「トキメク☆君との未来図」チョ・イヒョン、相手役のWEi キム・ヨハンとの相性は?“100点だと思う”
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写真=アーティストカンパニー
女優のチョ・イヒョンが、WEiのキム・ヨハンとの恋愛の演技に対する感想を語った。チョ・イヒョンは1月13日に韓国で放送が終了したKBS 2TV水木ドラマ「トキメク☆君との未来図」(脚本:チョ・アラ、トン・ヒソン、演出:キム・ミンテ、ホン・ウンミ)でチン・ジウォン役を務めて熱演を披露した。「トキメク☆君との未来図」は、入試競争ではなく違う道を選択した子供たち、大人と子供の境目に立った18歳の若者たちの夢と友情、トキメキの成長過程を描いた作品。特性化高校を背景に様々な事情を持つ子供たちの物語を現実的に描き、多くの支持を受けた。チン・ジウォンは、母親の反対を押し切って、大工の夢を叶えるためにヌルチ高校に進学した堂々とした性格の持ち主だ。
最近行われた「トキメク☆君との未来図」の終了記念ビデオインタビューで、チョ・イヒョンは「視聴してくださったすべての方々に感謝します。共にした俳優やスタッフの方々もありがとうございます。お疲れ様でした。初の主演作が『学校』シリーズであり、本当に光栄だったし、自分が上手にやり遂げたかどうかは分かりませんが、最善を尽くしましたし、5ヶ月間後悔が残らないように撮影に臨みました。私にとって良い思い出だったし、本当に光栄な作品であり、感謝しています」とし、終了の感想を語った。
劇中のチン・ジウォンのように幼少時代から夢がはっきりとしていたチョ・イヒョンは、自然にチン・ジウォンのキャラクターに魅力を感じた。チョ・イヒョンは「私も高校の時から女優が夢だったし、はっきりと決めていたため、ジウォンを上手に表現できるとは思っていたんですが、ありがたいことに監督が私にジウォンのキャラクターを任せてくれました。ジウォンの最高の魅力は、今まで演じた役の中で最も明るくて堂々とした人物であることです。私には肯定的なエネルギーをたくさんくれました」と語った。
「最初はジウォンとシンクロ率が高くなかったんです。ジウォンを演じるためにはもう少し明るくなる必要があると思いました。撮影しながら性格が徐々に明るくなったし、ますますシンクロ率が高くなりました。ジウォンはいつもポジティブなマインドを持つ人物です。だから明るいエネルギーを持つためにたくさん努力したし、そのような姿が視聴者の方々に届いてほしいです」
1999年に初めて放送された「学校」は、着実に好評を得て、KBSを代表するドラマシリーズになった。ペ・ドゥナ、チョ・インソン、イム・スジョン、コン・ユ、イ・ジョンソク、キム・ウビンなどを輩出して、“青春スターの登竜門”と呼ばれた。チョ・イヒョンは、地上波初の主演作として、KBSの看板ドラマ「学校」シリーズの流れを継ぐ作品「トキメク☆君との未来図」に合流して負担はなかったのだろうか。
「とても光栄であり、忘れられない作品です。撮影を準備しながら負担感ももちろんあったんですが、作品に迷惑をかけないように努力しました。台本をたくさん読んで、キャラクター分析もたくさんして、一人でこのシーンをちゃんと生かせるかたくさん工夫しました。ジウォン役を演じるためには、『自分が明るくならなければいけない』『ポジティブになろう』と思いました。一生懸命に頑張ろうという気持ちが1番大きかったんです」
登場シーンが多い主人公役は、チョ・イヒョンが女優としてより一層成長するきっかけになったという。チョ・イヒョンは「セリフも多いし、シーンが多くて大変だったと思われるかもしれませんが、光栄な役でした。こんなにたくさんの台詞をこなせたのはありがたいことですし、本当に感謝して幸せな時間でした。今まで出演した作品では、自分の登場シーンを探すためには(台本を)何ページもめくらなければならなかったんですが、今回の作品は自分の登場シーンがとても多くて不思議だったし、それを上手にやり遂げるために、キャラクターをたくさん研究して練習しました。おかげで責任感も生まれて、自分の成長のきっかけになりました」と明らかにした。
チョ・イヒョンは、劇中でコン・ギジュン役を演じたキム・ヨハンと初々しい恋愛の演技を披露した。2人は昨年、「2021 KBS演技大賞」でベストカップル賞を受賞するほどたくさんの支持を受けた。これに関し、チョ・イヒョンは「キム・ヨハンさんと共演するシーンがとても楽でした。相手と演技する時は配慮が重要だと思うんですが、一緒にじゃれ合ったりして、ヨハンさんとのすべての共演シーンは、自分で考えても安定感を感じて楽でした。すべてのシーンで息が合ったと思います。恋愛の演技は、個人的に100点だと思います。ベストカップル賞は、撮影する俳優とケミ(ケミストリー、相手との相性)が良い人に与える賞だと思うので、嬉しくて光栄です」と伝えた。
「トキメク☆君との未来図」は、キム・ヨハン、チョ・イヒョン、ファン・ボルムビョル、チュ・ヨンウの主演4人をはじめ、同年代の俳優が多数出演した作品だった。同年代の俳優たちとの撮影は、チョ・イヒョンにとって新しい経験だったという。彼女は「主演俳優の4人全員が同い年だったので、親しくなるのも早かったし、同い年だからケミもよく、イ・ハウンさんも1歳離れているだけだったので、とても楽しく撮影しました。友達と演技の勉強をするという思いで演じました。個人的に相性は本当に良かったと思います」と満足感を表した。
「今までは先輩たちと共演してきたんですが、今回は友達と共演して自分が上手にできるかなと不安だったんです。内向的なので人見知りも激しかったんですが、先に声をかけてくれるし、それが同い年の長所だと思います。気兼ねなく作品とお互いにキャラクターについて話し合うことができるのが長所だったし、シナジー(相乗効果)になって本当に良かったです。撮影する時もお互いに頼り合ったし、気楽になってキャラクターや台本の話もたくさんすることができてよかったです。撮影が終わって、皆スケジュールがあったので、頻繁には会えなかったんですが、グループのチャットルームでお互いに祝ってあげました」
撮影中の楽しかったエピソードも公開した。チョ・イヒョンは「一番最近の撮影だったんですが、PPL(間接広告:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)でトンカツを食べるシーンで、美味しすぎてPPLのトンカツを夕食としてほぼ全部食べてしまったんです。スタッフの方々に『撮影に必要だから残しておかなければいけない』と言われたことを今でも思い出します」と笑顔を見せた。
記者 : パク・ウネ