Vol.1 ― FNCサバイバル番組「Who is Princess?」から、中学生5人組のPRIKILが誕生!メンバーの今をつくった“鬼コーチ”の言葉とは

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全世界で放送・配信中の大型デビュー・サバイバル・プログラム「Who is Princess? -Girls Group Debut Survival Program-」(以下、「Who is Princess?」)。

厳しいK-POPトレーニングで鍛えられた13~19歳のFNC ENTERTAINMENT JAPANの⽇本⼈練習⽣が、デビュー候補⽣である「PRINCESSチーム」と「CHALLENGERチーム」に分かれ、伝説の⻤コーチ達のもとでデビューがかかった過酷な格差バトルに挑戦。“世界で活躍するガールクラッシュグループ”のメンバー5名の座をかけて勝ち抜いていく様子をドキュメントとして届けてきた。

ファイナルミッションの結果、見事デビューメンバーに選ばれたRINKO、UTA、NANA、RIN、YUKINOの5名による新グループ「PRIKIL」(プリキル)が結成。今回、PRIKILのメンバーに決まった5名にインタビューを敢行! 前編では、デビューメンバーに選ばれた時の心境、番組で思い出に残るステージや“鬼コーチ”の言葉についてたっぷりと話を聞いた。

Vol.2 ― 「Who is Princess?」から誕生したPRIKILに迫る!それぞれの第一印象から今後の目標まで“世界に愛されるグループになりたい”

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――まずは自己紹介をお願いします。

RINKO:ハイトーンボイスが魅力、千葉県出身、14歳のRINKOです。

UTA:“バレリーナアイドル”、大阪府出身、15歳のUTAです。

NANA:“ダンシングマシーン”、東京都出身、14歳のNANAです。

RIN:“イケメン将軍”、福岡県出身、14歳のRINです。

YUKINO:“不屈のチャレンジャー”、京都府出身、14歳のYUKINOです。
 

BTS・TWICEらの影響も…アイドルを目指したきっかけは?

UTA / NANA / RIN
――皆さんがアイドルを目指そうと思ったきっかけを教えてください。

RINKO:私は小さい頃から歌ったり踊ったりすることが好きで、最初にK-POPで憧れたのがTWICEさんなのですが、私も夢や希望を与えられるアーティストになりたいなと思って目指すようになりました。

UTA:お兄ちゃんがBTS(防弾少年団)さんが好きで、BTSさんのパフォーマンスを観た時に全身がゾワッとしたんです。それでこんな風になりたい! と憧れるようになりました。

NANA:小学生の時にBTSさんのパフォーマンスを初めて見て、すごく圧倒されました。私もこんなパフォーマンスができる人になりたいなと思った事がきっかけです。

RIN:私は姉の影響でK-POPを知って、そこから色々なアーティストさんを聴き始めて、私もこんな大きなステージで色々な人を笑顔にさせて、勇気づけられるようになりたいなと思ったことがきっかけです。

YUKINO:友達からはじめて(G)I-DLEのウギさんの動画を見せてもらった時に、可愛さとカッコよさを兼ね備えていて、感動と衝撃がすごかったんです。こんな風な人になりたいなと思いました。

RINKO / YUKINO
――「Who is Princess?」への参加が決まった時の心境と、周りの反応は?

RINKO:出演決定を両親に報告したら、私よりビックリしていました。「自信を持って、RINKOらしくやれば大丈夫だよ」と応援してくれたので、それが心の支えになりました。番組が始まってからは、友人に「いつものRINKOと違う、カッコいい!」って言ってもらいました。

UTA:番組への出演が決まってすぐにお母さんに伝えたらすごく喜んでくれて、「番組に出してもらえるからには、今まで以上に頑張って、自分を出し切ってきなさい」と言われました。番組が始まってからは友達が「観たよ!」「UTAがテレビにいる~」と連絡をくれました。

NANA:最初はとにかくビックリして、テレビに出るということで不安な気持ちもあったのですが、番組に出る為に練習生として頑張ってきたのでワクワクした気持ちに変わっていきました。学校の先生がすごく応援してくれていて、親を通して聞いたのですが、職員室で上映会をしてくれていたみたいです。

RIN:練習生歴は私が一番短いこともあって、番組に出られるかどうか心配していたので、参加が決まった時はビックリで、嬉しかったです。両親は私以上にすごく喜んでくれて、「こんな経験は滅多に無いから、とにかく楽しんでき!」と言ってくれました。友達にも「キラキラしていて、本当にアイドルみたい!」と言われて、すごく嬉しかったです。

YUKINO:テレビに自分が出るということで、驚きと不安もあったのですが、絶対にデビューしてやるぞ! という気持ちで挑みました。親には最初「奇跡だね!」と驚かれたのですが(笑)、その後から「YUKIちゃんならできると思っていたよ」と言ってくれたので嬉しかったです。友達からは「YUKINOの姿を見て、私も夢に向かって全力で頑張ってみようと思う!」と連絡が来て感激しました。
 

「開いた口が閉じなくて…」デビューメンバー決定の瞬間

RINKO
――デビューメンバーに選ばれた時の気持ちはいかがでしたか?

RINKO:私は呼ばれたのが2人目だったので、まだ心の準備ができていなくて、私?! ってすごくビックリしました。少し落ち着いたら本当に嬉しくて涙があふれてきました。

UTA:開いた口が閉じなくて……ずっと口が開いたままになってしまうくらい驚いたのですが、だんだんと嬉しさがこみ上げてきて、今までお世話になった方への感謝があふれてきました。

NANA:私は最後に呼ばれたので、呼ばれる前はちょっと諦めかけていて……。本当に嬉しかったです。

RIN:本当にビックリしましたし、嬉しかったです。でもこれからがアイドルとしての始まりなので、不安な気持ちと頑張ろうという気持ちでいっぱいでした。

YUKINO:予想していなかったのでビックリしたのですが、今までずっと「CHALLENGER」の中で頑張ってきて、最後の最後に選んでいただけたので、ワクワクした気持ちがあふれました。

UTA
――YUKINOさんはCHALLENGER組が続いた中での最終メンバー合格となりましたが、どんなお気持ちでしたか? また、自分の中で転機だと思える瞬間はありましたか?

YUKINO:周りのみんながすごく支えてくれて、私もみんなの励ましに応えたいと思っていました。みんなとステージに立つことが何よりも楽しい! と感じていたので、これからアイドルになる為にもっともっと努力しないといけないなと思いました。自分が変われたなと思うのは、ファイナルミッションです。今までのミッションは自信がなくて不安や緊張が大きかったのですが、ファイナルミッションでは全力で自分を信じることができました。
 

最も記憶に残るステージ、“鬼コーチ”の言葉は?

NANA
――「Who is Princess?」で披露したステージの中で一番記憶に残っているものは?

RIN:セミファイナルミッションでパフォーマンスしたBLACKPINKさんの「How You Like That」です。初めてリーダーをやって、リーダーの責任だったり大変さも痛感したのですが、自分の成長も一番実感できました。

NANA:ファイナルミッションで初めてオリジナル曲を披露して、今までは色々なアーティストさんのカバーをしてきましたが、お手本がない分、オリジナル曲は難しいなと思いました。苦戦はしたのですが、本番でGALACTIKA *さんに褒めていただいて、すごく自信になりました。

YUKINO:私はミッション2で初めてソロパートがあったのですが、舞台に立つことも慣れていない中、一人で歌って踊るのは本当に緊張しました。でも対戦相手のRINKOと一緒に協力して、大きな壁を乗り越えられたのではないかなと思っていて、一番大きく成長できたと思うステージです。

RINKO:ミッション4でYOASOBIさんの「夜に駆ける」を披露させていただいたのですが、歌う分量も多く大事なパートを任されていたので、成功できるかどうかの不安がありました。でもすごく楽しくて、成長も感じられましたし、この「夜に駆ける」を歌っていなかったら今の自分がいないと思うくらい大事なステージでした。

UTA:ミッション1と2以降、パフォーマンスで褒められることがなかなか無かったのですが、ミッション5で「How You Like That」を披露した時にべ・ウンギョン先生に初めてお褒めの言葉をいただけて、本当に嬉しくて印象に残っています。

RIN
――番組には様々な“鬼コーチ”が登場しましたが、一番印象に残っているコーチとエピソードを教えてください。

RIN:私はエピソード5のキム・ソンウン先生です。歌がなかなかまとまらない時があったのですが、先生に「みんなで歌詞の意味をしっかり理解してみたら?」と言われて、みんなで歌詞を何度も読んで考えて。そうしたらすごく歌がまとまりは始めたので、一番印象に残っています。

NANA:エピソード2のりょんりょん(佐藤涼子)先生です。初めてのレッスンの時に「歌は愛」という言葉を教えていただいて、その言葉を聞いてから歌う時の自分の気持ちが変わって。今までは、とにかく上手く歌おうということだけにとらわれていたのですが、「歌は愛」という言葉を知って、観てくださっている人に伝わるように歌おうと楽しめる様になりました。

RINKO:ミッション1の時にべ・ウンギョン先生に教わったことが印象的でした。男性グループのダンスを踊る際に、女性のダンスとは全然違う力強さが必要なので苦戦していました。ミッションの後「PRINCESS」チームに選んでいただいたのですが、「RINKOの全てを認めてPRINCESSに選んだわけではないよ」と先生に言われました。グサッときた部分もあったのですが、そう言っていただいたからこそ、その後のミッションやこのデビューにつながったと思うので、ウンギョン先生にすごく感謝しています。

YUKINO:私はべ・ウンギョン先生に評価の時に言われた「YUKINOは足りない所もあるけど、ここにいる意味がある」という言葉が印象に残っています。私は「CHALLENGER」から一度も上がることなくずっと残っていたので、自分に足りない所を考えて練習して、「PRINCESS」に上がる意義を証明しないといけないなと思いました。すごくやる気につながったので、感謝しています。

UTA:ミッション1とミッション2で男性の曲を踊ったのですが、私はそれがとても苦手で。技能評価の時、べ・ウンギョン先生に「見ていて苦手なのが分かる」と指摘されました。その言葉がなかったら、その後成長できなかったと思いますし、今がないと思っているので感謝しています。

YUKINO
――ファイナルミッション前に司会の西川貴教さんと対談をされていましたが、どんなアドバイスをいただきましたか?

RINKO:ミッション1から観ていただいている西川さんにファイナルミッションに向けてのお言葉をいただきました。「ファイナルでも緊張せず、いつも通りのRINKOでいれば絶対に大丈夫」と言っていただいたので、ファイナルでも緊張せず楽しくパフォーマンスすることができました。

YUKINO:「YUKINOはずっとCHALLENGERだったけど、YUKINOらしく自分の道を突き進んでいってね」と言っていただいて、ファイナルミッションでは「誰に何を言われても、私らしい道を歩こう」と自信を持ってパフォーマンスができました。

NANA:西川さんに「プロフェッショナルとは何ですか?」という質問をしたのですが、「今はそんなこと気にしなくて良いよ、ステージを楽しんで」と言ってもらって。それまで考えすぎてしまっていたので、その言葉をいただいて思うがままパフォーマンスできました。

UTA:「最後(ファイナル)という言葉にとらわれずにUTAらしくね」という言葉をいただいて、自分らしさを大切にしながら舞台に立ったら、楽しくパフォーマンスができました。

RIN:「RINはずっと成長を見せてきてくれたから、ファイナルミッションでもRINらしい成長を見せてね」と言っていただけて。大先輩からのお言葉は本当に嬉しかったです。
 

番組を通しての学び「自分に自信を持つこと」

――「Who is Princess?」での経験を、今度どのように活かしていきたいですか?

RINKO:先生方からも、14人のメンバーからも、「自分に自信を持つことが大切」と学びました。今後活動していく上でも絶対に大切なことだと思うので、これからもブレずに自分に自信を持って取り組んでいきたいと思います。

UTA:この番組を通して、努力が本当に大切なのだなと分かりました。最初はダンスが苦手だったのですが、練習を続けていくうちに先生からも周りからも褒められることが増えてきたので、これからも努力を続けていきます。

YUKINO:ずっと「CHALLENGER」組で残っていましたが、最後にデビュー組に呼んでいただけた経験が大きいので、これからどんなことがあっても粘り強く頑張っていきたいです。

RIN:こんな経験はなかなか無いと思うので、この番組に出演した経験をこれからも大事にしていきたいです。「何にでも一生懸命」であることを一番頑張ってきたので、今後のどんな活動にも活かしていきたいと思います。

NANA:番組を通して、私が苦手だった表現や表情作りをたくさんの先生に教えていただいたので、ただ歌ったり踊ったりするだけではなくて、曲を人に伝えようとする心の大切さを忘れずに今後のパフォーマンスに活かしていきたいです。

取材:中村梢 / 撮影:朝岡英輔

■関連リンク
・PRIKIL公式Twitter:https://twitter.com/PRIKIL_OFFICIAL
・PRIKIL公式Instagram:https://www.instagram.com/prikil_official/
・「Who is Princess?」番組公式サイト:https://www.who-is-princess.com/

記者 : Kstyle編集部