「バッド・アンド・クレイジー」イ・ドンウク、ダークウェブの謎の人物との正面対決を予告

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「バッド・アンド・クレイジー」放送画面キャプチャー
「バッド・アンド・クレイジー」でイ・ドンウク、ウィ・ハジュン、ハン・ジウン、VIXXのエンがダークウェブとの火花散る正面対決を予告し、緊張感で満たした。

韓国で8日に放送されたtvN金土ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」の第8話の視聴率は、首都圏世帯基準で平均3.5%、全国世帯基準で平均3.1%、最高4.0%を記録した。男女2049の視聴率は、首都圏平均2.2%、最高3.3%、全国平均2.2%、最高2.8%で、ケーブルと総編を含め、同時間帯のトップを占めた。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準/ニールセン・コリア提供)

キム・ゲシクらを検挙したという安堵感もしばらく、新しい殺人事件が発生した。容疑者は20代前半のペク・ヨンジュ(パク・ソヨン)。自分が父親を殺害したと自首したが、事件現場で証拠品として押収された麻薬の購買経緯など、事件当日のすべてを覚えていなかった。また、ペク・ヨンジュはかつてリュ・スヨル(イ・ドンウク)に秘密会計帳簿を渡しながら父親の不正を告発するなど、数年間父親から虐待を受けた被害者だった。何よりも、ノート型パソコンから発見された証拠を通じて、誰かが暴力にさらされたペク・ヨンジュをガスライティングして殺人を犯させ、撮影した動画をダークウェブにアップロードさせた共犯の存在を把握した。

捜査を続けている途中、リュ・スヨルは、ペク・ヨンジュがドリーム青少年憩いの場に通っており、シン・ジュヒョク(チャン・ソンイル)を最も信じて従ったという事実を確認した。ペク・ヨンジュが事件当日はもちろん、自殺を試みる前にシン・ジュヒョクに会ったことまで確認し、シン・ジュヒョクに対する疑いを強めた。

そんな中、病院から脱走したペク・ヨンジュを追っていたリュ・スヨルは、シン・ジュヒョク殺害を試みた後、身を隠した場所を確認してびっくりした。そこは彼が幼い時に住んでいた家だった。混乱が続いている状況で、リュ・スヨルはペク・ヨンジュが「目を開かせてくれました。もう全部うまくいきました。地獄がなくなったじゃないですか」と言った後、「あなたがしきりに変なところを見て変な人を見たらその人が怒った」という謎の言葉を残して自殺するとパニックになってしまった。

最初から計画されていたペク・ヨンジュの自殺で、ペク・ヨンジュ親子殺人事件の真実は依然として霧の中だ。だが「私を狙ったようだが、わざと私を待っていたようだが、わざと私の前で死んだようだが、私に何か言おうとしていたようだが」という疑問とともに、自分とペク・ヨンジュ事件の秘密が隠されていることを直感したリュ・スヨルは、事件の本格的な追跡を予告、ベールを脱ぐほど謎を増幅させる展開で緊張感を高めた。

このように最後まで反転を繰り返すクレイジーな展開が60分続き、段々濃くなるリュ・スヨルの過去のミステリーが没入度を押し上げた。リュ・スヨルの本名はイン・ジェヒで、実父の死後6ヶ月間の記憶はなくなって久しい。複数の部屋が存在する無意識のうちにK(ウィ・ハジュン)に会ったリュ・スヨルは、彼が自分の子供時代と関係があると考え、彼に削除された記憶を聞いてみるが、Kも明快な答えをくれなかった。何よりもペク・ヨンジュと似たような経験をしているのかと言って、リュ・スヨルの過去を執拗に掘り下げるシン・ジュヒョクの存在は彼をさらに敏感にさせた。藁にもすがりたい気持ちで昔の家を訪れたリュ・スヨル。しかし、再び耳鳴りに悩まされていた彼が無意識に、今まで開けたことのない1002番の部屋のドアを開けようとした瞬間、Kが現れ、「開けるな。行こう」と言って制止し、緊張感を高めた。

後編では、リュ・スヨルがダークウェブに接続すると、まるで彼を待っていたかのようにXという疑問の人物が「久しぶりだね。私たちもすぐに会うだろう」という意味深長なメッセージを送り、彼を混乱させた。Xは、リュ・スヨルの幼い頃の名前を知っていた。家族と心のカウンセラーだけが彼の本名を知っている中で、「期待してね、ジェヒ」というメッセージは新しいミステリーの序幕を知らせた。果たしてベールに包まれたダークウェブのXは誰なのか、失われた記憶の中のリュ・スヨルとKとの繋がりを見つけることができるだろうか、期待が高まっている。

記者 : パク・パンソク