Netflix「今、私たちの学校は…」で意気投合したイ・ジェギュ監督と脚本家のチョン・ソンイルが、K-ゾンビシリーズの新たな章を開くのか、注目が集まっている。

ヒット作メーカーのイ・ジェギュ監督と脚本家のチョン・ソンイルが、世界に再びK-ゾンビシンドロームを巻き起こす。同作は、ゾンビウイルスが広まった学校に孤立され、救助を待っていた生徒たちが生き残るために手を組んで死闘を繰り広げるNetflixシリーズだ。

“韓国型ゾンビグラフィックノベル”と称賛された同名のウェブ漫画が原作で、シリーズ化が伝えられた瞬間から、世間の関心を一気に集めた。イ・ジェギュ監督はヒュージョン時代劇の始まりを知らせた「チェオクの剣」、“カンマエシンドローム”を作った「ベートーベン・ウィルス ～愛と情熱のシンフォニー～」、2018年のヒット作「完璧な他人」まで、すべての作品で熱いセンセーションを起こした。

レジェンドドラマ「チュノ～推奴～」で名を知らせた脚本家のチョン・ソンイルは、映画「7級公務員」「海賊」シリーズを通じて密度の高い笑いを届け、2021年の「LUCA：The Beginning」では追撃アクションジャンルに生命科学、宗教など様々な素材を組み合わせた物語で視聴者に強烈な印象を残した。作品ごとにしっかりとした物語と新しい見どころで、シンドロームを巻き起こした2人が披露するK-ゾンビシリーズの無限な可能性に、注目が集まっている。

「学校という空間の中で繰り広げられる物語なので、一般的なゾンビジャンルは違う可能性があると思った」というイ・ジェギュ監督は、慣れ親しんだ日常的な空間である学校に広まったゾンビウイルスという設定に一気に興味を感じた。いきなり学校でゾンビと鉢合わせた子供たちは武器も、大人もいないままお互い力を合わせてこの地獄で生き残ろうとする。

「絶望と希望のクロスを逃さないようにした」という脚本家のチョン・ソンイルは、一緒に苦楽を共にしていた友達がゾンビになって自分を攻撃するかもしれないという極限の状況の中でも恋愛、友情、面白さを諦められないダイナミックで純粋な子どもたちの初々しさをキャッチし、意外なジャンルの面白さを届ける。

特に孤立した学校で極限の恐怖さえ乗り越えてみせる覇気いっぱいの10代たちの奇抜で勇敢な奮闘は、以前のゾンビ作品では見られなかった一風変わった見どころを加える。

「今、私たちの学校は…」には生徒たちだけでなく、学校の外で阿鼻叫喚の状況に鉢合わせた警察、消防士、軍人、政治家など様々な人間群像が登場する。「成熟でない子どもたちが生と死の境界で危険な状況に置かれたとき、子どもたちが選択し、行動するのを見て大人らしく、人間らしいというものが何かを考えさせる物語」と話したイ・ジェギュ監督の言葉のように、ゾンビに対してなりふり構わず飛び込む子どもたちの姿が、学校の外で都市を守るためにたくさんの選択肢の前に置かれた大人たちと対比され、様々な感情を呼び起こす。

純度の高いハイティーンゾンビのサバイバルジャンルを完成させたイ・ジェギュ監督と脚本家のチョン・ソンイルが見せる同作は、全世界の視聴者にK-ゾンビの新たな顔を披露するという。

「今、私たちの学校は…」は今月28日、Netflixで公開される。