Vol.2 ― ORβIT、久しぶりの韓国生活を明かす「最後の最後に7人が集まれたことが幸せ」

Kstyle |

個性豊かなメンバー7人からなる日韓合同グループ、ORβIT(オルビット)。昨年11月にはデビュー1周年を迎え、2nd MINI ALBUM『Alter Ego』をリリース。さらに、韓国からオンラインライブ「With」を開催した。昨年、韓国でメンバー7人全員が揃ったORβITにインタビューを敢行! 後半では、オンラインライブや韓国での生活について聞いた。

Vol.1 ― ORβIT、メンバー全員が韓国で再会「10ヶ月ぶりくらいに会ったので、最初人見知りしちゃいました(笑)」

【PHOTO】ORβIT、ファンの声が心の支え“好きな音楽をやってくれればそれで良い”

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「Alter Ego=別人格」メンバーだからこそ知っている二面性やギャップは?

――「Alter Ego」は、完全体となったORβITがこれまでに見せたことのない新しい別人格(Alter Ego)を見せるアルバムになっている、ということですが、そこで、メンバーだからこそ知っている、それぞれのメンバーの二面性やギャップを教えてください。

ヒチョ:シュンヤはお笑い芸人の立場だと思っている人がいるかもしれませんが、本当に真面目な子で、本当に恐い…。

シュンヤ:なんで?!恐くないですよ!それはこっちのセリフですよ(笑)。

ジュン:いけいけー!(笑)

シュンヤ:(ヒチョが)恐いっていうのはディレクションのことで、「シュンヤは厳しくした方が成長する」という風にメンバーをよく見てくれているんです。ありがたいです。ヨンフンさんは意外と部屋が綺麗です!

ヨンフン:おいっ!!

シュンヤ:ヨンフンさんの部屋って絶対汚いと思っていたんですよ!

一同:(笑)

シュンヤ:でも本当に綺麗でした。可愛いお部屋です。

ヒチョ:これは、よくスタッフさんとも話すのですが、ユウゴは可愛いんじゃないです。カッコいいんです。仕事への考え方とか取り組み方とか男らしくて、すごくワイルドなので、見た目に騙されないでください。韓国のスタッフさんもそのギャップにハマっていました。

ユウゴ:フフフフフ……(笑)。


「ORβITの好きな音楽をやってくれればそれで良い」ファンの声が心の支え

――これまでオンライントーク会を何度か実施されていますが、初めて実施した時の感想は?印象に残っているファンの反応や質問などあれば教えてください。

ヒチョ:ファンの皆さんと実際にではないですが、オンラインで会えて直接意見を聞けるのですごく大切な時間でした。

ユンドン:色々なお話が出来て楽しいです。

ジュン:海外からも頑張って日本語を覚えて参加してくださる方もいて、本当にありがたかったです。

シュンヤ:コロナ禍で思い通りに活動出来ていないのが、僕にとってコンプレックスだったんです。でも、オンラインサイン会で「ORβITの好きな音楽をやってくれていればそれで良いから」と、皆さん優しい暖かい言葉をかけてくれて、すごく心の支えになっています。

ヨンフン:「練習も休みながらやってね」と優しい言葉をくれて嬉しかったです。

――9月に予定していたオンラインライブ「With」が11月に再延期になりました。どのように準備をしていましたか?

ヒチョ:延期をしてしまって大変申し訳なかったです。練習不足だったわけではなくて、演出にこだわりたい部分が多かったんです。これまでインタビューなどでも「ORβITにしか出来ないことをしたい」と言ってきたのに、このままだとありきたりなステージを見せることになってしまう、と考えました。

ヨンフン:僕たちがやりたい事を実現させるためには時間が足りなくて、その状態で見せるよりも、延期してでもきちんとしたものをお見せしたいという気持ちが強かったです。ワガママを言ってしまってごめんなさい。

ヒチョ:2回も待たせてしまったファンの皆さんには本当に申し訳なかったのですが、新しいアルバムの完成と一緒に楽しみに待っていただけたら嬉しいです。待たせた分、後悔のないライブにしたいと思いました。

――さらに、11月5日からは渋谷でコラボカフェが開催されました。

シュンヤ:僕たちが考えた美味しいメニューももちろんですが、カフェでしか見れない特別な映像も準備しました。ライブへの楽しみな気持ちがさらに盛り上がる様な内容になっていたと思います。

ヒチョ:カフェでファンの方同士が交流出来るのもすごく良いなと思います。一人で見るよりも誰かと一緒に見られる方がすごく楽しいと思うので。デビュー記念日の11月11日も開催期間だったので、特別なイベントを用意しました。(※会場のビジョンにオンラインでメンバーが登場し、お客さまとトーク。)

シュンヤ:今回は僕たちが韓国にいたのでカフェに行けませんでしたが、また企画出来る様になったら、サプライズ登場とかしてみたいなって思います。


韓国での生活 どんな風にすごしているの?

――韓国では毎日どのようなスケジュールで生活を送っていますか?

ヒチョ:7人がそろって1ヶ月くらい経つのですが(※取材時)、アルバムの準備、練習、取材などで1日も休んでいないです。離れていた10ヶ月間の仕事を、今1ヶ月に詰め込んでいるのが、嬉しいんですけど、みんなに申し訳ない気持ちもあります。

――部屋割りはどうなっていますか?

ヒチョ:韓国メンバー3人の家に4人が分かれて暮らすことになって、部屋割りはくじ引きで決めました。最初、ヨンフンさんが間違えてくじ引きの中に、シュンヤとシュンヤのあだ名を入れていたので、シュンヤが2人になっちゃっていたのでやり直しました。でも2回目も全く同じ部屋割りだったので運命を感じました。

僕の部屋にはジュンとユウゴ、ヨンフンの部屋にはトモ、ユンドンの部屋にはシュンヤが暮らしています。

――同じ場所で一緒に生活・作業することによって感じた成長や変化はありましたか?

ヒチョ:ユウゴの韓国語がすごく上手くなりました。韓国語は数字の読み方が2つあるのですが、それも習得してきているし。

ユウゴ:3人にたくさん教えてもらって、少しずつ分かる様になってきましたけど、まだ全然です。喋ろうとすると緊張して噛んじゃうんですよね。

ヒチョ:あと、僕の部屋の3人は準備がめっちゃ早いんですよ。50分に出発だとしたら、40分に起きたりすることも。それなのにジュンは起きる2時間前からアラームを鳴り響かせています。ユウゴは起きてるんですけどずっとゲームしていて。僕が「そろそろ行くよ~」と言うと2人とも返事だけはするんです。

ヨンフン:僕の部屋には何も無くて、パソコンも最近壊れちゃったから、ユンドンの家によく行っています。

――日本人メンバーは、韓国に来てハマった食べ物はありますか?

ジュン:韓国の中華料理がすごく美味しいです。ジャージャー麺とかちゃんぽんとか。あとはチキンバーガーにハマっています。

ユウゴ:僕はレモネードです。韓国のカフェには大体レモネードがあって、日本ではあまり見かけなかったので、韓国に来てからレモネードばっかり飲んでいます。

トモ:ヨンフンさんが、すごく色々なものを食べさせてくれるんです。サムゲタンとか定番の美味しい料理も食べましたし、知らなかったメニューにも色々挑戦しました。辛いものも大好きです。

ユンドン:好きみたいなのですが、トモは辛いものを食べると汗がいっぱいで、「大丈夫、大丈夫」って言いながら食べていました(笑)。

シュンヤ:ユンドンさんのお友達がご飯屋さんをやっていて、その方に教えてもらったレシピをもとに、ユンドンさんが作ってくれたおつまみがすごく美味しかったです。

ユンドン:メキシコのナチョスみたいな、スパイスで炒めたお肉をつけて食べるメニューです。料理は好きなので時間がある時はやりたいなと思っています。


最後の最後に7人が集まれたことが幸せ!来年への展望も

――2021年はどんな一年でしたか?

ユンドン:ミニアルバム『Enchant』をリリース出来て、1年が終わる前にみんなで集まることが出来て、一緒に色んな仕事が出来たことが一番嬉しいことかなと思います。

ユウゴ:長い間会えなかったけど、1年の最後にこうして集まることが出来て本当に良かったです。それが2021年の一番良かったことです。

ヨンフン:辛い年でもあり、一番幸せな年だったんです。

――2022年はどのように活動していきたいですか?

ヒチョ:来年は僕とヨンフンがいなくなる可能性があるから、出来るだけ7人で元気に活動したいです。空白期については色々と計画もあるのですが、実際にその時が来てからのお楽しみです。

シュンヤ:正直不安な面は大きいてです。ORβITを支えてくれるメンバーの2人が長い期間いなくなってしまうので、日本人メンバーは特に空白期間をどう過ごすか、絶賛考え中です。

――実は2020年もこの時期に7人揃っての取材をしていました。デビューから1年経って改めて思うことはありますか?

ヒチョ:時間的な感覚はあまりなくて、1年経とうが2年経とうが、あまり意識はしていない部分はあります。全てが終わった時に後悔だけはしない様に活動したいです。自分の人生を振り返った時に良かったと思える様な行動をしたいです。Kstyleさんみたいに10周年を迎えることが出来るかもしれないですし、今を精一杯活動することが大事だなと思います

――最後に日本ファンにメッセージをお願いします。

ヨンフン:僕たちORβITがやっと7人揃ってアルバムを作ることが出来ました。皆さんへの恩返しは次のアルバムでしますので楽しみにしていてください。

ユウゴ:いつも応援本当にありがとうございます。7人揃ったこの瞬間を僕たちもがんばりますので、一瞬も見逃さない様にこれからも応援してくださったら嬉しいです。

トモ:この記事を読んでくださってくれること自体がありがたいですし、こうして取材していただけるのも皆さんのおかげです。なかなか会えない状況が続いていた中、やっと7人揃うことが出来て、作品もそうですが色々なコンテンツをお見せ出来ると思うので楽しみにしていてください。

ジュン:いつもたくさんの応援本当にありがとうございます。7人が揃ったからこそ、7人でしか出来ないことをどんどんやっていって、もっと愛されるグループになりたいです。そしてもっと身近に感じてもらえる存在になりたいです。

シュンヤ:EαRTHの皆さんには、いつもこんな奇想天外なグループを応援してくださって感謝の気持ちでいっぱいです。デビューしてから1年経とうとしているタイミングで、こうして全員揃うことが出来て、このタイミングを待ってくれた皆さんに感謝ですし、アルバム、ライブで恩返ししたいと思っています。頑張ります。

ユンドン:EαRTHの皆さん、僕たちメンバーが離れていても、ずっと応援してくださって本当にありがとうございます。これからアルバムのリリースとライブが続きますので、11月、12月は僕たちと一緒に過ごしてほしいです。よろしくお願いします。

ヒチョ:あなたが応援しているグループがORβITということが、恥ずかしくない様に、誇りになる様な存在になれるよう、これからも頑張っていきます。ありがとうございます。

取材:中村梢 / 撮影:SHIM KYUTAI

■リリース情報
2ndミニアルバム「Alter Ego」
INSIDE盤 / OUTSIDE盤 好評発売中
価格:2,420円(税込)

※INSIDE/OUTSIDEでジャケット違い、収録曲同じ

【収録曲】
01. Eclipse
02. Shady
03. Forever
04. With
05. ハナ

■関連サイト
ORβIT オフィシャルサイト:https://orbit-official.com/

記者 : Kstyle編集部