SM、所属アーティストのアルバム売上が好調…2021年の実績が創立以来最高となる約672億円を達成!

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写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメント(以下SM)が2021年、創立以来最高の実績である売上7,015億ウォン(約672億円、連結財務諸表基準)を達成した。

SMは新型コロナウイルスによるパンデミックが続く厳しい経営環境の中でも、所属アーティストのアルバムの好調な売れ行きに後押しされ、前年比20%以上の売上成長を記録。2020年は当期純損失を記録したが、2021年には黒字転換に成功し、歴代最高となる1,234億ウォン(約118億円)の当期純利益を達成した。

また、SMは将来に向けた投資目的でこれまで配当を実施していなかったが、今回初めて1株当たり200ウォン(約20円)の配当を理事会で決議したことを開示した。

SMは「エンターテインメント業界のリーディングカンパニー(業界を先導する主導的立場の企業)として、より一層株主に配慮した企業に生まれ変わるため、今回の配当を決定した。今後もK-POPファンと株主の価値向上に向けた活動を継続的に展開していく」と明らかにした。

今後も世界的に韓流やK-POPブームをリードする総合エンターテインメントグループとして、文化と先端技術が結合された未来エンターテインメントの世界である「SM Culture Universe(SMCU)」を作っていくための努力と投資を続けていく計画だ。また、イ・スマン総括プロデューサーが創案した概念である「Play2Create(P2C)エコシステム」の構築に向けて、系列会社であるSMブランドマーケティング(SMBM)を通じて、世界最大の仮想通貨取引所のバイナンス(BINANCE)と、世界最大のメタバースプラットフォームのザ・サンドボックス(The Sandbox)とのパートナーシップを締結するなど、コンテンツとブロックチェーン技術を組み合わせた未来事業も活発に展開している。

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記者 : キム・ミョンミ