パク・ウンビン、ドラマ「恋慕」放送終了の感想を語る“ずっと愛してほしい”

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写真=NAMOO ACTORS
女優のパク・ウンビンが、「恋慕」の放送終了の感想を伝えた。

昨日(14日)韓国で放送が終了したKBS 2TV月火ドラマ「恋慕」で、パク・ウンビンが序盤から積み上げてきた“イ・フィ”のストーリーを完成させた。

前作を通じて、青春、スポーツ、ロマンスまで、さまざまなジャンルで幅広い演技を披露してきたパク・ウンビンだったが、そんな彼女にとっても「恋慕」は新しい挑戦だった。時代劇史上初めて、披露する“男装した女子王”という設定から、これまでの時代劇で男性主人公の占有物とされてきたさまざまなアクションと政治、そしてロマンスまで、すべての要素が複合的に絡み合った、前人未踏のキャラクターを作らなければならなかったためだ。

子供の頃の純粋な“タミ”に、死んだ兄に代わる世子(王の跡継ぎ)を上乗せして、イ・フィという人物を両面的に描く彼女の演技は、すべてのストーリーの始発点をしっかりと築いた。いつ秘密がバレるか分からないという不安を世子の鋭いカリスマ性で表現し、自分に対する絶えない疑いや攻撃は、世子として遜色のない文武で防御していくイ・フィの宮中生存記は、パク・ウンビンの完璧な演技と合わさってお茶の間を魅了した。

また“男装した女子王”という新しい観点からアプローチする宮中ロマンスも、パク・ウンビンという女優の限界のない演技力を証明した。彼女は、初々しかった子供時代の初恋チョン・ジウン(SF9のロウン)と、王と臣下として再会した運命的なストーリーとして、より一層深く切なく描いた。また、ときめきを倍増させる逆クリシェ(ありふれた表現、シチュエーション、筋書きなど)で、“関係転覆”ロマンスを見事に表現した彼女は、カリスマ性をアピールして話題を呼んだ。

「恋慕」の最終話でも爆発的な熱演と共に、深い余韻を残した彼女は、所属事務所NAMOO ACTORSを通じて「私たちのドラマ『恋慕』が終わっても、Netflixで引き続き観られるので、ずっと記憶して愛していただけたら嬉しいです」と放送終了への気持ちを伝えた。

「恋慕」で幅広い演技力を証明したのはもちろん、Netflixランキングで7ヶ国1位、全世界ランキング4位を記録するほど、韓国の時代劇の歴史を新たに築いたドラマの主役として、役割をしっかりと果たした女優パク・ウンビン。2022年にも映画「THE WITCH/魔女 ―増殖―」からNetflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」まで精力的な活躍を予告している。彼女が見せる絶え間ない挑戦に、期待が高まっている。

記者 : イ・ミンジ