“多数のCMを演出”キム・ジソク監督の長編デビュー作「世界中が白い」メインポスターを公開

OSEN |

写真=「世界中が白い」ポスター
ロードムービー「世界中が白い」のメインポスター2種類が公開された。

「世界中が白い」(監督:キム・ジソク)は、偶然出会った2人の男女が、死ぬために太白(テベク)のカラスの森に旅立つ奇妙な同行を描いた作品だ。

17日、2種類のメインポスターが公開された。毎日死を誓うが、アルコール性認知症で意図せずに嘘をついて、自分の誓いを忘れている男キム・モイン(カン・ギルウ)と、習慣的に嘘をついて憂鬱感と無力感の中で生きているアルコール中毒者のリュ・ファリム(パク・ガヨン)が、雪が降る外をぼんやりと見つめる姿と共に、ユニークな構図のポスターで目を引いた。

まず、1つ目のメインポスターには、映画のタイトルのように、世の中が白く染まる中、奇妙な雰囲気が漂うカラスの森の木々が収められている。ここに「どこで死んだらいいか考えたら、太白のカラスの森を思い出しました」というフレーズが、一風変わったキャラクターの登場を知らせる。

2つ目のポスターは、1つ目のポスターと異なる構図でデザインされ、新たな魅力を届けた。「1人の男と1人の女が一緒に死ぬことを決心して、太白のカラスの森に向かった」というフレーズが、2人の男女が繰り広げる奇妙な同行の行方に関心を誘う。

「世界中が白い」は、多数のCMを企画・演出したキム・ジソク監督の長編デビュー作だ。キム監督は本作で「第25回釜山(プサン)国際映画祭」の韓国映画の「今日-ビジョン」部門をはじめ、「第20回全北(チョンブク)自主制作映画祭」の韓国コンペティション長編部門に進出するなど、存在感をアピールした。

さらに、幅広い演技で自主制作映画業界を代表するカン・ギルウと、短編から長編までフィルモグラフィーを築きながら存在感を見せているパク・ガヨンが主演を務め、期待を高めている。

「世界中が白い」は2月10日に韓国で公開される。

記者 : キム・ボラ