Apink チョン・ウンジ、ドラマ「酒飲みな都会の女たち」放送終了の感想を語る“悪口を言うシーンが…”

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写真=ISTエンターテインメント、TVING
Apinkのチョン・ウンジが、「酒飲みな都会の女たち」での元Secretのソナと口喧嘩をする名場面について語った。

チョン・ウンジは、ソウル江南(カンナム)区にあるISTエンターテインメントの社屋で、マイデイリーとインタビューを行った。韓国で昨年11月に放送が終了したTVINGオリジナル「酒飲みな都会の女たち」でカン・ジグに扮し熱演を繰り広げ、人生最高のキャラクターを更新したことについて話した。

「酒飲みな都会の女たち」は、作家ミカンのDaumウェブ漫画「酒飲みな都会の女たち」を原作にした作品で、同じ年の3人の友人アン・ソヒ(イ・ソンビン)、ハン・ジヨン(ソナ)、カン・ジグの友情を描いた全12話のドラマだ。OTT(動画配信サービス)プラットフォームの強みを活かし、テレビドラマでは見られなかった新しい素材と3人の熱演が相乗効果を発揮したおかげで、回を重ねるごとにTVINGの成長を牽引した。SNSを通じて口コミが広がり、ドラマの中盤以降は一日有料加入貢献数値1位を達成し、「乗り換え恋愛」を越えてTVINGオリジナルコンテンツの中で、週間有料加入貢献数値1位を記録した。

作品の話題性を押し上げた要因には、チョン・ウンジの自然な悪口の演技があった。劇中、ソナと街のど真ん中で悪口を言い合うシーンをリアルに演じきり、最高の名場面を誕生させ、ネットユーザーたちの爆発的な反応を呼んだ。

これに対し、チョン・ウンジは「『酒飲みな都会の女たち』の人気を実感しています。知人たちもソナ姉さんと喧嘩する場面をキャプチャーしてたくさん送ってくれました。放送が始まる前は、視聴者の方がどんなリアクションをするのか気になっていましたが、『悪口を言うシーンを見て喜んでくれる』と思って驚きました」と語った。

彼女は「イメージに悩みながらも楽しく撮影しました」とし「『応答せよ1997』では出産シーンがありましたが、その時もApinkならではの清純なイメージがあったので、これをどう表現すれば良いのか悩みました。それでも作品だし、実際に公開された後はファンの皆さんも凄くリスペクトしてくれました。キャラクターとして見てくれました。初めての役がそういう役だったためか、ほとんど理解してくれるような気がします」と語った。

撮影当時を振り返った。彼女は「広場のような所で撮影が行われましたが、大きい声でセリフを言うと音が響きました。そこに、一般の方々もいらっしゃったので、『あの子たちは何をしてるんだ』と思ったはずです」とし「最初ソナ姉さんとリハーサルしながら『やりすぎかな』と思いました。カメラの前に立った時もすごく緊張しました(笑)。でも、1、2回くらい、悪口の演技をしてみるとすぐに慣れました。どうしても悪口は悪口で、綺麗にはならないから。最善を尽くしてやってみようと思いました。撮影が終わってから監督から『お前ら怖いな』と言われました。なので、私は『気をつけてください』と言いました」と語った。

チョン・ウンジは「私も演じながら胸が熱くなりました。ジグは、ジヨンに残念な気持ちを持っている状況だったから。演技をする時は作品の中にいるので、ソナ姉さんと気軽に息を合わせましたが、撮影が終わってからお互いに簡単には近づけないものがありました」とキャラクターに入り込んでいたことを語った。

続けて「正直、普段からそういう険しい言葉やひどい言葉を友達同士で言い合ったりする場合があると思います。テレビではそういう悪口を言えなかったんですが、カメラの前で本当にラフな言葉を自由に話すと、なんとなく喜悦感と言えばおかしいんですが、とても新鮮でした。ガールズグループと言えば思い浮かぶイメージがあると思いますが、それとはたくさん離れる行為をすること自体が面白かったです。『私にこういう面もあったんだ』と、何か挑戦のように感じました」と特別な感想を伝えた。

「応答せよ1997」のシン・ウォノ監督も称賛を惜しまなかったという。チョン・ウンジは「監督がそのシーンを見て連絡してくれました。これだったら『応答せよ1997』でも思う存分に悪口を入れれば良かったとおっしゃいました。『本当に良くやったよ』と褒めてくれましたが、『応答せよ1997』以来、初めての褒め言葉でした。監督からこんなに大きなリアクションは初めてでした」と喜びを見せた。

メンバーたちの反応はどうだったのだろう。彼女は「メンバーもとても面白いと言ってくれました。自分から『見た?』と直接聞けないタイプですが、メンバーに『カン・ジグさん』『カン・ジグ先生』などとからかわれました。それで『私、よくやったみたい』と思いました」と話し、笑いを誘った。

記者 : キム・ナラ