SUPER JUNIOR キュヒョン&VIXX レオら出演、ミュージカル「フランケンシュタイン」ライブクリップ映像に反響

OSEN |

写真=「フランケンシュタイン」
ミュージカル「フランケンシュタイン」に出演中のSUPER JUNIORのキュヒョンとVIXXのレオのライブクリップ映像が、先月29日にNAVERの公演・展示を通じて先行公開され、12月1日には公式SNSとYouTubeチャンネルで公開されて、話題を呼んでいる。

NAVERの公演・展示にて先行公開された「偉大な生命創造の歴史が始まる」と「君の夢の中で」は、初演から現在までファンたちに親しまれてきた代表的なナンバーで、今回のライブクリップでは4度目のシーズンに合流したニューキャストのキュヒョンとレオが完璧にキャラクターに入り込んで熱唱し、注目を集めた。

キュヒョンが歌った「偉大な生命創造の歴史が始まる」は、断頭台で処刑になったアンリ・デュプレの切られた首を実験室に持ってきたビクター・フランケンシュタインが、新たな被造物を誕生させようとする実験の瞬間に始まる曲だ。映像の中でキュヒョンは、楽曲の序盤の暗い雰囲気にぴったりの深い低音で、自分の生命体が誕生すると固く信じている狂気じみた姿をリアルに演じ、実際に公演会場で鑑賞しているかのような錯覚を呼び起こした。

キュヒョンの映像が公開されるとファンたちは「現場で実際に壮大な声量を聞いたら倒れてしまいそう」「息が切れるほど吸い込まれていく。実際に観たら、どれだけ幸せだろう」などの反応を示し、本公演で見せるキュヒョンならではの重量感ある熱演に対する期待を表した。

レオの「君の夢の中で」は、作品の中でアンリ・デュプレが自ら濡れ衣を着て死刑を受ける前に歌うナンバーだ。暖かい日差しの中で目を閉じたレオは、アンリ・デュプレに完璧に入り込み、フランケンシュタインとの友情と信頼がそのまま感じられる淡々とした歌声で歌い始め、曲のクライマックスではアンリ・デュプレの不安も克服するという意志を表現し、感動を与えた。

これまでの「君の夢の中で」とは異なる切なさで表現したレオの映像を見たファンたちは「実際に『君の夢の中で』を歌う時、“死”よりも“君を思うことができることが幸せ”にフォーカスを置いたようだ。新しいキャラクターの解釈がすごい」「このナンバーを聴くたびに泣いている。映像だけでもすごいのに、現場ではどれほど良いだろう」などと、爆発的な反響を寄せた。

キュヒョンとレオのライブクリップを含めて、3週間にかけて公開された「フランケンシュタイン」のライブクリップ映像は、これまでのミュージカルのミュージックビデオとは異なる雰囲気で、ナンバー別のコンセプトに合わせて衣装、場所、照明など、新たな雰囲気で演出したユニークなコンテンツとなっている。ミン・ウヒョクの「後悔」、KAIの「僕は怪物」をはじめとし、ヘナ&イ・ボムソリの「独り言」、ソ・ジヨン&キム・ジウの「その日に私が」が、NAVERの公演・展示にて先行公開され、2日後には公式SNSで公開となった。

ミン・ウヒョクの「後悔」は、彼にしか表現できない感受性と訴えるような歌唱力でビクター・フランケンシュタインの複合的な感情を映像に収めた。ファンたちは「入り込みすぎて泣いてしまった」「ミンビク(ミン・ウヒョク+ビクター)の眼差しが悲しすぎる」など、ステージ上での感動がそのまま伝わってくるという反応が相次ぎ、彼の人気を実感させた。

KAIの「僕は怪物」は、ビクター・フランケンシュタインの創造物である“怪物”が、創造主のフランケンシュタインに捨てられる存在になったことに憤り、フランケンシュタインに対して復讐を誓うナンバーで、“ミュージカル界の皇太子”ことKAIが今まで見せてきた甘い歌声とはギャップのあるカリスマ性を見ることができる。ファンからは「こんなにハイクオリティの映像、ゾクゾクする」などのコメントが寄せられ、本公演での彼の活躍に期待を高めた。

また、「独り言」のライブクリップはデュエットで編曲され、これまでの公演では見たことのない特別なハーモニーを届けた。映像の中でヘナとイ・ボムソリは、自身を顧みないフランケンシュタインを思うと胸が傷むが、それでも彼を愛するというジュリアの相反する感情をそのまま伝え、感動を与えた。ファンたちは「ダブルキャスティングのデュエットなんてすごい」「2人のジュリアが本当に楽しみ」など、2人の美しいハーモニーを絶賛した。

ソ・ジヨンとキム・ジウの「その日に私が」の映像では、不安と悲しみを湛えている深い眼差しをそれぞれ熱演した。初演から欠かさずエレン役を務めて、キャラクターの深い内面まで豊富に表現し、キャラクターそのものになったソ・ジヨンと、今シーズンに初めて合流したキム・ジウの繊細な感情が調和したこの映像には、「2人が揃って正面を見つめながら歌っている姿は、本当に目を見ながら歌ってもらっている気分だ」「先行公開で聴いて号泣した曲。良すぎる」などと好反応が寄せられた。

ミュージカル「フランケンシュタイン」は、1818年に出版されたメアリー・シェリーの小説を原作に、神になろうとした人間と、人間に憧れていた被造物という2人の男性の物語を通じて、人間のエゴや生命の本質などを考えさせるとし、大きな支持を得た作品だ。

2014年の初演当時「第8回 THE MUSICAL AWARDS」で「今年のミュージカル」と「今年の創作ミュージカル」に同時に選ばれ、全9部門を受賞した。シーズンごとに驚異的な客席占有率を記録し、マスコミと観客の好評の中で“最高の話題作”“最大のヒット作”の座をキープしている。

また、2016年の再演では、開幕10週目にして売り上げ100億ウォン(約10億円)を突破し、単一シーズンとしては最大の売り上げを更新した。それだけではなく、2017年1月には日本の大手制作会社の東邦プロダクションとライセンス契約を結び、日本でも圧倒的なヒットを記録し、韓国ミュージカルの歴史を塗り替えたと好評された。

ミュージカル「フランケンシュタイン」は11月24日、観客の熱狂の中で初公演を無事に終了し、ミン・ウヒョク、チョン・ドンソク、キュヒョン、パク・ウンデ、KAI、レオ、ヘナ、イ・ボムソリ、ソ・ジヨン、キム・ジウ、イ・ヒジョン、ソ・ヒョンチョル、キム・デジョン、イ・ジョンスの圧倒的なキャスティングと共に、来年2月20日まで約3ヶ月間にわたってブルースクエアのShinhan cardホールにて上演される。











記者 : パク・ソヨン