SM、メタバース・NFT事業を本格化!世界最大のプラットフォームであるザ・サンドボックスと提携…「SMTOWN LAND」誕生を予告

MYDAILY |

写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメントの系列会社であるSMブランドマーケティング(以下、SMBM)が、世界最大のメタバース・プラットフォームザ・サンドボックス(The Sandbox)とSMエンターテインメントグループのメタバース及びP2Cエコシステムとのコラボレーションに向けたパートナーシップ(MOU)を締結した。

SMBMはイ・スマン総括プロデューサーが創案した概念であるPlay2Create(以下、P2C)エコシステム構築のためのメタバースプラットフォームとのパートナーシップとしてザ・サンドボックスと提携することになった。今回のパートナーシップにより、ザ・サンドボックス内のK-コンテンツのための専門空間であるK-Verseの中に、SMエンターテイメントグループ専用のテーマ空間であるSMTOWN LANDを設け、コンサートやファンミーティングなどのイベントを開催し、ユーザーがSMエンターテイメントグループのIPをも用いて様々なゲームを楽しみ、NFTアイテムを創作するリクリエーターエコノミー(Re-creator Economy)が形成される予定だ。

また、SMBMとザ・サンドボックスは、両社が持っているIP、プロデュースのノウハウ、技術力を活用してNFT商品を共同企画・制作し、世界中のファンが楽しめる参加型サービスを共同運営することにした。このほかにも今後、自主的に構築される予定のSMエンターテインメントグループのP2Cエコシステムプラットフォームとザ・サンドボックスプラットフォームとの間に、NFTスワップ(swap)、SMエンターテインメントグループが提供するクリエイター創作ツール(tool)の提供など、互換を可能にする計画だ。

写真=SMエンターテインメント
SMBMのイ・ソンス代表は「SMエンターテインメントグループは創業以来培ってきた数多くのコンテンツのIPとアーティスト、そしてこれらが1つに繋がっているSMCU(SM Culture Universe)の世界観を基に、デジタル世界でさらに拡張の可能性を持つ企業になった。クリエイターエコノミーがよく構築されているザ・サンドボックスが、今回の提携を通じて、今後SMCUをメタバース内でさらに拡大していくことを期待している」とコメントした。

ザ・サンドボックスの共同創業者であるセバスチャン・ボルジェ(Sebastien Borget)は「SMエンターテインメントグループは27年間、世界にK-POP文化を発信し、アジアエンターテインメント産業をリードする革新を繰り返してきた。ファンとK-POPアーティストがユーザー創作コンテンツ(User-Generated Content)、ダンス、音楽、歌を通じて、互いに繋がり、NFTで囲まれてリアルな経験に接し、SM文化と世界観に命を吹き込むことができるよう、ザ・サンドボックスがSMエンターテインメントグループ初のNFTメタバースパートナーとして参加することができて嬉しい」と話した。

SMBMは最近、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスとのパートナーシップに続き、サンドボックスとのパートナーシップを締結するなど、コンテンツとブロックチェーン技術を組み合わせた未来事業を活発に展開している。

・SM所属アーティストのグッズをファンが制作可能?SMBM、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスと提携

・SM、ソウル市立交響楽団と2度目の契約…共同でコンサートも開催予定

記者 : イ・スンギル