は僕の心を快適にします。兄さんたちはいなければだめな存在です。

――メンバー同士が本当に仲が良いですよね。

キム・ジュンソ:僕たちの宿所はすごいです、毎日が修学旅行に来たようなテンションです。お互い性格や好みがみんな違うのに、一緒にいればケミ(ケミストリー、相手との相性)がものすごいです。本当にいろいろな形で笑えてみんな魅力的なので、兄さんたちと一緒にいると幸せです。たまに寝ているのに、リビングで歌を歌う時は除いてです(笑)。

――昨年の誕生日の生配信の時、写真をたくさん公開したという話がありました。今年の誕生日も期待されますね。

キム・ジュンソ:その当時公開せずに、僕の携帯電話のギャラリーだけにあった写真を倉庫から大放出するように公開してしまいました。ハハ。RUiがそういうことをするとすごく喜ぶんです。僕もアップロードしたと思っていたけれど忘れていた写真まで見つけて、一度にアップロードしました。僕はただ写真だけアップしただけなのに、ファンがすごく喜んでくれたので、もっと良い写真を撮ってたくさんアップしようと努力しています。今年の僕の誕生日にも、ファンが喜んでくれるものを探します。

――ソロとしても活動したいという気持ちはありませんか?

キム・ジュンソ:ステージでまだ足りない点がたくさん見えるので、ソロカムバックは後に機会があれば、もっと成長した姿でお見せしたいです。今後コンサートで単独ステージは一度やってみたいですね。

―― いつの間にかデビュー1周年が過ぎました。今後どんなアイドルとして大衆に記憶されたいですか。

キム・ジュンソ:僕たちはギャップのある魅力を持っています。WEiのリアリティを見ると本当に面白いんです。僕はいまだに僕たちのリアリティを見て笑っています。気楽な雰囲気で見える自然な魅力と、ステージで見せる魅力のギャップが大きいアイドルとして覚えてほしいです。ステージのクオリティをアップさせて、3分間ステージを掌握する姿を見せる一方で、リアリティでは「あなたたちはただの高校生ではないか」という話を聞くほど、ギャップを大きくしたいです。3rdミニアルバムまでは新人の初々しさを見せたとしたら、4thミニアルバムといつか発売するフルアルバムでは「この子たちのステージ本当に良かった」と言われるほど、プロらしい姿をお見せしたいです。それがWEiとジュンソの目標です。

――最後にファンへ一言お願いします。

キム・ジュンソ:2021年には僕たちをお見せする機会が少なく、会う時間も本当に足りなかったと思います。だから2022年には必ず公演もして、僕たち同士で楽しむ姿もたくさん見せて、昨年にできなかったこと以上のことをやりたいです。僕を愛してくれて、いつもありがたいのですが、それだけのものをお返しできてない気がして申し訳ないです。見守ってくださった分、素敵な姿をたくさん見せようと努力します。

記者 : パク・スンヒョン