IUの所属事務所が一部のファンだけに連絡?差別疑惑を釈明“ドキュメンタリー作家が個人の判断でやったこと”

OSEN |

写真=OSEN DB
IUの所属事務所が、ファンを差別したという誤解を釈明した。

昨日(4日)、IUの公式ファンコミュニティには「こんにちは。EDAMエンターテインメントです」というタイトルの文章が掲載された。

事務所は「IUのドキュメンタリー『Pieces:29歳の冬』について、ファンの皆様の意見をモニタリングしていたところ、誤解が生じている内容を見つけましたので、事実関係をお知らせ致します」とし、先立って浮上していたファン差別に関する論争に言及した。

この日の午後、ファンコミュニティなどにはIUのドキュメンタリー「Pieces:29歳の冬」の予約販売の知らせが掲載された。しかし、一部のファンが「昨年10月から(ドキュメンタリー制作の事実を)知っていた」と制作陣から送られたメールなどを公開し、問題になった。

ファンが公開したメールの中には「普段、IUに関して気になっていたことや見たい姿、IUにやってほしいコーナーなどを聞きたい」「まだ公開されていないスケジュールなので、ファンの方の中から数名にアンケートとして質問している」などの内容が盛り込まれていた。ドキュメンタリーの制作が正式に発表される前の昨年10月、制作陣が数人のファンに個人的に連絡し、アンケート調査を行っていたのだ。

写真=Twitter
この事実が明らかになると、「ファン差別だ」と非難の声が殺到した。公式コミュニティを通じて、ファンの意見を収集する方法があるにもかかわらず、制作陣の個人的な判断で選んだ一部のファンにだけ直接連絡し、これによってファンの個人の考えがファン全体を代表する意見のように思われる恐れもあるという懸念も続いた。

問題が大きくなると、事務所は「今日、ファンの方々に正式にドキュメンタリーの発売をお伝えした後、一部のファンが本格的なドキュメンタリー撮影に先立ち、事務所から個別に連絡を受けたという内容を確認した」とし「事実確認をした結果、制作会社を選別する過程で、事前の打ち合わせに必要な資料調査のため、ドキュメンタリー作家が個人の判断でファンの方々に連絡を取り、インタビューを行ったという事実を確認した」と明らかにした。

続けて「この作家はドキュメンタリー制作前のプロジェクトの段階で降板したため、収集した内容をドキュメンタリーに盛り込んでいない。弊社をはじめ、ドキュメンタリーの外注制作チームもこれと関連した内容を事前に聞いてない状況だ」とし「誤解によって心配されたすべてのユエナ(IUのファン)の方々に心よりお詫び申し上げる」と釈明した。

IUは先月29日、EPアルバム「Pieces」を発売した。

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【EDAMエンターテインメント 公式コメント全文】

こんにちは。EDAMエンターテインメントです。

本日お知らせしましたIUのドキュメンタリー「Pieces:29歳の冬」に関し、ファンの皆様の意見をモニタリングしている中で、誤解が生じている内容を見つけましたので事実関係をお知らせ致します。

まず、弊社はIUの20代を自作のアルバム「Pieces」で締めくくり、ユエナにもプレゼントを贈りたい気持ちでドキュメンタリーの制作を始めました。

また、アルバム「Pieces」の制作過程を盛り込むため、最近までアーティストと多くの会議を経て、撮影を終え、現在後半の作業を行ってます。

本日、ファンの皆様にドキュメンタリーの発売を正式にお知らせした後、一部のファンの方々がドキュメンタリーの撮影に先立ち、事務所から個別に連絡を受けたという内容を確認することになりました。

事実確認の結果、制作企業を選別する過程で、事前の打ち合わせに必要な資料調査のため、ドキュメンタリー作家が個人の判断でファンの皆様に連絡を取ってインタビューを行ったという事実を確認しました。

この作家はドキュメンタリー制作前のプロジェクトから降板し、収集した内容はドキュメンタリーに含まれていません。当社をはじめ、ドキュメンタリーの外注制作チームも事前にこれと関連した内容を聞いていない状況でした。

正確な事実関係を把握するため、多少時間がかかり、報告が遅れたことをご了承ください。

誤解によって心配されたすべてのユエナの方々に心よりお詫び申し上げます。

今回のドキュメンタリーに盛り込まれたIUの率直なストーリーがファンの皆様に伝わるよう、最後まで努力します。

ご心配をおかけして申し訳ございません。

記者 : キム・ナヨン