パク・シネ、結婚&妊娠発表に祝福の声が殺到!子役時代からこれまでの活動を振り返る

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SBS「美男<イケメン>ですね」/ tvN「となりの美男<イケメン>」/ SBS「ドクターズ」

11月23日、公開恋愛をしていた俳優チェ・テジュンとの結婚・妊娠を同時に発表したパク・シネ。恋人の入隊・除隊を経て、4年間の交際の末にゴールインする彼女に、世界中のファンから祝福の声が殺到しました。彼女は30代前半ながらも、芸歴はすでに18年。子役時代からその演技力は注目され、成長してからも様々な作品で活躍し続けてきました。そこで今回は、韓国ドラマ界にはなくてはならない存在となったパク・シネのこれまでの歩みをまとめてみました。

 

◆「天国の階段」でデビュー!チェ・ジウの子供時代を演じる

写真=SBS YouTubeチャンネルキャプチャー「天国の階段」
2003年、イ・スンファンの「花」のミュージックビデオに出演して芸能界デビューしたパク・シネは、同年より放送されたSBS「天国の階段」でドラマ出演も果たしました。チェ・ジウ&クォン・サンウ主演で視聴率40%超えの大ヒットとなった同作で、パク・シネはチェ・ジウの子供時代を熱演。豊かな感情表現でデビュー作から視聴者に強い印象を残しました。

写真=「天国の樹」スチールカット
そして2006年、「天国の階段」「美しき日々」に続くイ・ジャンス監督の“天国シリーズ3部作”の完結編となる「天国の樹」で、イ・ワンと共に主演に抜擢。パク・シネは在日韓国人の父を亡くし、日本人の母と長野県で暮らすハナを演じました。母の再婚により異母兄妹となったイ・ワン演じるユンソと禁断の恋に落ちるストーリーを描き、同作はフジテレビやBSフジでも放送されました。東京、長野などオール日本ロケで制作され、内田朝陽、浅見れいな、ソニンらも出演しました。パク・シネはドラマ撮影のため日本に長期滞在し、作品の中では日本語の実力も披露しています。その他にも「カワイイか狂うか」「私のあしながおじさん」「宮S」「カクテキ 幸せのかくし味」などに出演して精力的に活動しました。
 

◆「美男<イケメン>ですね」で韓流スターに!

写真=SBS「美男<イケメン>ですね」ポスター
韓国で2009年に放送されたSBS「美男<イケメン>ですね」では、双子の兄の代わりに正体を隠してイケメンバンドA.N.JELLのメンバーになるミニョ(ミナム)を熱演。チャン・グンソク、CNBLUEのジョン・ヨンファ、FTISLANDのイ・ホンギ扮するバンドメンバーとの共同生活を通じて、毎回ハラハラドキドキのストーリーを展開し、視聴者を魅了しました。同作はフジテレビでも放送されたことで、4人は日本でも人気が急上昇、次世代韓流スターとして注目を集めました。

写真=SBS「美男<イケメン>ですね」
当初は女優ではなく歌手が夢だったというパク・シネは、多数の出演作のOST(劇中歌)を歌っていますが、特に同作の「Lovely day」では彼女の愛らしい声がドラマと絶妙に調和し、ファンに親しまれました。「美男<イケメン>ですね」は2011年、TBSが日本リメイク版を制作。A.N.JELLのメンバーを瀧本美織、Kis-My-Ft2の玉森裕太、藤ヶ谷太輔、Hey! Say! JUMPの八乙女光が演じたことでも話題を呼びました。またパク・シネは、CNBLUEのジョン・ヨンファと2011年のドラマ「オレのことスキでしょ。」で2度目の共演を果たしています。日本ですでに絶大な人気を誇っていた2人は、来日ファンミーティングを開催し、新大久保では期間限定カフェもオープンしました。
 

◆恋人チェ・テジュンとは2012年「ドラマの帝王」で共演

写真=SBS「ドラマの帝王」ポスター、スチールカット
結婚を発表したチェ・テジュンとは、過去に共演したことがあるパク・シネ。2人は2012年に韓国で放送されたキム・ミョンミン、チョン・リョウォン、SUPER JUNIORのシウォン主演のSBS「ドラマの帝王」に出演。パク・シネは、「美男<イケメン>ですね」のホン・ソンチャン監督との縁でカメオ出演を決めました。彼女は劇中でキム・ミョンミン演じるアンソニー・キムの制作会社で作ったドラマ「優雅な復讐」のヒロイン役、またチェ・テジュンは主人公役を務めました。このシーンでパク・シネは、自身を抱きかかえたチェ・テジュンが、緊迫したシーンであるのにもかかわらずうとうとして、その結果頬によだれを垂らされて怒るというコミカルな場面を作り上げました。
 

◆主演作が続々ヒット!トップ女優に成長

写真=「相続者たち」「ピノキオ」ポスター
2013年、イ・ミンホ、キム・ウビン、f(x)のクリスタル、パク・ヒョンシク、カン・ハヌル、CNBLUEのカン・ミンヒョク、キム・ジウォンなど、豪華キャスティングで話題となったドラマ「相続者たち」に出演。財閥の御曹司や大企業の相続者たちが通う高校の中で一人浮いた存在のヒロイン・ウンサン役で人気を博しました。視聴率が20%を超えた同作でパク・シネはその年の「SBS演技大賞」で優秀演技賞、10代スター賞、イ・ミンホと共にベストカップル賞を受賞しました。続いて翌年にイ・ジョンソクと主演を務めた「ピノキオ」では、嘘をつくとしゃっくりが出るという“ピノキオ症候群”を患う記者役で演技力を評価され、若手女優の中でも目を引く存在に。

写真=SBS「ドクターズ」スチールカット
そして2016年の「ドクターズ」では、不良少女が夢を抱いて医者になり、成長していく過程を好演しました。パク・シネ演じるジホンは、キム・レウォンが演じる教師のジホンと、先生と生徒として出会い、その後同じ医師として再会。自分の気持ちに素直になれないへジョンの感情を繊細に表現し、「SBS演技大賞」では最優秀演技賞を受賞しました。また、ヒョンビンと主演を務めた「アルハンブラ宮殿の思い出」でも、スペインでホステルを運営するヒジュと、神秘的なゲームのキャラクター・エマの2役を演じて注目を集めました。
 

◆ドラマだけでなく映画でも活躍!話題作に出演

写真=「7番房の奇跡」スチールカット
観客動員数が1,200万人を突破した2013年のヒット作「7番房の奇跡」は、殺人罪で収監された知的障害を持つヨング(リュ・スンリョン)と娘のイェスン(カル・ソウォン)の親子愛が感動を呼ぶ物語。パク・シネは大人になり弁護士となったイェスンを演じ、父親の冤罪を証明する裁判のシーンで観客の涙を誘いました。彼女は2017年に公開された「沈黙」でも弁護士役を演じています。

写真=「あの日、兄貴が灯した光」スチールカット
目覚めると違う人間に変わってしまう男性ウジンが、一人の女性イス(ハン・ヒョジュ扮)に恋をする「ビューティー・インサイド」では、総勢123人がウジンを熱演。パク・シネもウジン役を引き受けました。そのほか、ウジン役には上野樹里、パク・ソジュン、ソ・ガンジュン、イ・ドンウク、イ・ジヌクらも出演し、豪華キャストが話題を呼びました。さらに「7番房の奇跡」のユ・ヨンア脚本家が手がけたチョ・ジョンソク&EXOのディオ主演「あの日、兄貴が灯した光」では、ディオ演じるドゥヨンの柔道のコーチを演じています。
 

◆最新作では様々なジャンルに挑戦!進化を続ける女優へ

写真=「ザ・コール」「#生きている」ポスター
女性が主体となって物語を引っ張っていく点に魅力を感じたというNetflix映画「ザ・コール」では、今を生きながら過去を変えようとするソヨン役を演じました。過去にいながら未来を変えようとするヨンスク(チョン・ジョンソ)と繋がることから徐々に支配されていくソヨンをリアルに表現し、初挑戦となるミステリースリラーでも好評を得ました。Netflix映画「#生きている」も、様々なジャンルに出演したいという思いから選んだというパク・シネ。彼女は同作で人々が突然ゾンビ化した中、アパートに孤立したユビンを演じました。ユ・アイン演じるジュヌと共に、生き残りをかけた緊張感溢れる“生存スリラー”を描き、これまで見せたことのない演技を見せて成長を感じさせました。

写真=JTBC「シーシュポス:the myth」スチールカット
ドラマの最新作は、今年韓国で放送されたJTBCの「シーシュポス:the myth」。劇中で彼女は、チョ・スンウ演じる天才工学者ハン・テスルを救うためにやってきた戦士カン・ソへを演じました。壮大なスケールのSFサスペンスドラマで、彼女は激しいアクションシーンや銃撃戦を見事にこなし、絶え間なく挑戦と成長を続ける女優であることを証明しています。

記者 : Kstyle編集部