チョン・ジョンソ&ソン・ソック、映画「恋愛の抜けたロマンス」でリアルな演技を披露“相性がとても良くて…”(総合)

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写真=CJ ENM
チョン・ジョンソとソン・ソックが映画「恋愛の抜けたロマンス」で、一度見たらハマるしかないロマンチックコメディを披露する。

17日、ソウル市龍山(ヨンサン)区にあるCGV龍山アイパークモールで、映画「恋愛の抜けたロマンス」のマスコミ試写会及び記者懇談会が行われた。演出を務めたチョン・ガヨン監督とチョン・ジョンソ、ソン・ソックが出席した。

同作は恋愛は嫌いだが、寂しいのはもっと嫌いなジャヨン(チョン・ジョンソ)と、仕事も恋愛も思い通りにいかないウリ(ソン・ソック)が、名前、目的、気持ちを全て隠して始めた2人だけの特別なロマンスを描く。映画「Hit the Night」(2018)で観客を魅了したチョン・ガヨン監督がメガホンを取った。

「恋愛の抜けたロマンス」では、軽かった始まりとは違い、時間が経つにつれ恋人のようでそうでもない微妙な関係を続けていくチョン・ジョンソとソン・ソックの完璧なケミストリー(相手との相性)が描かれ、愉快な笑いと共感を届ける。

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この日、チョン・ガヨン監督は「面白いロマンチックコメディジャンルの映画を作りたかったです。女性主人公が恋愛、人生、性についてもっと自由にストーリーを表現しながらも、面白いロマンチックコメディだったらと思いました」と明かした。

チョン・ジョンソのキャスティングについて、「チョン・ジョンソさんが前作の『バーニング』『ザ・コール』で見せた強烈さ、自然さに引き込まれていくような印象を受けました。それでも拒否感を感じない魔力のある俳優だと思いました。チョン・ジョンソさんに『恋愛の抜けたロマンス』のシナリオを見せ、出演してもらえると聞いてとても嬉しかったです」と話した。

ソン・ソックについては「これまでの作品では、鋭くてセクシーな、茶目っ気たっぷりのいたずらっ子の姿を見せてくれました。しかし、今作では相反したホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)の魅力と可哀想だけど愛らしい姿を彼ならではの演技でうまく表現してくれました」と満足感を示した。

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チョン・ジョンソは本作で初めて恋愛ものに挑戦した。心だけは恋愛から離れた29歳のジャヨンに扮し、これまで見たことのない生活感のある演技と、率直で堂々とした魅力を披露した。

チョン・ジョンソは「ジャヨンを演じるというより、その状況に集中して表現しようとしました。20代後半、30代前半の若者たちの現実的な悩みを今作を通じてより身近に感じました」と作品に夢中になった様子を見せた。

続いて「撮影が進めば進むほど、より自然にキャラクターに入り込んで演技することができました」と付け加えた。

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ソン・ソックは、仕事も恋愛も思い通りにいかないウリ役を演じる。30歳を過ぎたが、まだ仕事も恋愛も下手なウリは、相変わらず愛に幻想と純情を抱いている人物だ。

彼は「僕は40歳(韓国の年齢)なのに、今作でウリは33歳なので、最初は30歳に見えるようにと意識して演じました。しかし、あまり反応がよくなかったです。再撮影までしました」と明かした。

続いて「でも、あの時の僕も、今の僕もあまり変わらないので、だからただ自分のように演じようと思いました。年齢についてはあまり考えていませんでした」と伝えた。

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また、ソン・ソックはチョン・ジョンソとの完璧なケミ(ケミストリー、相手との相性)をアピールし、期待を高めた。彼は「チョン・ジョンソさんに会ってすぐ『僕たちはよく似合う』と思いました。実際に自然に入り込むことができました」とし「相性があまりにも良く、合わせるということはありませんでした。観客の方々も自分のデートを見ているように感じると思います」と語った。

チョン・ジョンソも「ソン・ソックさんとは撮影がない日も会ってたくさん話をしました。実際、撮影中にとても役に立ちました」とし、リアルなロマンスへの自信を示した。

「恋愛の抜けたロマンス」は韓国で今月24日に公開される予定だ。

記者 : キム・ナラ