BTS（防弾少年団）が昨年に続き、アメリカの最高権威の大衆音楽授賞式「グラミー賞」にノミネートされた。

「グラミー賞」は23日（以下、現地時間）、公式ホームページで行われたライブストリーミングを通じて計86部門の「第64回グラミー賞」受賞候補を発表。受賞候補リストは、レコード産業従事者協会であるアメリカ・レコーディング・アカデミーの会員たちが、2020年9月～2021年9月に発表された音楽を対象に選定した。

BTSは「第64回グラミー賞」で、今年6月にリリースした「Butter」で「最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンス」（Best Pop Duo / Group Performance）部門にノミネートされた。昨年の「第63回グラミー賞」で韓国アーティストとしては初めて「Dynamite」で同部門にノミネートされたのに続く、2年連続の快挙だ。また、メンバーたちはこの日、「第64回グラミー賞」の「オルタナティブ・ミュージックアルバム（Alternative Music Album）」部門のプレゼンターとして登場した。

彼らは「第63回グラミー賞」で初めてノミネートされ、単独ステージまで披露し、韓国の大衆音楽史に新たな歴史を築いた。「第62回グラミー賞」ではラッパーのリル・ナズ・X（Lil Nas X）とコラボステージを披露した。

また、今年も「ビルボード・ミュージック・アワード（Billboard Music Awards）」「アメリカン・ミュージック・アワード（American Music Awards）」「グラミー賞」など、アメリカの3大音楽授賞式にノミネートされ、世界的な影響力を証明した。

今月21日に開催された「2021 アメリカン・ミュージック・アワード（2021 American Music Awards、AMAs）」で大賞といえる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー（Artist of the Year）」をはじめ、「フェイバリットポップデュオ／グループ（Favorite Pop Duo or Group）」「フェイバリットポップソング（Favorite Pop Song）」にノミネートされた3部門を席巻。

「2021 ビルボード・ミュージック・アワード（Billboard Music Awards）」でも「トップ・セールス・ソング（TOP SELLING SONG）」「トップ・ソング・セールス・アーティスト（TOP SONG SALES ARTIST）」「トップ・デュオ／グループ（TOP DUO／GROUP）」「トップ・ソーシャル・アーティスト（TOP SOCIAL ARTIST）」など、ノミネートされた4部門全てで受賞した。

2年連続で受賞リストにノミネートされ、再び新しい歴史を築いたBTSが今回は受賞を果たし、「グラミー賞」の壁を破ることができるのか、世界中の音楽ファンの関心が集まっている。「第64回グラミー賞」は来年1月31日、アメリカ・ロサンゼルスで開催され、米TVチャンネルCBSを通じて生中継される。

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