ソル・ギョング&イ・ソンギュン主演、映画「キングメーカー」緊張感漂うスチールカットを公開

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写真=MEGABOX中央(株)Plus M
実在の人物をモチーフにした映画「キングメーカー」の内容に関心が高まっている。

12月29日に韓国で公開される映画「キングメーカー」(監督:ピョン・ソンヒョン)は、世界を変えるため、選挙に挑戦する政治家のキム・ウンボムと、存在も、名前も隠されている選挙の戦略家ソ・チャンデが激しい選挙戦に突入することから始まる物語を描く。

「キングメーカー」は故金大中(キム・デジュン)大統領と選挙の参謀だったオム・チャンロク、そして1960~70年代のドラマチックな選挙の過程をモチーフに映画の面白さと想像力に基づいて創作されたフィクションだ。信念と情熱を持って世界を変えようとした若い政治家と、彼に協力した選挙参謀たちの話を構想し、「キングメーカー」のシナリオを執筆し始めたピョン・ソンヒョン監督。彼は映画の背景である1960~70年代と当時の時代状況について知らない観客たちも映画を楽に楽しめるよう悩みながら「キングメーカー」を完成させた。

また「キングメーカー」はキム・ウンボム役を演じるソル・ギョングとソ・チャンデ役を演じるイ・ソンギュンなど、俳優たちの熱演で完璧に新しい作品に生まれ変わった。ソル・ギョングはモチーフになった人物を再現するよりは、新しい映画キャラクターを作るために演説の場面を注意深く見て研究し、「キングメーカー」だけのキム・ウンボムを作るために努力した。また、イ・ソンギュンは「あまり知られていない人物で、逆に開かれていると思った。ソ・チャンデがなぜこの道を選んだのだろうか、彼が行動する目的と理想とは何なのかについて悩んだ」とし、ソ・チャンデというキャラクターを再び作り上げるために苦心したと伝えた。

「キングメーカー」は時代と分野を問わず、誰でも向き合える“万人のジレンマ”を見せてくれる。目的と手段の正当性が伴った勝利を追求するキム・ウンボムと、勝利のためには手段と方法を選ばないソ・チャンデの物語は、今の時代の観客に正当な目的のため、過程と手段まで正当化すべきか、それとも目的のためにはどんな手段も動員すべきかについての質問まで投げかけ、深い響きと余韻を届ける予定だ。

映画「キングメーカー」は韓国で12月29日に公開される。

記者 : ペ・ヒョジュ