「スノードロップ」チョン・ヘイン&BLACKPINK ジス、お互いの気持ちを確認

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=ドラマハウススタジオ、JTBCスタジオ
チョン・ヘインとBLACKPINKのジスが2人だけの空間である寮の屋根部屋で、初めてキスをした。

16日に韓国で放送されたJTBC土日ドラマ「スノードロップ」第11話で、工作員のスホ(チョン・ヘイン)と国家安全企画部長の娘であるヨンロ(ジス)が互いに隠してきた感情を告白した。気持ちを確認した2人は初めてキスを交わした。

スホは、北朝鮮の指令が韓国権力者の大統領選挙工作のためであることに気づき、父親のリム・ジロク(チョン・ムソン)までも自分を見捨てたという事実に絶望した。悩んだ末、スホはヨンロとイ・ガンム(チャン・スンジョ)、そしてピ・スンヒ寮長(ユン・セア)が捕まっている地下室に降りて行き、「僕はここで必ず生き残らなければならない。うちの組員も死なせてはいけない」とし、捕縛を解いた。ピ寮長はスホの態度の変化に驚きながらも、政権継続に血眼になっている安全企画部を心配し、ガンムとスホは、それでも皆を助けるためにぶつかるという覚悟を示した。

カン・チョンヤ(ユ・インナ)は信じていたスホの裏切りに憤慨し、スホは「(党が)僕たちの命を南朝鮮に売り渡し、無事生還を保障するという命令を下した」と鬱憤に満ちた表情で対抗した。スホはチョンヤとチュ・ギョクチャン(キム・ミンギュ)に「工作員をみんな殺すことで北朝鮮と交渉した」と言うナム・テイル(パク・ソンウン)の声を聞かせ、チョンヤは「誤解している。北朝鮮にいる家族のことを考えても、こんなことしてはいけない」とスホを懐柔した。彼は妹への思いで揺れる心を引き締め、チョンヤに「僕を助けるという指令が、まだ有効なのか確認してみろ」と反論した。彼女は「直接の命令以外は絶対に聞かないこと」という指令を受け、困った顔をした。

このような中、ギョクチャンがスホに連れて行かれるのを見たケ・ブノク(キム・ヘユン)は、北朝鮮側になった自分が報復されることを恐れ、ヨンロを人質に取った。ヨンロに銃口を向け、寮長室に入ったブノクは、スホとガンムにチョンヤとギョクチャンを解くよう脅迫したが、すぐにピ寮長によって制圧された。ピ寮長は「あなたのお姉さんがどのように死んだか知っている。スパイなの? お姉さんのようになりたいの?」と怒り、ブノクは「うちのお姉さんはスパイじゃない」と叫びながら、引き金を引いた。しかし、チョンヤがブノクに渡した銃は銃弾の入っていない空砲で、ブノクは怒りと虚脱感に涙を流した。

「大同江1号を排除せよ」という北朝鮮の指令にチョンヤは深い悩みに陥り、スホとの出会いを思い出した。以前、訓練中に崖から落ちそうになっていた彼女をスホが助け、2人は吹雪の中でお互いを抱きしめて厳しい寒さに耐えたのだ。チョンヤは死の危機で自分に手を差し伸べたスホに好感を抱き、自分の名前を教え、立ち去るスホに「また会えたら、助けてくれた借りは必ず返す」と約束した。彼女は長い間大事にしてきた記憶の中の自分の約束を思い浮かべながら葛藤に陥った。

スホとガンムは与党が選挙で勝利することを防ぐため「人質は南北合作の大統領選挙の工作」というテイルの声が録音されているテープを新聞や放送局に送ろうというチャン・ハンナ(チョン・ユジン)のアイデアを実行することにした。録音テープのコピーを作るために別のテープを探していたスホは、あるテープから「スホさんに一目ぼれした」と告白するヨンロの声が流れ、ときめきと複雑な気持ちを隠せなかった。

「そもそも君は(党から)捨てられるカードだった」というギョクチャンの非難に苦しむスホのため、ヨンロは屋根部屋でコーヒーを用意した。彼女は「飲んだら良くない記憶が全部消えるコーヒーです。スホさんがいなくなってから電話もなく、憎くて寂しかった思いは消しました」と伝えた。スホはコーヒーを飲みながら「君の頭に銃を向けた日のことを消した」と本心を伝え、ヨンロもスホの気持ちを感じながら「私もその記憶を消しました」と話した。スホはそんな彼女を愛らしく見つめながら、コーヒーカップを持った手を握り、「じゃあ、この記憶も消して」とヨンロにキスした。

記者 : イ・スンギル