キム・ヨンオク&ナ・ムニ&パク・ジョンス、合計年齢238歳…人生経験をもとにお悩みを解決

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写真=チャンネルS
韓国の大物女優たちが悩み相談のために集まった。

チャンネルSの新バラエティ番組「進撃のおばあちゃん」が25日、オンライン発表会を開催した。この日の制作発表会には、プロデューサーのイ・ジュンギュをはじめ、女優キム・ヨンオク、ナ・ムニ、パク・ジョンスが出席した。

「進撃のおばあちゃん」はキム・ヨンオク、ナ・ムニ、パク・ジョンスが最近の若者たちの悩みを解決するトークショーで、3人の親友たちがMZ世代(ミレニアル世代+Z世代)から30代、40代の人生の後輩たちのためにビシバシ的確なアドバイスを伝える予定だ。

演出を担当したプロデューサーのイ・ジュンギュは、企画の意図について「最近の人々は悩みが多い。コロナ禍が長期化して人に直接会えないし、コミュニケーションも少なくなった現実で、悩みを打ち明けるだけで悩みが減る部分があると思った」と説明した。

“高齢者の悩み相談所”というコンセプトについては「母と父はコンデ(権威主義的な年長者)だと言われるが、おばあさんたちの話はもっと親近感を感じると思う。今の世代には、おばあさんたちの文化をより身近に感じることで人生の苦難を経験出来ると思う。その時代を実際に過ごしてきたおばあさんたちが一緒に出演すれば、より特別な番組になると思った」と話した。

3人のMCには名女優のキム・ヨンオク、ナ・ムニ、パク・ジョンスが抜擢された。プロデューサーのイ・ジュンギュは3人をMCに迎えた理由について「若者にも知名度があり、抜群のケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せられるのはこの方たちしかないと思った。悩むことなくオファーを決めた」と明らかにした。

“ハルミネム(おばあさん+エミネム)”“国民のおばあさん”として人気を博しているキム・ヨンオクは、「一人でやれと言われたらすぐに(出演すると)答えられなかったはずだが、一緒に出演するメンバーを聞いて良い組み合わせだと思った。私たちは人生の浮き沈みがあまりないと言われるが、ドラマにたくさん出演している。様々な状況を間接的に体験しているので、(いろいろな立場で)アドバイスするのは難しくないと思う」と、出演を決めた理由と番組に臨む覚悟を伝えた。

キム・ヨンオクから誘われたというバラエティの新人ナ・ムニは、デビュー60年にして初めてMCを務める感想について「孫たちが親にはすべてを話せなくても、祖母には正直に話すじゃないか。正直な話を聞いてみようと思って、率直に答えるために来た。ヨンオクさんから誘われたのもあるが、私もやりたいと思った」と話した。

続けて「視聴者と一緒に遊び、居間に座っている気持ちで気楽にしたい。気楽にできればと思う。若い人たちが出てくるので、造語などがよく分からなくて娘に聞いたりもする。それなりに勉強している。ぼーっとしているようにみえるが、心の中ではしっかり聞いているので相談する人の悩みをすっきり解決出来ると思う」と意気込みを語った。

末っ子のパク・ジョンスは「2人のお姉さんについていこうと思う。私が誰かの悩みを解決できるとは思えない。2人のお姉さんたちがしっかり解決するというので出演を決めた。良い組み合わせだと思う。私もついていこうと思ってここにきた」と出演理由を説明した。

「進撃のおばあちゃん」だけの魅力とはなんだろうか。3人は「年齢が高いというのが魅力といえば魅力になるだろう」とし「相談し、慰めてあげる時、人々に真心が伝わると思う。一般的な言葉ではなく、心から温かく包んであげることが私たちの長所ではないかと思う」と語り、番組への期待を高めた。

記者 : パク・スイン