MAMAMOOのムンビョルが不安定な恋愛を歌った。

彼女は19日の午後6時、各音楽配信サイトを通じて3rdミニアルバム「6equence」を発売した。2020年2月に発売した「Dark Side of the Moon」以来、約1年11ヶ月ぶりのソロカムバックとなる。

「6equence」には複数のシーンを意味するアルバム名のように、ムンビョルの幅広い音楽性と多彩な魅力が盛り込まれている。愛する人々との出会いから熱く恋愛に没頭している瞬間、心の大半を恋愛が占める危険な関係、結局恋人との別れを選んで一人で未練がましく後悔する姿などを各トラックに盛り込んだ。彼女はまるで一本の短編映画のようなアルバムを披露し、限りない変身を予告した。

ニューアルバムのタイトル曲「LUNATIC」は、両思いで始まった恋がだんだん一人で乗っているシーソーのように一方に傾いてしまう瞬間、自らコントロールできないほどに倦怠期を迎えた恋人の心情を表現したトラックだ。自身が向けた愛に気付き、気分の浮き沈みに合わせてほしいと相手を怒りながら突き放すが、また姿が見えなくなると再び執着して哀願する。そんな自分勝手な恋を、ムンビョルだけのクールな魅力で歌い上げた。

ムンビョルは「紛らわしいMBTI/一日でまた変わったEからI/私はどうしてこうするのか/これが好きなのか/Black out あなたの前に立つと/一日に12回も上がったり下がったり/全く分からない私の心/あなたのせいではないのに/分かるけど調整できない/あなたにだけ怒る/LULU NA NANA LUNATIC」という歌詞で、カップルが感じる感情の浮き沈みを率直に描いた。

また、「変わってしまえまるで/ジキルとハイド/ゲリラ豪雨のようにsurprise/降り注いで雷/いきなりあなたをshot/あなたを押し出して/哀願する私Hi/泣いてまた笑って/狂ったように/当惑するそんな表情が好き/そうすればするほどあなたにもっと引かれる/私の悪口は言わないで/あなたを誘惑するの/これも愛のやり方だからどうしよう」などの歌詞で、惨めにも後悔だけが残った姿を表現した。

ムンビョルは久しぶりのソロカムバックであるため、ニューアルバムの曲の制作とトラックリストの選定、コンセプト企画に積極的に参加し、自身だけの感性を込めた「6equence」を完成させた。「LUNATIC」のミュージックビデオではムンビョルの恋の物語が 一本のミュージカルのように繰り広げられた。彼女は現実と夢を混同しながらヒステリックな演技を披露したり、クセになるメロディーにぴったりなパフォーマンスで、多彩な見どころを披露した。

特にムンビョルの新曲「LUNATIC」のミュージックビデオには特別なゲストも登場した。ダンサーのAIKIがリーダーを務めるダンスクルーHOOKが出演したのだ。斬新なアイデアが目を引くパフォーマンスで愛されているAIKIは、「LUNATIC」の振り付けにも参加し、ムンビョルと阿吽の呼吸を披露した。