チェ・ミンシク主演ドラマ「カジノ」も!Disney+が2022年の新規ラインナップを公開

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写真=Disney+
ウォルトディズニーカンパニーが韓国コンテンツの「カジノ」(仮題)を含む「Anita(監督版)」「Taiwan Crime Stories」「A Life Long Journey」など、2022年にアジア太平洋地域で公開する新規コンテンツラインナップを追加で公開した。

ディズニーは昨年、APACコンテンツショーケースで、28本の新規コンテンツを発表した後、アジア太平洋地域でDisney+を通じて、「スノードロップ」「BLACKPINK THE MUB」「ランニングマン・プラス」「Tokyo MER」を公開した。インドネシアでは「Susah Sinyal The Series」が公開されて以来、Disney+の人気シリーズになった。

ウォルトディズニーカンパニーのアジア太平洋地域のコンテンツ及び開発総括であるジェシカ・カム-エングル(Jessica Kam-Engle)は、「前回のAPACコンテンツショーケースと新規作品に対し、熱い反応が寄せられている。世界的にもハイレベルのアジアコンテンツと文化的共感を呼ぶオリジナルストーリーに対する需要が非常に高い。ディズニーはこれからも最高のコンテンツに投資を続け、アジア太平洋地域の優秀なクリエイターやストーリーテラーたちとの協力を通じて、彼らが世界を舞台に活躍できるように支援するつもりだ」と語った。

まず、制作を控えている韓国ドラマ「カジノ」がDisney+のオリジナルコンテンツとして公開される。Disney+の大規模プロジェクトである同作は、カジノ王の魅惑的な物語を描いた犯罪アクション映画で、カンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリ受賞作「オールド・ボーイ」の主人公であり、韓国を代表する俳優であるチェ・ミンシクと映画「犯罪都市」のカン・ユンソン監督が出会い、命をかけてゲームに復帰するという興味深い物語を描く予定だ。

韓国以外のアジア太平洋地域の新規ラインナップとしては、香港の伝説的な歌手兼女優のアニタ・ムイさんの人生を描いた特別5部作「Anita(監督版)」が、2月2日からDisney+を通じて公開される。「東洋のマドンナ」と呼ばれる故アニタ・ムイさんは、象徴的な女性アーティストであり、アジア全域にわたる熱烈なファン層をもとに、香港のカントポップ界を変化させた歌手であり女優だ。各話当たり45分で構成された「Anita(監督版)」には、香港のスーパースターであるレスリー・チャンとの仲間愛、恋愛史など、今まであまり知られていないプライベートな話や数々のヒット曲が収録されている。リョン・ロクマン(Longman Leung)監督が演出し、多数の受賞歴を持つプロデューサーのビル・コン(Bill Kong)が制作、ルイス・クー(Louis Koo)、ルイーズ・ウォン(Louise Wong)などの有名俳優たちが出演する。

この他にも2019年に中国最高文学賞の一つである茅盾文学賞(Mao Dun Literature Prize)の受賞作をもとに制作された中国ドラマ「A Life Long Journey」を、Disney+を通じて観ることが出来る。中国の労働者階層の主人公とその家族が何世代にもわたって経験する社会的変化を描いた作品で、俳優のライ・チァイン(Lei Jia-Yin)とソン・ジア(Song Jia)が出演する。

心理スリラーシリーズ「Taiwan Crime Stories」は、昨年11月に製作に入ったオリジナル作品で、4件の実話に基づいた殺人、性犯罪、詐欺などの犯罪事件を12部にわたって暴くシリーズだ。台湾のカルフィルム(CALFILMS)、香港のシックスティ・パーセント・プロダクション(Sixty Percent Productions)、及びグラミー賞の受賞監督であるロン・ハワード(Ron Howard)、プロデューサーのブライアン・グレイザー(Brian Grazer)が設立したイマジン・エンターテインメント(Imagine Entertainment)などが共同制作し、リディアン・ヴォーン(Rhydian Vaughan), パトリック・シー(Patrick Shih)、サイモン・シュ(Simon Hsueh)らが出演する。

今回新たに公開されたアジア太平洋地域のコンテンツは、2022年と来年にかけてDisney+を通じて、公開される予定で、公開有無及び時期はサービス地域によって異なる可能性がある。ディズニーは、2023年までにアジア太平洋地域で50本以上のローカルコンテンツ及びオリジナルラインナップを確保する予定で、今回発表されたタイトル以外にも韓国コンテンツを含めた追加のラインナップを今後順次公開する予定だ。

ウォルトディズニーカンパニーは、2021年11月に開かれた2021年度実績発表で、DTC(Direct-to-Consumer)プラットフォームのために、340本以上のローカルオリジナル作品が開発及び制作段階にあり、全世界の視聴者が楽しめるローカルコンテンツへの投資を増やす計画だと明かした。

記者 : ヤン・ユジン