イ・ユヨン主演、映画「看護中」スペシャル上映が決定!韓国で11月25日に公開

OSEN |

写真=映画予告編
韓国型SFのバイブルとなり、映画館でのスペシャル上映が決まった「看護中」がポスターに続き、予告編も解禁となった。

SFジャンルの新たな挑戦として、海外有数の映画祭からラブコールを受け、拡張版の公開を知らせた「看護中」(監督:ミン・ギュドン)は、10年間植物状態で横になっている患者と疲れ果てた保護者を見守る介護ロボットが、自身がケアする人の中で誰を救うべきか苦悩する物語だ。

本日(16日)公開された予告編は、介護ロボットのカン・ホジュンと修道女サビナの会話から始まる。脳死状態の患者のそばを守るカン・ホジュンは、やせている患者の保護者ヨン・ジョンインを見ながら「命を救いたい」と悩んだ末、「生命一つが死んでこそ生命一つが生きたら、どうすればいいですか?」という質問をすることになる。

まるで人間のように悩み始めたカン・ホジュンは、両手を合わせて祈るなど、次第に人間の思考と行動を真似することになり、危うい2つの生命の中で果たして彼女がどんな選択をすることになるのか、好奇心を刺激する。それだけでなく、他人の感情が読めない普及型ロボットの登場、そして介護ロボットの労働にもかかわらず、消えない保護者の苦痛を扱った繊細な視線は「看護中」が描き出す遠くない未来を自ずと想像させる。

このように介護と安楽死に対する深い悩みで、今までになかった韓国型SFの新世界を描いたミン・ギュドン監督は「僕の妻のすべて」「ハーストーリー」などを通じてジャンルの限界を超え、完成度の高い作品を誕生させた。

ここに介護ロボットと保護者の一人二役を完璧にこなしたイ・ユヨン、イェ・スジョン、ヨム・ヘラン、ユン・ギョンホまで驚くべき熱演を予告し、79分の長編映画で帰ってきた同作が果たして観客にどのような新鮮な衝撃を与えるのか、期待が高まっている。

俳優たちの熱演と繊細な演出力が出会い、完成したウェルメイドSF映画「看護中」は、韓国で今月25日に公開される。

記者 : キム・ボラ