バーナード・パク、新曲「Bad Influence」で大胆なイメージチェンジに挑戦“JYPパク・ジニョン代表の言葉にハッとした”

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写真=JYPエンターテインメント
ナクジュンから活動名を変更した歌手のバーナード・パクが最近、3rdデジタルシングル「Bad Influence」をリリースしてカムバックした。

今回のデジタルシングルは2020年7月、陸軍現役として軍服務を終えたバーナード・パクが除隊後、初めて披露する音楽であり、2018年10月にリリースした2ndデジタルシングル「Still…」以来、約3年ぶりに発売するアルバムでもある。

カムバックに先立って公開した様々なコンテンツを通じて、マイルドなイメージとはギャップのある、強烈なカリスマ性をアピールして大胆なイメージチェンジを告げた。またタイトル曲「Bad Influence」と収録曲「Easier」の作詞・作曲に参加して才能を発揮する一方、“感性バラード歌手”として披露した前作とは相反する魅力をアピールした。タイトル曲のミュージックビデオでは、深い感情表現に挑戦するなど、音楽とビジュアルをはじめ、多方面で幅を広げた。

このようにすべてにおいて一層成熟した姿でカムバックした彼が、3年ぶりにリリースするニューデジタルシングル「Bad Influence」について紹介した。

――除隊後、初披露する音楽であり、約3年ぶりのカムバックですが感想は?

バーナード・パク:いつもアルバムを発売するたびに「皆さんが喜んでくれるかな」と思いますが、このアルバムの発売を控えて、またそれが気になりました。除隊後、本当に楽しく作業した音楽なので、多くの方々が楽しく聴いてくださればと思います。

――“感性バラード歌手”の魅力が印象的だった前作とは異なり、新曲「Bad Influence」はカリスマ性溢れる魅力が際立っています。音楽的な変化を試みたきっかけと、これを通じて見せたかった姿とは?

バーナード・パク:タイトル曲「Bad Influence」は作曲家さんと一緒に曲を作る時、計画や方向性をあらかじめ決めておいたわけではないです。コーラスのメロディーよりコードを先に完成させました。このように作業したのは初めてだったので「自由だな」と感じました。作られたコードにボーカルを合わせるなど自由に作業したら、前作とは異なる新しいスタイルが完成しました。

――ニューシングルの全曲の作詞・作曲に参加して音楽の幅を広げていますね。各曲の作業過程で一番気を使った点は? またリスナーの皆さんに集中して聴いてほしい部分があったら紹介してください。

バーナード・パク:音楽の作業過程で一番気を使った点は、メロディーです。除隊後、JYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表(J.Y. Park)が僕に作詞について聞いてきました。そして僕に「最高のコーラスのメロディーを探さないといけないよ。ジャンルにとらわれないで。インストについても悩まないで。君がメロディーを探したら、後は自然についてくるから」とアドバイスしてくれました。

当時、パク・ジニョン代表が未来を見通している気がしてハッとしました。映画「スター・ウォーズ」の中のキャラクターであるオビ=ワン・ケノービとルーク・スカイウォーカーのように。リスナーの方々が曲のメロディーに集中して聴いてくれたら嬉しいです。

――タイトル曲のミュージックビデオで、感情表現に挑戦していますね。撮影で大変だったことや記憶に残っているエピソードは? またミュージックビデオの中のご自身を一言で表現すると?

バーナード・パク:スキンシップするシーンが大変でした。とても気まずかったです。もともと僕は人前で愛情を表現しないタイプですが、撮影現場にたくさんのスタッフさんがいて大変でした。ミュージックビデオの中の自分を一言で表現したら……「不自然」です(笑)。

――このアルバムを通じて作詞・作曲をはじめ演技まで、新しい姿を見せてくれました。また挑戦してみたい分野はありますか?

バーナード・パク:以前より韓国語に慣れたので、バラエティ番組に出演してみたいです。また最近、俳優のジャッキー・チェンさんに関するドキュメンタリーを見たのですが、アクションにも興味が湧きました。実際に挑戦したら後悔するかもしれないですが、それでも面白くて貴重な経験になるのではないかと思いました。

――タイトル曲のテーマのように、日常でハマっている、または拒否できない「Bad Influence」はありますか?

バーナード・パク:料理です! 食べるのが大好きです。体に良いメニューを維持することはできますが、もし食欲が爆発してしまったら……ゲームオーバーです(笑)。

――このアルバムを準備する過程で、パク・ジニョン代表とどんな話をしましたか? 新曲へのアドバイスをしてくれましたか?

バーナード・パク:先ほど言及したように、パク・ジニョン代表のアドバイスがなかったら「Bad Influence」を完成することができなかったと思います。作曲家さんと曲の制作を終えて「パク・ジニョン代表が喜んでくれるだろう」と思いました。普段の僕のイメージと正反対の雰囲気だったので懸念もありましたが、聴いた途端にタイトル曲にしようと言ってくれました。おそらく、僕の予想どおりパク・ジニョン代表も気に入ってくれたと思います。

――今年6月から環境保護プロジェクトを展開して、環境保護の先頭に立っていますね。最も記憶に残っているエピソードは? また環境を保護するため日常で着実に、または新たに実践している習慣はありますか?

バーナード・パク:環境にやさしい農法体験をした第1話と第5話が最も記憶に残っています。2つのエピソードとも、農場で楽しく撮影しました。高校生の頃、トマトを育てる課題がありましたが、水をやりすぎて枯れてしまいました。それで当時は「あ、僕は良い農夫にはなれないんだ」と思っていました。しかし、プロジェクトを通じて実際に体験して、たくさん勉強したので、今は楽しみながらできています。

プロジェクトを開始してから、プラスチックの使用を減らそうとしています。最近、ショッピングに行く時、バッグや買い物かごを持って行っています。またペットボトルの使用を自制して、タンブラーを使おうと努めています。

――3年という時間、ご自身を待ってくれたファンに伝えたいメッセージは? またこのアルバムを通じて期待しているファンの反応は?

バーナード・パク:何よりも僕を待ってくださってありがたいと伝えたいです。ファンの皆さんのために早くカムバックしたかったのですが、3年という時間の間、僕もたくさん勉強して多方面で成長したと思います。このアルバムを通じて、僕が感じたことが皆さんに伝わってくれたら嬉しいです。

The thing I wanted to say the most was thank you for being so patient with me. I hate making the fans have to wait so long for new music to come out but I honestly feel like it was for a good reason. I've learned some much the past few years and hopefully you can hear it in my music.

――このアルバムの活動計画と目標は?

バーナード・パク:ビジュアルをはじめ音楽的にも新しいスタイルを見せるだけに、ファンの皆さんを驚かせ、楽しませるのが目標です。僕はファンの皆さんに幸せを届けるため歌を歌います。ファンの皆さんが僕の音楽を聴いて幸せになってくれたら、次回作にも関心を持ってくださると思います。

記者 : カン・ダユン