西島秀俊主演の映画「ドライブ・マイ・カー」韓国でも公開…米「アカデミー賞」国際長編映画賞のリスト入りで注目高まる

OSEN |

写真=映画のポスター
「第74回カンヌ国際映画祭(2021)」で脚本賞を受賞した濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が韓国で本日(23日)より上映される。また「第94回アカデミー賞」国際長編映画賞にノミネートされ、関心を集めている。

同作は「第94回アカデミー賞」で国際長編映画賞の予備候補(ショートリスト)に選ばれ、受賞の可能性がさらに高まった。世界92ヶ国の映画の中から国際長編映画賞部門で15本のショートリストにノミネートされた「ドライブ・マイ・カー」が最終候補に選ばれるのか。来年2月8日の発表に期待が高まっている。

また、同作は「インディアナ映画ジャーナリスト協会賞」で作品賞、監督賞、脚色賞、外国語映画賞、主演男優賞(西島秀俊)、助演女優賞(三浦透子)、助演男優賞(岡田将生)までなんと7部門にノミネートされ、脚色賞と外国語映画賞の2冠に輝いた。

また、「第32回ダラス・フォートワース映画批評家協会賞」では外国語映画賞を受賞し、全世界の批評家協会賞の外国語映画賞を総なめした。

主人公の家福に扮した西島秀俊の活躍も注目ポイントだ。「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」の「The Best Perfrmances of 2021」に選ばれた彼は「ニューヨーク・タイムズ」が選んだ「2021年、最高の俳優」にアジアの俳優として唯一選ばれた。

このように全世界有数の映画祭で受賞を続け、ブームを巻き起こしている「ドライブ・マイ・カー」は韓国での公開を控え、22日にスペシャルポスターを公開した。

スペシャルポスターには西島秀俊と三浦透子の姿が盛り込まれており、注目を集めた。西島秀俊は愛する妻を失い、深い喪失感を感じる家福の姿を表情だけで繊細に表現した。彼の専属ドライバーであるみさき(三浦透子)の無表情な姿が同時に写っており、彼女が映画で披露する熱演を期待させる。「私たちは静かに前に進む」というキャッチコピーも公開され、それぞれ心に傷を抱える家福とみさきの出会いと彼らの物語への好奇心を刺激した。

・【PHOTO】濱口竜介監督、映画「ドライブ・マイ・カー」&「偶然と想像」記者会見に出席

記者 : キム・ボラ