チェ・ウシク&キム・ダミ出演、新ドラマ「その年、私たちは」ハイライト映像を公開…成長ロマンスを予告

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写真=SBS
SBS新月火ドラマ「その年、私たちは」が若者たちの現実的な恋愛と成長過程を描く。

12月6日に初放送される「その年、私たちは」は昨日(1日)、待つことさえときめかせるハイライト映像を公開した。10年ぶりにリマインドドキュメンタリーを通じて、再会したチェ・ウン(チェ・ウシク)とクク・ヨンス(キム・ダミ)、そして彼らの関係の変数になるキム・ジウン(キム・ソンチョル)とエンジェイ(ノ・ジョンウィ)が描き出す青春の一ページが期待を高める。

「その年、私たちは」は別れた元恋人が高校時代に撮影したドキュメンタリーが急に人気を博し、強制的に集められたことから繰り広げられる青春成長ロマンスだ。「もう二度と会わない!」という別れで終わるはずだった縁が、再び絡み合う中で経験する複雑な感情が率直に描かれる。何よりも、チェ・ウシク、キム・ダミ、キム・ソンチョル、ノ・ジョンウィなど、信頼できる若手俳優たちの共演は、4日後に近づいた初放送への期待をより一層高めている。

この日公開されたハイライト映像は、あまりにも違う“全校ビリ”のチェ・ウンと、“全校トップ”のクク・ヨンスのインタビューから始まる。10年後のそれぞれの姿を描いてみる2人。「何もせず、平和に暮らしていてほしいです」というチェ・ウンをあざ笑うように、「私は当然、何でも上手くやっていることでしょう。人生を主導的に生きていると思います」と自信満々に答えたクク・ヨンスだが、理想どおりには行かない現実へと時は流れ、注目を集める。

29歳のクク・ヨンスは、食べていくためにもがく平凡な会社員になり、自分が担当している広報プロジェクトを成功させるため、それが元恋人とのビジネスになるとは露知らず、人気イラストレーターのゴ・オのキャスティングに乗り出す。チェ・ウンの堂々とした反応にも「作家さんとコラボをしたいのですが……」とビジネスモードに突入するが、「嫌だ」という一言に本性を現すクク・ヨンスが笑いを誘い、彼らの再会後の話が好奇心をくすぐる。

写真=SBS
別れから約5年ぶりに再び顔を合わせた2人は、愛憎と嫌悪の境目で神経戦を繰り広げながらも、一時熱く愛したが、結局冷たく終わってしまった過去の瞬間がしきりに思い出される。「クク・ヨンスは僕が苦しむことを楽しんでいるようです。一番幸せだと思う時……」というチェ・ウンのナレーションに続き、「私が捨てられるのはあなたしかいない」と冷たく背を向けたクク・ヨンスの姿が交差し、胸をジンとさせる。

2人が思い出なのか、未練なのか分からない感情の後遺症を患う中、チェ・ウンとクク・ヨンスの2回目のドキュメンタリーを引き受けたキム・ジウンは、いつの間にか“観察者”以上の視点で彼らを見守る。「撮影すればするほどわからなくなるよ。君がクク・ヨンスを見つめる視線が」と親友チェ・ウンの気持ちを確認するキム・ジウン。これに対し「お前、急に関心をもったのか?」と言いながら、肺腑を突くチェ・ウンと「そうだな、いきなりではないだろう」と言い返すキム・ジウンの間に妙な緊張感が流れる。

トップアイドルのエンジェイの登場も興味深い。頂点に達した人気は、これから落ちていくしかないと思い、本当の自分の人生を生きていく準備をする彼女は「私は最近、人生の楽しみというのがあまりないんです。建物をじっと見ていると、何と言うか。胸がすっきりするんです。作家さんの絵を見ていてもそうなんです」とチェ・ウンへの関心を示す。いつの間にかトップスターながらもプライドも捨てて、彼の連絡を待つエンジェイの姿からは、チェ・ウンに夢中になり始めたことを察することができる。

さらに「もっと幼稚で、もっとしつこくなった、時代をもう一度記録する」というフレーズのように、「過去のことなのに、あまりにも鮮明です」とクク・ヨンスへの切ない感情を打ち明けるチェ・ウンの声と、雨の中で、2人の姿の上に添えられた「うんざりするけど、また君だ」という短いがときめく告白は、彼らの前に再び繰り広げられるロマンスをさらに期待させる。

「その年、私たちは」は12月6日午後10時に韓国で放送がスタートする。

記者 : オ・ユンジュ