「一人だけ」のキム・ギョンナムの予告映像とポスターが電撃公開された。

韓国で12月20日に初放送されるJTBC新月火ドラマ「一人だけ」は、ホスピスで会った3人の女性が死ぬ前に“悪いやつ”を一人だけを連れて行くと宣言するが、人生で本当に大切な“一人”と向き合うことになるヒューマン恋愛ドラマだ。

本日（1日）公開された予告映像では、底辺の人生を生きているミン・ウチョン（キム・ギョンナム）が、失いたくない“一人”に出会うことからストーリーが展開される。

誰かに追われているウチョンは「ナレ清浄」という興信所で拳を使って悪いことをしながら、時には“事故を装った他殺”の業務も引き受ける人物だ。彼には恐れることも大切にしたいこともなかった。殺人で人生が歪み、ただただ限りなく闇の中を歩くだけだった。そしてある日、運命のように余命を宣告された女性ピョ・インスク（アン・ウンジン）に出会う。平凡ではない人生を淡々と生きてきた彼が、思いがけない出会いでどのように変化するのか、関心が集まっている。

「会いたかったんだ。怒っている顔なのに悲しそうだった。君を失うのが怖い」と言うウチョンの先にはインスクがいる。何もかもを諦めたように、道路の中央線の上に横たわって、涙を流すインスクのキャラクターポスターに続いて公開されたウチョンのイメージは、そんなインスクを切なく眺めている。眼差しだけで無数の感情を伝え、見る人々の心を揺るがす。

制作陣は「キム・ギョンナムは、地味だがその中に暖かいぬくもりを持つウチョンのギャップのある魅力を、より一層深まった演技で表現するものと期待される」とし、「どうしようもなくお互いに惹かれて、お互いに染まっていく2人の心温まるストーリーと『一人だけ』に多くの関心をお願いしたい」と伝えた。韓国で20日午後11時に放送がスタートする予定だ。