空白期を乗り越え…SHINeeから2PMまで、2021年にカムバックを果たした5組にファン大熱狂
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写真=SMエンターテインメント
入隊からソロ活動まで、様々な理由で空白期のあったグループが、2021年には続々とグループ活動を再開し、新型コロナウイルスで疲れた音楽ファンの心を癒やした。セクシーなパフォーマンスからバラードナンバーまで、より一層成熟した“お兄さんたち”の帰還にファンが熱狂した。
◆2年6ヶ月ぶりのカムバックを果たしたSHINee
写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメントは2021年1月1日に行われた「SMTOWN LIVE “Culture Humanity”」でSHINeeのカムバックを大々的に予告した。オンユ、キー、ミンホは軍服務を終えて、テミンと共に昨年2月、7thフルアルバム「Don't Call Me」を発売し、2年6ヶ月ぶりにカムバックした。「Replay」でデビューし、「Ring Ding Dong」「Lucifer」「Sherlock」「Dream Girl」などのヒット曲で自身たちだけの音楽を披露してきたSHINeeは、久しぶりにリリースした「Don't Call Me」でSHINeeの一風変わった魅力を披露した。
また、昨年4月に発売されたリパッケージアルバムのタイトル曲「Atlantis」は、SHINee特有の清涼感を最大化し、ファンから反響を呼んだ。
◆除隊後3年7ヶ月ぶりのカムバックが話題となったHighlight
写真=Around Usエンターテインメント
軍白期(入隊により活動を行えない期間 / 軍と空白期を合わせた新造語)を終えたHighlightが昨年5月、3rdミニアルバム「The Blowing」をリリースした。実に3年7ヶ月ぶりのカムバックだったが、各音楽配信サイトで1位になり、複数の音楽番組で1位を獲得した。Highlightはユン・ドゥジュンをはじめ、メンバーらが続々と入隊し、国防の義務を果たした。除隊後、バラエティ番組出演やソロアルバムのリリースなどを通じて基盤を整え、メンバー全員が集まる日を待った。そして急速に変化する音楽市場で彼らが得意とする音楽を披露。終わりではなく新たなスタートを告げるタイトル曲「吹いてくる」で高い評価を得た。
グループBEASTとしてデビューしHighlightになるまで、変わらぬ存在感を見せてきた彼らの底力が再び輝いた。
◆名曲は色あせない…SG WANNABEの再ブーム
写真=C9エンターテインメント、モクソリ、Double H ENT
昨年、SG WANNABEが3年ぶりに新曲でカムバックした。SG WANNABEは昨年4月、MBC「遊ぶなら何する?」に出演し、久しぶりにメンバー全員でハーモニーを聞かせてくれた。3人は変わらぬ声とハーモニー、優れた歌唱力で過去のヒット曲を再び歌い、この放送を通じてSG WANNABEの歌が再ブームを巻き起こした。新たに訪れた全盛期に感謝しながらも慎重な態度を見せた彼らは昨年7月、3年ぶりに新曲「あなたは良い人」をリリースした。
「あなたは良い人」はSG WANNABEの名曲を作り出してきた作曲家チョ・ヨンスが作曲、Rocoberryのアン・ヨンミン、SG WANNABEのキム・ジンホが作詞に参加し、SG WANNABEならではの音楽でファンから反響を呼んだ。ファンの応援と再ブームに支えられ発売した「あなたは良い人」は音楽ランキングの上位にランクインし、「さすがSG WANNABE」と評価された。
◆並んでカムバックした兄弟グループ2PM&2AM
写真=JYPエンターテインメント
デビューした時から“兄弟グループ”と呼ばれながらも、それぞれの音楽で多くのファンを魅了してきた2PMと2AMが2021年に揃ってカムバックし、ファンを楽しませた。2PMと2AMはそれぞれキャラクターや魅力がはっきりしており、バラエティやドラマ、ソロアルバムなど、あらゆる分野で成功した。2PMは昨年6月、5年ぶりにメンバー全員揃ってアルバム「MUST」を発売し、タイトル曲「Make It」でさらにセクシーで成熟した魅力を見せてくれた。軍白期の間、2015年に発売した「My House」が再ブームを巻き起こし、空白期を感じさせない活躍を見せた。これと共に昨年9月に日本でもミニアルバム「WITH ME AGAIN」とタイトル曲「僕とまた」を発売した。
2AMは昨年11月、ミニアルバム「Ballad 21 F/W」を引っさげてカムバックし、なんと7年ぶりにメンバー全員揃って帰ってきた。2AMの多数の曲を手がけたHYBEのバン・シヒョク議長とパク・ジニョン(J.Y. Park)が、それぞれダブルタイトル曲「近くにいて知らなかった」と「サヨナラなんて」を作詞・作曲した。アイドル市場でも特別なバラードアイドルとして愛されてきた2AMは、今回のアルバムを通じて変わらぬ歌唱力で"名バラードグループ”という名にふさわしい活躍を見せた。
記者 : イ・ミンジ