パク・ウンビン「恋慕」が世界で大ヒット!5歳で初めてデビュー“ターニングポイントは1つではなかった”

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Netflixで配信され、日本でも人気を博した韓国時代劇ドラマ「恋慕」で主人公を演じたパク・ウンビン。様々な事情により女であることを隠し、男装したまま、世子、そして王になり、運命に翻弄され続けるヒロインを熱演した。KBS演技大賞では、相手役のSF9 ロウンと共にベストカップル賞も受賞し、世界中から注目を集めている。

今回、Kstyleではそんな彼女にインタビューを敢行! 「恋慕」についてはもちろん、子役時代からのターニングポイント、さらに休日の過ごし方まで、たっぷりと話を聞いた。

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【PHOTO】パク・ウンビン、主演ドラマ「恋慕」がヒット“世界中のファンから届いた応援”

――「恋慕」は日本でもNetflixで上位にランクインして、多くの視聴者に愛されました。反響はいかがでしたか?

パク・ウンビン:「恋慕」が終わって前より海外のファンが多くなった感じですね。海外のファンの方々にもNetflixで1位になったとお祝いのメッセージをいただき、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ナイジェリアでもTOP10に入ったというニュースと共に各国のファンから応援が届きました。

――人気を実感する出来事はありましたか?

パク・ウンビン:今は肌で感じることはできませんが、受賞したことを祝ってくださるファンのメッセージを見ると、ファンの年齢層も多様になったように感じます。

――男装役、そして王、世子という、なかなか経験できない役だったと思いますが、いかがでしたか?

パク・ウンビン:みんなが難しい役だと予想したと思いますが、やり遂げなければならないという思いが強かったです。まず身体的に、体力の管理をしないといけませんでした。そして、外見的に男に見えるように努力しつつも、完全には男に見えないようにしました。「もしかして女なのかな?」と疑われるラインを維持する必要がありました。それで声のトーンを最大限下げました。それでも恋に落ちた時はまた本来の姿が出てくるように、そういう細かい部分も表現しようとしました。

――イ・フィには悲しい出来事や試練が続きますが、もし自分だったら……と考えたことはありますか?

パク・ウンビン:キャラクターに接する時は、「私だったらどうだったのか」という考えは排除するようにしています。「私ならこうだったと思うけど、このキャラクターはなんでこうなんだろう?」と思うようになると、キャラクターになり切ることに邪魔になるんです。演技をする時、個人的な私見は最大限排除するようにしています。


「恋慕」でベストカップル賞に“戦友で良いパートナーだった”

――「恋慕」は、同年代の役者が揃っていましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

パク・ウンビン:撮影現場の雰囲気はとても良かったです。ドラマの内容は切なくて悲劇的なものでしたが、良い人達が集まって一緒に作業をしたので楽しい状況が多かったです。疲れても笑って乗り越えて、そのパワーで長い時間を耐えました。コ・ギュピルさん(ホン内官)は本当に面白い人です。ロウン(SF9)さんは、予期せぬ突発的な状況になっても、一緒に乗り越えていかなければならないパートナーとして大きな力になりました。ナム・ユンスは口数は少ないですが、一言一言が簡潔でウィットのある人です。ビョンチャン(VICTON)は護衛武士の役でしたが、弟のようによく従ってくれる弟、チェヨン(DIA)は明るくて見ていると気分が良くなる雰囲気がありました。ペ・ユンギョンは唯一の友達でした。撮影があまり重ならなくて残念でした。次はもっと長く一緒にいようと話しました。

――ホン内官役のコ・ギュピルさんとのケミストリーも好評でした。コミカルな間合いは、現場で相談されたのでしょうか?

パク・ウンビン:コミカルな関係について、アイデアを出したり、合わせたりはしませんでした。自然の流れで行いました。私がアドリブを投げると、コ・ギュピルさんが自然にアドリブで返す感じでした。幸い監督もそういう部分が好きで、そういうコンビネーションシーンがカメラに綺麗に撮ることができたと思います。

――2021年のKBS演技大賞では、ベストカップル賞も受賞されました。SF9のロウンさんとはどんなお話をされましたか?

パク・ウンビン:ロウンさんとは戦友として過ごした仲です。話がよく通じるので、撮影現場でたくさん話し合いました。演技において情熱が溢れる俳優だから、そういう点で目指すところが同じでした。撮影しながらお互いのキャラクターをもっと豊かにしてあげようという努力があったからこそ、私たちは良いパートナーだったと思います。

――もし物語が続いていたら、イ・フィやその周りの人々は、今頃どんなふうに過ごしていると思いますか?

パク・ウンビン:幸せに暮らしてるでしょう。私は作家ではないので、むやみに裏話を描くことはできませんが、最終回で見せてくれたように、私たち2人は幸せです。そして、フィの周りの人たちが名節(旧正月・秋夕)で、行き来しながら近況を伝えたり、必要なものを渡したりして、もう一つの実家のように幸せに暮らしていると思います。
 

「休む時は、寝たい時に寝て、食べたい時に食べて…」

――休みの日や撮影が終わって、次の作品に入るまでの準備期間はどう過ごされることが多いですか?

パク・ウンビン:休む時はちゃんと休まなければならないという考えで、何もしないでじっとしているのが好きです。寝たい時に寝て、起きたい時に起きて、食べたい時に食べます。休む時は、TVはあまり見ません。遮光カーテンをほのかに引いて、外の様子がなんとなく分かるぐらいの落ち着いた雰囲気でくつろぎます。休んでも翌日撮影があれば、台本を覚えなければなりません。それは休みではないです。私にとっての休日は「何もしなくてもいい日」です(笑)。

――お忙しい撮影の中でも、美しいお肌がとても印象的でした。美容について毎日欠かさずやることはありますか?

パク・ウンビン:そのようにおっしゃってくださってありがとうございます。最近は撮影が多くて、毎日のようにメイクをした状態で、眠れないことが多かったんです。それでクレンジングをちゃんとしようと思いました。そして、最も重要なのは心の安定。ストレスをちゃんと扱わないといけませんね。

――グラビアなどを撮影する機会も多いと思いますが、パク・ウンビンさんが今気になっているファッションやメイク、アイテムなどあれば教えて下さい。

パク・ウンビン:俳優はどんな服を着るか、どんなメイクをするかによってイメージが変わると思います。今は次回作の準備をしているので短いヘアスタイルですが、長い髪になるとまた違った感じのイメージを見せることができるでしょう。私は服が好きです。その日のムード、TPOによって選びますが、私は様々なスタイルを追求しています。私の普段のファッションを知ることができるのは、個人的なコンテンツやSNSなのですが、お見せしていない姿も多いです。

――日本ではおうち時間が増え、韓国ドラマの人気が再燃しています。パク・ウンビンさんのおすすめの作品は?

パク・ウンビン:実はこのような質問が一番難しいです。撮影日以外は完全に休息を取る方なので、有名な作品も多く見られないほど、完全に楽しむことができませんでした。そのような意味で、作品を薦めるなら、私が出演した全ての作品を見ることをお勧めします(笑)。その間に次回作が出ます。次は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」という自閉スペクトラムを持った天才弁護士に変身します。毎回、自分で新たに事件を解釈し、解決しながらウ・ヨンウも成長するそんなドラマです。撮影を始めてから、1ヶ月ほど経ちましたが、楽しく撮影しています。

――K-POPも人気ですが、パク・ウンビンさんはどんな音楽をどんな時に聞きますか?

パク・ウンビン:音楽はたくさん聞く方です。アイドルの音楽、インディーズミュージック、そして最新の流行の音楽もたくさん聞きます。撮影する時はその作品のOSTもたくさん聴く方です。歌からそのドラマの情緒を感じることができるんです。「恋慕」のOSTは本当に全部良かったです。特にアン・ダウンさんの「I Believe」、ペク・チヨンさんの 「IF I」、LYnさんの「分かってるわ(알아요)」が記憶に残っています。
 

5歳で初めてデビュー!「ターニングポイントは1つではなかった」

――子役時代から役者としての経歴がとても長いですが、俳優を始めたきっかけは覚えていますか?

パク・ウンビン:実はあまりにも昔のことなのでよく思い出せません。きっかけは一つではないはずです。5歳で初めてデビューしたのは事実です。その後、96年度からちょっとした端役で出演するようになり、俳優を始めました。私は静かでしたが、好奇心旺盛な子供でした。撮影現場に行くのが好きで、朝5時に出なければならない時は、私が先に起きてお母さんを起こすくらいです。多くの方々が「白夜3.98」を私のデビュー作として挙げますが、その時、私の最初のセリフが「卵」でした。「ソヨンは何食べる?」って聞いたら私が「卵焼き!」と答えて、卵焼きを美味しく食べたのを覚えています(笑)。

――これまでの作品で、役者としてターニングポイントになった作品はありますか?

パク・ウンビン:私にとってターニングポイントは、一つではありませんでした。初めての時代劇だった「明成皇后」が時代劇の面白さを悟らせてくれた作品で、「太王四神記」も子役時代のターニングポイントと言えます。成人になってからは「秘密の扉」という作品が愛着を持つキャラクターで、演技的なターニングポイントとなりました。俳優としてのイメージでのターニングポイントは「青春時代」でした。周りの人からは「ブラームスは好きですか?」のチェ・ソンアの姿が私と一番近い役だそうです。合っている部分もあり、そうでない部分もあります。私は自分なりに、役は役としてそのまま共存する方法を追求しています。なので、私と役は別物と分けようと思うんですが、私が演じることで、どんな役でも自分の姿が入ると思います。

――現在は次回作の撮影中とのことですが、そのほか今後のご予定についてお聞かせください。

パク・ウンビン:私が少しだけ出演した映画「魔女2」「ボストン1947」は封切りを待っている状況です。今は撮影中の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に集中していますので、公開されたら、多くの関心をお願いします。

――日本のファンにメッセージをお願いします。

パク・ウンビン:長い間、「恋慕」を愛してくださってありがとうございます。今後の作品でも「こういう姿もあるんだ」と見てくれたらと思います。私が出演した作品を見て、視聴者の方々も得られるものがあればと思います。それが余暇の楽しみであれ、ドラマから得られる教訓であれ、楽しく笑いながら過ごす時間であれ、人生に役立つメッセージであれ、どれでも大丈夫です。いろいろないい影響を一緒に分かち合いたいです。

――日本ファンに会えたらどんなことをしてみたいですか?

パク・ウンビン:いつか日本で直接お会いして、私が知りたいことをファンの皆さんと話す時間を持てればと思います。

――ちなみに好きな日本の食べ物はありますか?

パク・ウンビン:日本料理はとんかつが好きです。韓国に来たら「さつまいもチーズトンカツ」を食べてみてください。私が好きな食べ物です(笑)。



撮影:SHIM KYUTAI

記者 : Kstyle編集部