Vol.1 ― 日韓グループBilllie、女優やモデルを経てついにデビュー!初対面では警戒も?「会うなり抱きしめられて…(笑)」

Kstyle |

11月10日にMYSTIC STORY初のガールズグループとしてデビューしたBilllie。ウェブドラマ「A-TEEN」で明るく快活なヨ・ボラム役として活躍したキム・スヒョン、「Unpretty Rap Star2」出身でありASTRO ムンビンの実妹ムン・スア、ABEMA「Popteenカバーガール戦争」出身のシユン、数々の歌唱コンクールで受賞しているハラム、元Popteenの専属モデルの日本人つき、関西コレクションのステージ経験を持つ日本人はるなの6人で結成。さらにはMnet「Girls Planet 999:少女祭典」で10位を記録したキム・スヨンが、活動名をションに変更して合流することも決定した。

Kstyleでは、ションが加入する前のデビュー直後の6人にインタビューを敢行。実力、ビジュアル、個性を兼ね備えた彼女たちの魅力をたっぷりとお届け! 前編では、1stミニアルバム「the Billage of perception:chapter one」の紹介はもちろん、アイドルを目指したきっかけや各自のチャームポイントについて話を聞いた。

Vol.2 ― Billlie、日本ではライバル同士!?過去の活動に迫る「大好きだから一緒にデビューできてうれしい」

【PHOTO】Billlie、日韓で活躍してきたメンバーが集結「目指すはオールラウンドアイドル」

【プレゼント】Billlie直筆サイン入りポラを4名様に!応募はTwitterをフォロー&リツイート

――デビュー前から輝かしい経歴を持っている皆さんですが、アイドルを目指したきっかけは?

ムン・スア:幼い頃からダンスをたくさん踊ってきたのですが、実兄のASTRO ムンビン先輩が芸能界に進んだのを見て、ついていくような感じで私も夢見るようになりました。

ハラム:BoA先輩のように、ライブで歌ってパフォーマンスできるような歌手になりたいと思ったのがきっかけです。

つき: 語学を勉強して海外で活躍している、BoA先輩や少女時代先輩を見て影響を受けました。「私もあんなふうになりたい」という夢を持って韓国に来ました。

スヒョン:私も子供の頃に少女時代先輩を見て夢を持つようになりました。

シユン:子供の頃からテレビでアイドルの先輩たちを見て、歌手になりたいと思うようになり、一生懸命に努力しました。

はるな:K-POPのダンススクールに通ううちにK-POPや韓国の文化に興味を持つようになり、K-POPアイドルの先輩たちのようになりたいと思いました。


目指すは“オールラウンドアイドル”

はるな / ムン・スア / スヒョン
――歌唱力とパフォーマンス力のどちらも優れたグループということでデビュー前から話題を集めていましたが、自分たちはどんなグループだと思いますか? これからどんなグループと言われたいですか?

スヒョン:おっしゃっていただいたように、パフォーマンスが持ち味のグループだと思います。私たちは「オールラウンドアイドル」とか「期待株」「音楽チャート証明アイドル(音楽チャートで上位に入る実力を持つアイドル)」といったキーワードがつくようなグループになりたいです。それに向かって努力をしていますし、ラップメイキングができるメンバーがいることも強みだと思います。

――デビュー前に公開された「Bi11lie」の映像について、11月11日に込められたストーリーが気になります。

スヒョン:「11月11日」「紫の雨」などの重要なキーワードが隠されている映像です。ある村で11月11日に不可解なことが起きるというストーリーなのですが、いろんなことを想像しながらたくさん見ていただきたいです。

――その映像で演技をしましたが、感想を聞かせてください。

はるな:演技をするのは初めてだったので緊張したのですが、演技の経験があるスヒョンお姉さんがアドバイスをしてくれたので楽しく撮影できました。

つき:緊張しましたが、他のメンバーの撮影を見ながらいいところをたくさん吸収して「自分の時はこうしてみよう」と思いながら演じたのでうまくできたと思います。

シユン / ハラム / つき
――デビューミニアルバム「the Billage of perception:chapter one」の収録曲はどれも違った雰囲気ですね。好きな曲を教えてください。

ムン・スア:すべての曲が大好きで1つを挙げるのが難しいですが、私はやっぱりタイトル曲の「RING X RING」が好きです。作詞家のキム・イナさん、作曲家のイ・ミンスさんが曲を作ってくださって、リア・キムさんが振り付けを作って直接指導までしてくださったので、私たちにとって大切で特別な曲になりました。

シユン:私は「the rumor」がスアお姉さんと一緒にラップメイキングをしたので愛着があります。この曲もキム・イナさんが作詞をしてくだったのですが、「RING X RING」と関連性があるので、その点に注目して聴いていただきたいです。

スヒョン:「FLOWERLD」が好きです。私たちがデビューする前に発表した、まだ会う前のファンに贈るファンソングなんです。私たちの気持ちを曲に込めたので愛着があります。

つき:「the eleventh day」は、私たちの世界感が一番表現されていて、感情移入ができる曲です。1990年代のレトロな雰囲気で「RING X RING」とはまったく違った印象なので、お気に入りの曲です。

はるな:私も「the eleventh day」が好きです。この曲の歌詞とYouTube映像の「Bi11lie」の物語がつながっているので、そこに注目してください。

ハラム:私は「everybody's got a $ECRET」がBilllieの神秘的でミステリアスな雰囲気とよく合っていると思います。中毒性のあるメロディーと歌詞に込めたメッセージが魅力的です。


デビュー後の反響「日本から応援メッセージが…」

ムン・スア
――タイトル曲「RING X RING」のダンスのポイントを教えてください。

スヒョン:手の動作が多い曲なのですが、その中でサビの最初の「Come find the missing」のところで手の間から目をのぞかせる動作があって、そこがポイントじゃないかと思います。

――では自分のパートの見せどころを教えてください。

スヒョン:「もう遅いの?」という歌詞のところで、メンバーたちの間からせり出てくるようなパートです。

ハラム:私はスヒョンお姉さんのパートの直前の「消えるべき 先を争う質問」の歌詞の部分で、右目の前で丸を作る振り付けが自分のキリングパート(歌で人の心を掴む部分)だと思います。

ムン・スア:私のラップの「But we got no rules Like april fools」という部分で毎回、雰囲気に合わせてジェスチャーを変えていたのですが、ある日、口の前で手でひし形を作るジェスチャーをしてみたら、すごく評判がよかったんです。エイプリールフールを表現したのですが、口に×(バツ)を作ると強すぎるからひし形にしたのですが、ファンの皆さんが気に入ってくれたようです。

はるな:私は「Oh oh oh oh」で手を伸ばすような振付けをするところだと思います。

シユン:私のパートの中で猫のパートがあります。猫のように「ニャーン」ってやる部分と、ブレイクダンスで真ん中に立って、メンバーを蹴散らすようなところのパートが好きです。

つき:私は「La la la la」というフレーズを最初から最後まで全部担当させてもらいました。あとはブレイクダンスに注目してください!!

スヒョン
――デビューしてまだ数日ですが、活動をしてみての気持ちは?

ムン・スア:初めての音楽番組が「M COUNTDOWN」だったのですが、とてもステキなセットを組んでくださったので感動しました。緊張しましたが、ステージに上がったらそんなに震えることもなく、楽しみながらパフォーマンスをすることができました。最初は視線でカメラを捉える難しかったのですが、回数をこなすうちにメンバーみんながうまくなっていったようです。

シユン:デビューしたという実感がなかなかわかなかったのですが、この前、ラジオに出た時に、以前親しかったお友達のお母さんが感想のコメントを送ってくださったんです。「たくさんの人が見てくれているんだな」って思って、やっと実感がわきました。

――音楽番組を見たご両親や友人の反応はいかがでしたか?

ムン・スア:活動を始めて間もないので余裕がなくて、実はどんな反応があるのかまだよくわからないんです(笑)。でも、今までデビューを待っていてくれたので、きっと応援してくれていると思います。

シユン:両親が手紙を送ってくれました。「ついにデビューするんだね。おめでとう。メンバーたちと一緒に頑張れ」って書いてありました。

はるな:両親が日本から宅配を送ってくれた時に応援メッセージの手紙が入っていました。デビューをとても喜んでくれているようです。友達とは忙しくて連絡をあまりとれていないのですが、SNSに写真が上がった時にコメントを書いてくれたのを見てうれしかったです。

つき:友達は私が韓国でずっと努力をしてきた姿を見てくれていたので、「おめでとう」と言葉をかけてくれました。でも一番親しい友達はK-POPにあまり興味がない子なので「無理はしないで、身体に気を付けてね」と心配だけしてくれています。


各メンバーの性格は?「お笑いキャラクター(笑)」

ハラム
――ご自身のチャームポイントや性格、グループにおける役割を教えてください。

スヒョン: MBTI診断(韓国で流行している自己申告型診断テスト)でメンバーの中で唯一のJ(判断型)なので、計画的でしっかりとした性格です。寮では“起床妖精”を担当しています(笑)。メンバーよりも早く起きて起こしてあげる担当です。普段は明るくスマイル妖精で、ステージではカリスマがあるギャップがチャームポイントです。

ハラム:年齢がちょうど中間なので、お姉さんたちの話をよく聞いて、妹たちの意見も聞いて仲介役をしています。ハスキーな声が魅力で、性格は単純で楽天的です。協調性があって、相手の話をよく聞いて理解しようとするタイプです。

はるな:私は……。どんな担当かなぁ……。

スヒョン:キヨミ(かわいらしさ)担当。

ムン・スア:コブギマンネ(亀末っ子)。

はるな:いつも自己紹介の時に「コブギマンネ」って言うのですが、亀が好きなのと亀のように私の動きがのろいから似ているって言われます。日本では亀を飼っていたんです。

――飼っていた亀の名前は?

はるな:カメです(笑)。

全員:(爆笑)。

はるな:特徴は……なにがあるかな?

ムン・スア:魅力的なダンス。

はるな:ダンスのラインがきれいだと言われます。

ハラム:いつも明るくて愛嬌担当!!

ムン・スア:私はメインラッパーなので、やっぱり魅力はラップです。性格はサバサバしていて単純。寮では掃除を担当しています。整理整頓が好きなんです。

シユン:私は明るくて、よく笑います。人と会うのが好きで……あとはなにがあるだろう?

ムン・スア:ステージの上での表情管理がすごいです。

シユン:表情担当です(笑)。

つき:じゃあ、私はなに担当かな?

スヒョン:ムードメーカー!!

はるな:つきちゃんはおもしろいです。

つき:お笑いキャラクターかな(笑)。性格は明るくて、ドジです。


日本人メンバーに警戒!?爆笑の第一印象

――第一印象と大きく違ったメンバーがいたら教えてください。

はるな:つきちゃんは最初会った時はお姉さんって感じだったんですけど、一緒に生活してみたらおもしろくて、チームの雰囲気もよくなって盛り上がるんです。おもしろくて大好きです。

スヒョン:私ははるなです。とてもおとなしくて、かよわくてクールな性格だと思ったのですが、韓国語がうまくなってからはたくさん話すようになって、とても明るくて活発な性格だとわかりました。

ハラム:私もはるなが一番印象と違いました。初めはおとなしくて寡黙なスタイルで、落ち着いていてクールな子だと思ったら、実際にはとても明るくておしゃべりでイタズラ好きな子でした。

つき:最初に私がソウルに来た時、まだハラムお姉さんはいなくて、でも映像を見て知っていたんです。お姫様みたいできれいだなと思っていたのですが、実際に会ってみたらハスキーな声でサバサバした性格でかっこいいお姉さんというイメージに変わりました。

ハラム:つきは映像を見て私を知っていたようですが、私は知らないのに、初対面で会うなり「お姉さん~」って抱きしめられたんですよ。あまりにびっくりして1ヶ月位は警戒していました(笑)。

つき:そうなんだ~、ハハハハハハ(爆笑)。私はそれを知らずに「お姉さん、ご飯たべよう」とか、ひたすら話しかけていました。

ハラム:ちょっと怖かったんです~(笑)。

シユン:スヒョンお姉さんは「A-TEEN」を見ていたので、とてもかわいらしくて活発でワンコみたいなイメージを持っていましたが、普段はしっかりとしていてシックな面もあって、もちろんかわいくもあって、いろんな魅力を持っているから不思議でした。スアお姉さんは初めて会った時に皮のジャケットを着てHIPHOPって感じで、ちょっと怖くて仲良くなれるか心配だったのですが、知ってみると、かよわくて情に厚くて泣き虫なかわいいお姉さんでした。

ムン・スア:シユンが初めて事務所に入ってきたときは、まだ幼くて赤ちゃんみたいでした。自己紹介で「こんにちは、シユンです!!」って明るくて元気でヒヨコみたいでした。


部屋ごとに掛け声も!寮生活エピソードを公開

つき
――寮ではどのように過ごしていますか? 部屋割りは?

ムン・スア:私たちはガール!!

ハラム:ガール!!

つき:ガール!!

ムン・スア&ハラム&つき:ラブミー!!

――(爆笑)突然!! それはなんですか?

ムン・スア:私たちの部屋の掛け声です。私たちの部屋は自由でオープンな雰囲気です。寝たい人は寝て、まわりも自然と電気を消すとか。でも、話したい時は集まって……って感じでフリースタイルなのがガール・ガール・ガール部屋の特徴です。

――他の3人の部屋も掛け声がありますか?

スヒョン:私たちはボーイズ!!

シユン:ボーイズ!!

はるな:ボーイズ!!

――こっちもあるんですね(笑)。

スヒョン:私たちの部屋は各自の時間を大切にするタイプの人が集まっています。話したい時は集まって1日中おしゃべりしたり、一緒に映画を見たりしますが、基本的には1人の時間を楽しむスタイルです。

シユン
――各自のベッドに特徴はありますか? 置いているものは?

スヒョン:(日本語で)シユンちゃんの部屋の雰囲気はふわふわです。カーテンもあります。

シユン:リラックスできる雰囲気で、横になったらすぐに眠れます。ぬいぐるみと一緒に寝ています。

はるな:私は最近スヒョンお姉さんから寝る時に使うクッションをもらったので、一緒に寝ています。あと、ぬいぐるみがたくさんあります。

――スヒョンさんは、どうしてプレゼントしたのですか?

スヒョン:はるなはよく寝がえりをうつので、まるい枕があったらいいんじゃないかと思ったんです。最近、気分転換に掛け布団を変えたので、その時に一緒に買ってプレゼントしました。

ムン・スア:私のベッドは唯一オープンスタイルなので、誰もが来て休める空間です。でも、布団をいつもきれいに整頓しているから、ベッドに座る時は必ず部屋着に着替えてからというルールがあるんです。最初はメンバーがコートを着たままで座ろうとするから注意をしていたのですが、最近はメンバーも習慣になったようで部屋着に着替えてから座るようになりました(笑)。

つき:そう、そう。今は着替えてから「オンニ(お姉さん)~」って行くようになりました(笑)。

ハラム:あっ! スアお姉さんのベッドにはウラ話があるんです。

ムン・スア:え、なんだろう?

ハラム:お姉さんが引っ越してきてすぐにマットレスを買ったのですが、1年位経ってから裏返しに使っていたことがわかったんです。

ムン・スア:それね~(爆笑)。もとからあったマットレスが薄いから、厚いものを買ったのですが、なんかクッションがイマイチだなって思っていたんです。最近、ハラムがベッドの整理を手伝ってくれて、その時「お姉さん、これ裏返しじゃないの?」って(笑)。だからイマイチだったんだなってわかりました。

ハラム:1年間不便に過ごしましたね(笑)。

はるな

取材:安部裕子 / 撮影:SHIM KYUTAI

■リリース情報
1stミニアルバム「the Billage of perception:chapter one」

<収録曲>
1. RING X RING
2. flipp!ng a coin
3. FLOWERLD
4. the eleventh day
5. everybody's got a $ECRET
6. the rumor

■関連サイト
Billlie日本公式Twitter:https://twitter.com/billlie_jp

記者 : Kstyle編集部