放送終了「悪の心を読む者たち」キム・ナムギル、連続殺人犯を捕まえるため奮闘…衝撃の展開でシーズン2へ

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「悪の心を読む者たち」放送画面キャプチャー
「悪の心を読む者たち」が、連続殺人鬼が2人登場した衝撃の展開でシーズン1を終えた。

韓国で29日に放送されたSBSの金土ドラマ「悪の心を読む者たち」(演出:パク・ボラム、制作:スタジオS)6話は、首都圏基準で視聴率7.8%を記録し、瞬間最高視聴率は10.8%まで上昇した。

3度の殺人でなんと7人を殺した連鎖殺人犯のク・ヨンチュン(ハン・ジュヌ)を捕まえるために激しくぶつかる警察たちの話が描かれた。ソン・ハヨン(キム・ナムギル)、グク・ヨンス(チン・ソンギュ)、ユン・テグ(キム・ソジン)らは、犯罪行動分析チームと機動捜査でそれぞれ捜査方式は違ったが、犯人を捕まえるという心は同じだった。

先に警察は3件の殺人事件で同じパターンを発見した。場所が高級住宅である点、殺害後に強盗に偽装した点、特定の鈍器を使用した点など。決定的に現場で同一人物のものとみられる登山靴による足跡が共通して発見された。これをきっかけに犯罪行動分析チーム、特にソン・ハヨンは連続殺人犯の登場を直感した。これに犯罪行動分析チームと機動捜査隊は連続殺人犯ク・ヨンチュンを捕まえるために最善を尽くした。

まだ容疑者の特定にも至らなかった状態だったが、ソン・ハヨンは事件現場を毎日のように訪れた。そんな中、ユン・テグが連続殺人犯ク・ヨンチュンが被害者の夫の黒いジャンパーを着て消えたということに気づき、周辺の防犯カメラを全て確認した。その結果、ク・ヨンチュンの後ろ姿を捉えた。これを聞いたソン・ハヨンは破格的な提案をした。顔も見えない後ろ姿だが、この後ろ姿で公開捜査をしようというのだ。

ソン・ハヨンのプロファイリングによると、ク・ヨンチュンはマスコミを通じて綿密に状況を注視していた。それならこれを逆に利用して、後ろ姿だが公開捜査をすることで、次の殺人を止めようということだった。機動捜査隊はこれに強く反対した。捜査に混乱が生じ、ク・ヨンチュンが隠れてしまうかもしれないというのだ。それにもかかわらず、次の殺人を防ぐことが重要だったため、後ろ姿の公開は決定された。

公開後、殺人は止まったように見えた。しかし、ク・ヨンチュンの痕跡も消えてしまった。ソン・ハヨンは数え切れないほど考え、また考えた。後ろ姿公開手配が果たして正しい選択だったのか。そのようにして、捜査の進捗なしに時間は流れた。そんな中、ク・ヨンチュンではないもう一つの殺人犯が登場した。

彼は夜遅くに一人で帰宅する女性を追った。そして女性が家の前に着いて無防備な状態になった時、鋭いナイフで数回刺した。その後彼は狂気に満ちた目つきと表情で現場から逃げた。ク・ヨンチュンが隠れて次の殺人を準備している中、また別の殺人犯が登場したのだ。この衝撃的なシーンを最後に6話の放送は終わった。

その後公開された予告はさらに衝撃的だった。殺人鬼2人の不気味なイメージが象徴的に交差した中で、ソン・ハヨンが「我が国に2人の連鎖殺人犯が存在するということでしょう」と話した点だ。このまま2人の連鎖殺人犯が存在することになれば、ソン・ハヨンと犯罪行動分析チームはさらに激しく、“悪”の心の中に歩いていくだろう。視聴者にも連続殺人犯を必ず捕まえなければならないという感情移入までさせた。

「悪の心を読む者たち」は6話でシーズン2を終え、韓国で2月25日の夜10時より、シーズン2の放送を開始する。

記者 : パク・ソヨン