イ・ジュンが徹底的にベールに包まれたキャラクターを通じて新たな姿を見せる。

tvN新土日ドラマ「不可殺」（脚本：クォン・ソラ、ソ・ジェウォン、演出：チャン・ヨンウ）で、イ・ジュンは疎外された人々を助ける大富豪で政治家たちの後援者でもあるオク・ウルテ役を務める。財力の出処が不明であることはもちろん、正確な年齢や家柄も謎の人物だ。

本日（1日）公開された写真では、華やかなファッションから冷たい表情まで、只ならない雰囲気のオク・ウルテの存在感を見せている。

まず誰かと電話をしている彼の顔が冷たく固まっており、目を引く。特に感情が読めない冷静な瞳、固く閉じられた唇そして少し上がった眉毛が何かが彼の気に触ったことを伺わせ、緊張感を高める。

他の写真では言葉通りの狂気が感じられ、鳥肌を立たせた。優雅な好みと芸術に対する深い理解を持っている彼の華やかなファッションが感嘆を誘うが、面白いものを発見したかのように好奇心に満ちた目、少し上がった口元からは危険な雰囲気が感じられる。達弁で人々を惹き付ける彼がどうして目を輝かせているのか、彼に漂う怪しげなオーラが緊張感を与えた。

誰も知らないオク・ウルテの正体は一体何で、600年前に人間から不可殺になったタン・ファル（イ・ジヌク）、不可殺に追われる女性ミン・サンウン（元HELLOVENUSのナラ）、600年前にタン・ファルの妻だったタン・ソル（コン・スンヨン）が、どのような運命でこのような関係性となっているのか、関心を集めている。

制作陣はイ・ジュンについて「カメラが回ると180度変わる。イ・ジュンではなくオク・ウルテそのものだった」と明かし、イメージチェンジへの期待を高めた。「イ・ジュンが届ける強烈なインパクトに期待してほしい」と付け加え、その活躍に関心が集まっている。

tvN新土日ドラマ「不可殺」は、殺すことも死ぬこともできない不可殺（伝説上の怪物）になった男性が600年間、転生を繰り返す女性を追い続ける、悲しくも美しい物語を描く。韓国で12月18日午後9時から放送される予定だ。