ジョンイン、新曲「値段」MVを公開…切ないバラードナンバー

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写真=「値段」ミュージックビデオ
歌手のジョンインが約2年ぶりにカムバックした。

29日午後6時、各音楽配信サイトを通じて新曲「値段」が発売された。彼女が2019年に発売した「Deep Love」以来、約2年ぶりに発売した新曲だ。

同曲は、現実的な歌詞と優れた感性で人気を博しているシンガーソングライターのパク・ウォンが作詞・作曲し、別れの素顔をそのまま表現した。

愛を計算する男性とただ愛に心を尽くす女性の別れを描いたストーリーは、ジョンインの訴えるような声と出会い、耳を魅了する。

「1つをあげて2つをもらってそれを計算したことはありません。私はただ恋をしました。あなただけを愛した一日一日だった」という告白で、計算しない愛をした女性の物語を始める。

そんな“私”から離れるという恋人の告白に「いつもたくさんもらっていると思っていたけれど、私があげた愛に値段をつけたことはないのに、たくさん足りなかったようです」と自責する。

残った愛も整理しようという恋人に「良かったものは残したまま、数えたことのない愛の値段をつけなければならない瞬間、どう計算すればいい」と混乱した気持ちを表わした。

「私はどんな代価をもっと払わなければならないですか。何が足りなくて私から離れるんですか。何をもっとあげれば残ってくれるでしょうか。私たちの愛の値段は一体いくらでしょうか」というサビは、ジョンイン特有の声と調和し、より一層切なくさせる。

「憎い」「梅雨」「上り坂」などのヒット曲で優れた歌唱力、優れた声と感情を見せた彼女は、パク・ウォンと制作した「値段」で切ない別れのバラードを完成させた。

記者 : イ・ミンジ