未来少年(MIRAE)「ステージの上にいる時が一番幸せ…K-POP界でなくてはならない存在になりたい」
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まさに第4世代の未来と言える活躍ぶりだ。昨年3月、K-POPに新しい未来を示すという抱負を持って音楽業界に彗星のごとく登場した未来少年(MIRAE)が、“怪物新人”らしい疾走を続けている。デビューアルバムから海外各国のiTunesのK-POPアルバムチャートTOP5にランクインしたが、2ndミニアルバムでカムバックした後には、「PopWrapped」「Kpopmap」「EnVi Magazine」など、東南アジアをはじめ、南米やヨーロッパなどの海外メディアに大々的に取り上げられ、凄まじい成長を見せている。新人とは思えないパワフルなパフォーマンスや中毒性の強い未来少年流の音楽で、K-POPファンの“イプドク(オタク入門)”のドアを開けた7人の少年たち。才能豊かで愉快な少年たちが、7人7色の魅力で音楽業界を染めていっている。自分たちだけの道を開拓し、着実に成長を遂げている未来少年の明日は明るそうだ。
―― 「@star1」とは2度目の撮影です。さらにカッコよくなりましたね。ソン・ドンピョ:ハハ、ありがとうございます。今日の撮影は、前回とは雰囲気が違って、新しい感じで楽しかったです。今回は全員で歩いていくようなポーズが格好よかったので期待しています。
リアン:前回の撮影の時は、末っ子たちの間に挟まって可愛らしいコンセプトで撮りました。それとは違って、今回は“冬の男”というような感じで、シックで大人っぽいコンセプトで撮影したので、新鮮で楽しかったです。
―― 3rdミニアルバム「Marvelous」でカムバックをしました。今回のアルバムはどのようなコンセプトになっていますか?
パク・シヨン:タイトル曲「Marvelous」は、火星から眺める視点を表現したユニークな楽曲です。
ソン・ドンピョ:ミュージックビデオでも、メンバーたちが火星に向かって旅立ち、そこで思い出を残してくるというストーリーがあります。特に今回のタイトル曲のキリングパート(心をつかむ部分)は、中毒性が強いサビです。間に可愛らしいダンスも入っているので、その部分に集中して見ていただくと面白いと思います。
―― TikTokのフォロワー数を見てびっくりしました。デビュー1年も経っていない新人グループですが、すでにフォロワー数が100万人を超えました。爆発的なフォロワー数増加の秘訣は何ですか?
カエル:メンバーたちは、想像力がとても豊かなんです。だからユニークで新鮮な映像をたくさん撮ります。1番記憶に残っている映像は、リアン兄さんが鉄棒にぶら下がって何度も回るんですけど、すごく不思議な方法で回るんです。見ていただくと、すごく不思議に思うでしょう(笑)。
イ・ジュンヒョク:僕たちが団体で撮ったTikTok映像の中で、再生回数が1千万回を超えたものがあります。それが話題になってフォロワー数が爆発的に増えたと思います。反応が良いので、もっと一生懸命に頑張るようになりました。
―― 「未来少年シティ」「未来ゲーム天国」など、自主制作リアリティ番組でも、メンバーたちのバラエティセンスが際立ちます。7人のメンバーの中でバラエティの期待株は誰ですか?
メンバー全員:断然ユ・ドヒョンです。
イ・ジュンヒョク:ドヒョンが僕たちといる時はバラエティセンスがすごくて、面白いことをたくさん言います。でも、緊張するとそのような姿が出てこなくて残念です。普段通りにやれば、本当にバラエティの天才になると思いますけどね(笑)。
ソン・ドンピョ:バラエティの話が出たので言いますが、僕たち全員はJTBC「知ってるお兄さん」とSBS「ランニングマン」にぜひ出演してみたいです! 僕たちはトークもそうですが、体を使うことも上手なので、バラエティに出演したら楽しく撮影できると思います。
―― グループ名の前についてほしいニックネームはありますか?
カエル:“宇宙最強”です。楽曲を聴いて「この人達は宇宙最強だ!」を言われたいです。
ソン・ドンピョ:“第4世代を代表するアイコン”になるよう、最善を尽くします。
パク・シヨン:“K-POP界になくてはならない”というニックネームもつけたいです。ニックネームが長すぎるでしょうか? ハハ。
――デビューしたのがつい最近のことのようなのに、すでに1周年を控えています。デビュー初期と変わった点はありますか?
カエル:デビュー時は一生懸命に頑張らなければという考えのせいか、常に緊張して震えていた記憶しかないです。最近では余裕が少し出てきたので、欲も生まれました。より良いステージをお見せしようと考え、研究しています。
リアン:そうです。デビューした頃は緊張しすぎて「練習していた通りにやろう」と念を押したりしていましたが、今は余裕ができてステージを楽しむ方法を少しずつ知っていっているところです。
パク・シヨン:デビュー初期はすごく薄い棒状のお菓子のようでしたが、活動していきながら少しずつ厚いお菓子になっていくようです。僕の表現力は適切でしたか(笑)? メンタルも実力も、少しずつしっかりしてきています。
チャン・ユビン:最初はデビューという夢に描いた目標を成し遂げたという思いから、何をしても楽しくて嬉しかったです。でも、今はただ楽しいだけではありません。僕たちを信じてくださるファンの方々が増えれば増えるほど、責任感が増します。うまくやりたいという欲も少しずつ大きくなっていきます。もっと頑張るグループになりたいです。
――未来少年の1周年に向けて何か計画はありますか?
パク・シヨン:僕は個人的にメンバーたちとマニト(秘密の友達:プレゼントをあげた人を探すゲーム)をやってみたいです。後でコンテンツにしたら面白いと思います。
カエル:YouTubeコンテンツで、メンバー同士への手紙を映像で見せるのも意味があると思います。
――メンバーたちと一緒に生活していつの間にか1年になりますね。メンバー同士のトラブルが発生した時はどうやって克服しますか?
ソン・ドンピョ:僕たちが一緒に宿所生活してから1年ちょっとが過ぎました。実は練習生の時はトラブルがよくありました。ぶつかった時、その場ですぐに吐き出すよりも、それぞれ考える時間を持った後、みんなで集まって会話を交わして解決していきます。そうしていれば、トラブルが生じることはほとんどありません。些細なことは、その瞬間我慢して過ぎれば何もなかったことになるじゃないですか。みんな柔軟に対処する方だと思います。
――公式YouTubeチャンネルに映像が上がるたびに、各国のファンの方々のコメントが溢れていました。最も記憶に残っているコメントはありますか?
ソン・ドンピョ:「私の人生においてドンピョがとても大きな力で、人生の原動力だ」と言ってくださるファンの方がいます。僕が誰かにこれほどまで力になることができるという事実が嬉しくもあり、感謝しました。僕もファンの方々のコメントや手紙を見ながら力を得ます。そしてもっと頑張らなければならないと思います。
ユ・ドヒョン:「外的なものが好きなのではなく、ただあなたがあなただからいい」と書いてくれたファンの方がいらっしゃいます。それが一番記憶に残っています。僕のありのままの姿を好きになってくれる方がいるというのがすごく不思議ですが、ありがたいです。
カエル:僕はコメントではありませんが、ファンの方が書いてくれた手紙が記憶に残っています。「一生懸命生きているあなたを見ながら、私も一生懸命生きなければならないと刺激をたくさんもらう」と書かれていました。それを見て、僕が良い影響力を与えることができるということに気づきました。責任感を持って、さらに一生懸命努力して生きていきます。
リアン:海外各国のNOW(未来少年のファン)が「デビューしてくれてありがとう、私の幸せになってくれてありがとう」というコメントをたくさん書いてくださいます。そのような言葉をくれてむしろ僕がもっと感謝しています。そのようなコメントを見ながら勇気をたくさんもらっています。
イ・ジュンヒョク:僕は「未来少年のリーダーとしていてくれてありがとう」という言葉が最も記憶に残っています。リーダーの役割をもっと上手くやらなければならないという責任感が生まれました。
――未来少年にロールモデルはいますか?
ソン・ドンピョ:未来少年のロールモデルは未来の未来少年です。常に初心を忘れることなく、最善を尽くして走っていくグループになるよう、努力します。かっこいいグループに成長する姿を見守っていてください。
――昨年「@star1」のインタビューで、1年後の姿について「初心を忘れず、僕たちだけの音楽を素敵にやる」と話しました。その目標は叶えられたと思いますか?
イ・ジュンヒョク:叶えたと思います。いつもステージに立つ時、隣を見るとみんな笑っていて楽しんでいます。人為的に作る笑顔ではなく、本当の笑顔でステージを披露しています。初心を忘れることなく、みんなが最善を尽くしています。成果は関係なく、メンバーたちの努力を知っているので、僕は成し遂げたと思います。
――ステージの上にいる未来少年は本当に幸せそうです。アイドルという職業の満足度が200%に思えます。
カエル:そうです(笑)。僕たちは2ndミニアルバムの活動が終わってから、空白期が少しありました。その時、メンバーたちがステージを本当に恋しく思っていました。それからカムバックをしましたが、言葉で表現できないほど幸せでした。ステージの上にいる時が一番嬉しくて幸せだということを体感しました。
イ・ジュンヒョク:正直なところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ステージが音楽番組以外にはほとんどない状況です。メンバー全員がステージを楽しみながら活動をしたいのですが、公演がキャンセルになったこともあり、残念なことが多かったです。今年はステージに立つ機会がたくさんあってほしいです。
記者 : ファン・ヨンド